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October 24, 2008
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カテゴリ: 御書講義
日蓮大聖人は、乙御前の母に対して、「 これまでのあなたの信心の深さについては、申し上げるまでもありません 」(御書1220P、通解)と最大に称えられた上で、「 其よりも今一重強盛に御志あるべし 」(同P)と、今まで以上に強盛な信心に励んでいくよう、促されています。

同じお手紙の続く部分でも「 いよいよ強盛の御志あるべし 」「 志をかさぬれば・他人よりも色まさり利生もあるべきなり 」(同1221P)と、一層、信心を奮い起こすよう、呼びかけられています。
        ◇
日蓮大聖人の仏法は、「 本因妙の仏法 」です。
過去の結果にとらわれたり、また、安住したりすることなく、常に未来に目を向けて戦いを開始する。“今”この瞬間の自身の一念と行動で、将来を主体的に変えていく。――「いよいよ」「これから」と挑戦する姿勢が大切です。

日蓮大聖人は、門下に対して何度も「 いよいよ 」と呼びかけられています。

難の渦中にあった四条金吾に対して、「 いよいよ強盛の信力をいたし給へ 」(同1143P)、「 いよいよ道心堅固にして今度・仏になり給へ 」(同1184P)、「 これに・つけても・いよいよ強盛に大信力いだし給へ 」(同1192P)と何度も激励を。

また、夫亡き後、子どもたちに信心を教えながら、純粋な信仰を続けてきた南条時光の母には、「 いよいよ信心をいたさせ給へ 」「 なをなを信心をはげむを・まことの道心者とは申すなり 」(同1505P)と力強い励ましを送っています。
       ◇
大聖人御自身、53歳で身延へ入られた後も、8年間で約300編にのぼる御書を執筆され、門下一人一人を激励。御入滅の直前にも「立正安国論」を講義されるなど、生涯、不惜身命の闘争を続けられました。

月月・日日につより給へ 」(同1190P)――日々前進の信心を貫いてこそ、真の人生の勝利を得ることができるのです。

【「乙御前御消息」学習のために】08・10・1創価新報





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Last updated  May 1, 2019 10:05:22 AM
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