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三週間ぶりに茨城県内の干拓地に滞在しているオオヒシクイの様子を見に出かけました。現地に到着した昼過ぎにはいつも羽を休めている田んぼにその姿はなく、群れが太平洋に移動しているのかと思いました。しかし、東北東方向からガハーンとヒシクイの鳴き声がしたと思ったら2羽が田んぼの方向に向かっている姿を確認しました。13時すぎには、84羽の群れ、それとは別に5羽の群れ、そして最初の2羽が上空を飛翔しはじめました。でも、水田の一角で排水路の整備工事が行われており、その影響でなかなか群れが田んぼに降り立ってくれません。群れが上空を旋回すること小一時間、ようやく水田に降り立ってくれました。オオヒシクイの群れがすべて降りたったのは二時間後の3時すぎとなりました。オオヒシクイが不在の時間帯と旋回中には、隣接する田んぼにタゲリ、チョウゲンボウ、土手をはさんで隣り合う川の水面にハジロカイツブリとカンムリカイツブリの姿をみつけました。このあと、千葉県印西市のハクチョウの里の様子を見に移動しました。しかし、いつも降り立つ水田での給餌が行われておらず、ハクチョウたちの姿はそこから離れた田んぼにありました。(写真)2019年11月30日撮影なお、最初の写真は、本日は飛翔の写真がほとんどでしたので、昨年11月撮影のものをアップしました。
2019.11.30
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昨日までマガン、ヒシクイたちと出会ってきましたが、同行した面々からマガンの個体による嘴基部から額の白色と腹の黒班に関して質問が寄せられましたので整理してみました。(嘴基部から額について)今回は、カリガネを探しましたが発見できずでしたが、マガンを丁寧に見ていくと嘴基部から額までの白い部分の広さには個体によって差があります。カリガネほどではありませんが頭頂近くまで白い成鳥と嘴基部から額にかけて白色部がなく腹の黒班もなく嘴基部に白色羽がない幼鳥を見かけました。(なお、カリガネは嘴は短くピンク色、頭頂から額、嘴基部まで白く、黄色のアイリングがあります)(腹の黒班の個体差について)マガンの腹の黒班に注目してみると、幼鳥の腹には黒班がありません。これに対して成鳥の場合は、黒班の具合に差異があります。今回撮影はかないませんでしたが、腹部が真っ黒な個体、黒班が出始まった個体、複数本の斑がある個体と実に様々です。なお、すでにリポート済みですが、標識を装着していた15歳になるマガンでは黒班は2本で尾羽に近づいた部分が黒色、黒班は太かったです。年齢を重ねると斑の数が増えるとも言えないようです。(写真)すべて2019年11月24日から25日撮影
2019.11.26
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昨日、25日宮城県伊豆沼沿岸で首輪標識「F2Y」をつけたマガンを発見しました。早速、研究機関に報告しましたが、確か今年はじめ頃に新聞に報道された個体ではと当時の新聞記事を見返してみました。すると、2019年1月31日の朝日新聞に掲載されていました。記事には、2018年12月9日に栗原市内で観察されたマガンについてでした。この個体は2004年7月にロシアのシベリア北東部・チュコト半島で首輪をつけられ、放鳥してから14年が経過していると掲載されていました。つまり、25日見かけた個体は、少なくても15歳以上となっているものとわかります。かつて、美唄市の宮島沼で2007年にマガンの黄色のカラーリング5V3という個体が観察され、ロシアのアナディルで1992年標識されたものでしたので、少なくても16歳以上と宮島沼の観察グループの方から報告され、すごいなあと感心した記憶があります。
2019.11.26
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週末から昨日まで台風被災地の支援もあり宮城県大崎市・栗原市・登米市周辺から一関市と巡回してきました。今回は、日曜日からずっと雨が続き、日曜日の朝方だけお日様がさしただけで、あとは雨がふったりやんだりの生憎のお天気となりました。それでも、オフの時間で一関市、中田町、蕪栗沼、伊豆沼周辺を探鳥して歩きました。出会えたのは、オオヒシクイ、マガン、シジュウカラガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カワアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、コサギ、ヘラサギ、ツルシギ、トビ、ノスリといった鳥たちでした。蕪栗沼では、オオヒシクイ、マガンにくわえて、ツルシギ、ヘラサギの姿、帰り際に落雁の光景をみるにの立ち寄った伊豆沼最西部の土手から標識を装着したマガン、水面にはカワアイサ姿も発見しました。(写真)2019年11月24日、25日撮影
2019.11.26
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知人宅の台風影響からの復旧のお手伝いをかねて明朝から月曜日まで宮城県大崎市・栗原市・登米市周辺まで出かけます。昨年12月にでかけた折は蕪栗沼でヘラサギ、オジロワシ、ハイイロチュウヒ、チュウヒ、オオタカ、チョウゲンボウ、マガン、オオヒシクイといった鳥たちとの出会いを堪能できましたが今シーズンはさて。火曜日にでかけた様子をリポートします。(写真)2018年12月14日から15日撮影のもの
2019.11.23
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千葉県市川市中国分にあるじゅんさい池公園は、中心部に池があり、いろいろなカモや水鳥が羽を休める大好きなフィールドです。仕事の途中に短時間立ち寄る時間があったので探索しました。ヒドリガモ、アメリカヒドリ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、カンムリカイツブリ、カイツブリの姿がありました。アメリカヒドリ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、コガモ、カンムリカイツブリの画像をアップしました。(写真)2019年11月20日撮影
