月光賛歌

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その２の第２章（愛しき光達へ）

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2018年06月16日

昨日は入院までの経過を書きましたが今日はそれからのお話を・・・

５月２３日に入院してからすぐに検査が始まりました。（最初はCTで造影剤入れての撮影でした）
それと一緒に点滴と輸血もしなきゃならなくて点滴のライン取りをされたんだけど普段刺されない場所に刺されるので痛いのなんのって(/_;)
細い針でもそうなのに輸血用のは太い針で別な場所に刺されたんだけどもう痛くて我慢出来ないので後でベテランの看護師さんに入れてもらう事になりました。
食べられないから２４時間点滴と手術までに貧血改善する為に輸血と管に繋がれて、おまけに脱水状態になったらすぐに判るようにとトイレの度にカップに入れてから備え付けの大きなビニール袋に入れると言う作業・・・なかなか大変でした＾＾；

検査は毎日のようにあり、最初は胃カメラで再び戦々恐々‼
起きてる状態でされたら嫌だなぁ・・と思って居たら横にされてまずは喉の麻酔で苦さを甘さで包んだクソ不味いプリン味を注射器半分ほど飲まされて、続けて残り半分は口に入れて数分経ってから飲み込み・・・その後は意識がありません(笑)
また今回も苦労無しで胃カメラ終わりました( *´艸｀)
その次は大腸のカメラ検査で、これはある意味拷問かも知れない(。-`ω-)
下剤を飲むんだけどその量が半端ない！！
大きな袋を看護師さんが持って来てこれを全部飲んでと！　その量が２リットル(+o+)
本当は９時にスタートするはずだったんだけど大分早めてくれて７時スタートで飲み始めました。
でもね、ジュースだって１リットルも飲まないのに不味くて飲みにくい下剤を２リットルも飲める訳がなく・・・水を飲みながら飲まなきゃならない（そうしないと体に負担が掛かるのだそう）で実際は３リットルほども飲む勘定？
リミットは午後１時でそれまでひたすら飲みましたがとうとう５００ｍｌ残してしまいました。
でも大腸の方は綺麗になったらしいので検査用のお尻が丸出しのズボンを穿いてお尻隠しの為の上着を羽織って車椅子に乗って検査室へGO!
横向きになって台に乗ってお尻にゼリー塗られて・・・あっ！先生！！お尻に指入れないで((+_+))
とか思ってる間に空気が噴き出す先端がお尻にΣ（・□・；）
でも思った程痛くないなぁなんて思ってたら段々に痛くなって思わず「痛い痛い！」と悶えたら即眠らされてしまいました＾＾；
他にもインボディーとかMRIとか、何故か歯科検診とかまでやって手術に備えました。
手術についての説明では本人も居るのに最初からガン告知（昔とは違うんですねぇ…）
しかもステージ４とか言われて『え？　私ってば末期ガンなの？』とビビりまくり(@_@。
そして転移があると思うとまで。。。。
だけど転移したのを全部取ると却って後が危ない（取られて逆に活発化するガンもあるらしいのでみんな取らないらしい）ので残ったのは薬で叩きましょうと言う事でした。

ちなみにステージ１は薬で、ステージ２は手術で無くせて、ステージ３は手術して薬を更に使えば完璧でステージ４は手術してから薬もガッツリ使わないとダメだって言うランクだから末期だとか何とかじゃないらしいです＾＾；

一応手術の日取りも決まり、後は点滴と輸血をして朝晩に胃薬を点滴から差し込んで入れられるだけなんだけど・・・貧血でなのか血管が細くなって点滴もなかなか入って行かないんですよ(；ﾟДﾟ)
そうしてるうちに腕が腫れ上がって物凄く痛くなって来て刺し替えしなければならなくなる；；
それが痛くて痛くて・・・ま、点滴の速度を速められても痛くて我慢出来ないのだけど・・あまりに痛がるので看護師さんが皮膚の麻酔テープ貼ってくれたんだけど、皮膚は痛くなくなっても血管は麻酔なって無いから痛いまま(笑)
兎に角痛がるもんだから色々考慮してもらって、点滴のスケジュールもあったらしいのだけどそれも無しになりました(;´∀｀)
今回の入院で血管痛と言うものを初めて知ったけれど出来ればお知り合いになりたくなかったなぁ・・・

検査の前日には「明日〇時から〇〇の検査がありますので夜９時以降に飲み食いしないでください」とか書いてある紙を枕元にぶら下げられるんだけど２３日から絶食中の私には関係無く・・しかも朝から晩まで食事が出て来る事が無いため何と時間の長い事。。。
旦那様が付いててくれるからまだ良いけど、一人で居たら暇で変な事を考えそう。
あれよあれよと言う間に入院して点滴で縛り付けられて手術まで決まってと泣く暇も無かったから良かったんだけど段々に時間が出来て来ると色々考えてしまって泣けて来て・・・そうしたら旦那様も泣いてしまって・・・改めて申し訳ないなぁと(´；ω；`)ｳｩｩ
もっと早く病院に行ってればとか諸々後悔して、でも今更仕方が無いからもう旦那様を泣かせないようにしようと決意して抗がん剤治療も頑張ろうと！それから旦那様の前では泣くまいと！
どうせ泣くのなんて自己憐憫なだけなんだから((+_+))

もう手術から半月以上経ってしまっているから細かい事を忘れて来ているんだけど、５月３０日に手術するにあたり色んな担当の方々が病室にいらして説明やら挨拶をしてくださいました。
麻酔科の先生まで来てくださったのはビックリでしたがそれが後に繋がって行くのでホント良かったと思いました。
いや、実は手術の前に病室で鼻からカテーテルを入れられて手術室まで行かなきゃならないらしいんですよ。
でも胃カメラだって麻酔で眠らされてる間にやってもらってるくらいだからそんなのは絶対に嫌だと！
そうしたらその日の担当の看護師さんが「私達が言うと先生が何だお前たちやりたくないからそんな事言うのかって言われるから直談判した方が良いですよ」と入れ知恵してくれたので回診の時に先生に「鼻からチューブ起きてる時にされるのは嫌です！寝てる間だったら何をされても良いけれど！」と言ったら主治医の先生は「ダメです！」でも部長先生の方は「良いんじゃない？」主治医「え？ダメでしょう？」部長先生「なら麻酔科の先生に相談してみよう」
結果的には麻酔科の先生からOKもらったらしく看護師さんが報告に来てくれました(笑)
挨拶しておいて良かったぁ(*^▽^*)
他に手術室の看護師さんが手順を説明に来てくれて手術台に上がるまでと上がった後の段取りなどを教えてくれたのは良いけど点滴の針が細いから太いのに替えないと麻酔を入れられないとか怖い事を。。。
手首の血管が太いからここからライン取りましょうって言うけど、そこって痛い所じゃない？？
そう聞いたら「でも一番大事な麻酔を入れなきゃならないし、もし細い針から麻酔入れると凄く痛いですよ？」と脅されてしまった(*_*)
もうこうなったらされるがままで行くしかない・・・と開き直るしかありませんでした＾＾；

手術以降についてはまた後で書きますね。
もうホントぼんやり毎日過ごして居たから（これはいつもの事なんだけど(笑)）色々落としてる部分もあると思うけど一つ言えるのはとことん流されて来てるなぁって事でしょうか。
このままずっと流されて行くんだろうなぁ＾＾；

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