2019.11.20
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野田市と流山市にまたがる水田エリア、東武線運河駅から江戸川までつながる運河沿いの遊歩道を探索しました。水田エリアでは、ケリ5羽が北よりの風が吹く中、田んぼの中で羽を休めていました。虹彩の赤、黄色く先端が黒い嘴、とても素敵でした。その後、探索した運河沿いでは、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、コガモ、ヒドリガモといった仲間と出会えました。ただし、台風19号で運河沿いは水位がました影響で、葦原がまだ泥まみれでいつもの年でしたらそろそろホオジロ、ベニマシコの姿を見かけますが、まだ確認できず次回に乞うご期待となりました。(写真)2019年11月17日撮影
2019.11.17
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久しぶりに茨城県神栖市にある神之池を訪ねました。狩猟解禁日の翌日の関係もあり、多数の鴨たちが水面で羽をやすめていました。ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウといった水鳥の姿を観察できました。アップした画像は、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ、ミコアイサ、カンムリカイツブリ、そして、トモエガモとコガモの交雑と思われる個体です。(写真)2018年11月16日撮影
2019.11.16
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先週に引き続き、手賀沼東部の水田地帯からスタートし、田ぼの区画と沼の水面を丁寧に探索しました。午後2時すぎ、東方向からグワワワと鳴き声がしたと思ったら目の前をマガン2羽が通過し、三度上空を旋回しいったんは沼の水面に降り立つ様子をみせていました。しかし、競輪場と見間違うほどのスピードで通過していくスポーツ自転車と歩行者の行き来がとぎれない様子に嫌気を指したのか着水を断念し、柏市方向に渡去。この際、撮影した証拠写真2枚をアップしました。このほか、沼の水面にはコブハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、クイナ、オオバン、クロハラアジサシ、ユリカモメ、トビ、ノスリ、ミサゴ、コチョウゲンボウといった鳥たちと出会うことができました。(写真)2019年11月10日撮影
2019.11.10
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茨城県内の干拓地に11月3日オオヒシクイが5羽渡来したと便りをもらい現地に出かけました。暖かな日中の時間帯、オオヒシクイたちは田んぼの中でリラックスしてうとうとしていました。今シーズンもどうか、無事に越冬してもらえるように祈っています。干拓地を後にして浮島に移動し、シギ・チドリたちの様子を探索してみました。タゲリ7羽、タシギ4羽、コアオアシシギ7羽、タカブシギ2羽、オジロトウネン2羽、ウズラシギ1羽の姿を見つけました。このほか、アオサギの上面の色が暗色で鮮やかさがない冬羽個体、電柱にとまり周囲を凝視していたノスリの姿もありました。(写真)2019年11月9日撮影
2019.11.09
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早くも11月に入りました。東部の水田地帯からスタートし、田ぼの区画と沼の水面を丁寧に探索しました。東部の水田地帯では、コチョウゲンボウ、チョウゲンボウ、ノスリが電柱や電線にとまり獲物を探す姿を見つけました。これから来年春先まで滞在するものと思われ、今後も楽しみです。その後は、印西市と柏市の堺にある水面に移動し、ハジロカイツブリやコブハクチョウの大群などを観察、さらに手賀沼本体の水面を探索し、オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ユリカモメ、オオバンといった仲間と出会えました。アップした写真は、東部の水田地帯で出会ったコチョウゲンボウ、チョウゲンボウ、ノスリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、オカヨシガモ、マガモ、コガモ、カワセミです。コガモはアップしたうち、、エクリプス羽が新羽に換羽中の個体です。なお、コチョウゲンボウは、光線の関係でうまく記録できなかったので今年1月に同地で撮影したものを使用しています。あしからず。(写真)2019年11月3日撮影
2019.11.03
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台風15号、19号、25日の大雨で千葉県内各地で被害が出て気がかりだった佐倉市坂戸の川村美術館を訪ねました。予想していたように、美術館のエントランスの道の脇あるスギは何本も折れ、いつもの美術館内のオシドリと紅葉を楽しめるポイントに至る道が倒木で通行止めとなっていました。それでも、オシドリは47羽、シナガチョウ、コブハクチョウ、カワウ、アオサギが園内で羽を休めていました。なお、園内は復旧の関係で年内いっぱいは一部が通行止めとなっていて、美術館前の広場から観察するしかありません。このほかアップした画像は、帰り道立ち寄っ印旛沼北部調整池の水鳥と猛禽。ガマの穂をついばんでいたヨシガモ、水面を移動していたカンムリカイツブリ、沼の水面の杭で休んでいたトビ、日暮れ前に電柱のてっぺんで田んぼで活動する小動物を狙っていたハヤブサです。(写真)2019年11月2日撮影
2019.11.02
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