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空はどんよりと曇り、雨が冷たく肌を打つ…
世界が全て焼けてしまったような錯覚に陥る光景が目の前に広がっていた…
右も左も焼け野原、所々に人の形をした白い焼け残りがいくつもある…
少年は歩き出した、靴は無く裸足の足で…
「ここは・・・・みんな・・・どこ?」
しばらく歩いて行き少年はふと足を止めた、目の前には一本の大剣が地面に深々と突き刺さっていた。
その大剣に背を預けて何かを呟く子供がいた・・・・
「・・・・・だよ、・・・・も・・・なんだ・・・」
その子供に近づこうとした時、空が突如暗くなり何も見えなくなった。
地面が崩れ、奈落の底へ落ちて行った・・・・
「 う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・ 」
「・・・さ・・・・・ィさん、・・・・・・バースディさん。」
ロンが目を開けるとそこには少女が一人立っていた。
女性の頭装備にしては珍しく、顔全体を覆う生地に目の模様の入ったブランゴUキャップを装備し
その他各部位には剣士用ブランゴUシリーズに身を固めている
それ以上に目を引くのが、背にしている グレートバグパイプ
希少な鉱石をベースとした狩猟笛で、その音色を聴いた者は一時的に攻撃力、守備力が上昇する
狩猟笛は、ハンターの身長(約170cm)とほぼ同じ大きさの為使いこなすのが困難だが
この少女、背丈はロンより頭2つ小さいのだ
「おはようございます、バースディさん」
「あ、あぁ、おはようハンナ」
ジャンから紹介されたハンターの一人で、狩猟笛を使う珍しいハンターだ。
彼女は人間ではなく、竜人族と呼ばれる人種なのだと言う
竜人族:その多くが人間と関わる事を嫌い、この世界の何処かにあると言われる隠れ里にひっそりと暮らしているらしい謎多き種族である
部屋の入り口を見てから少女に向き直って一言
「俺・・・・部屋開けっ放しで寝てたのか?」
コクリとハンナが頷き、口を開いた(口は見えなかったが…
「殿下がお待ちです、バースディさんを起して酒場まで呼んで来る様にと仰せ仕りました。」
彼女はジャンの事を殿下と呼んでいた・・・・・・・ハンターには変わり者が多いと言われるが、彼女もその類なのだろうとロンは無理矢理自分を納得させた。
「解ったよ、準備するから先に行ってて」
ハンナはまたコクリと頷き部屋を出て行った。
リオレイアと初めて戦ったあの日から見る夢……
その夢の始まりはいつも決まって曇り空で雨が降っていた。
「・・・あの子は・・・・誰だ?」
そう考えながらも手は動かしていた、ジャンが勧めてくれた装備:ランポスシリーズを装着し終えると
倉庫に立てかけている骨刀【竜牙】を手に取った。
そして部屋を出る間際に、村から一緒に連れてきていたプーギーに米虫を与え頭を撫でてやった。
プーギーは嬉しそうに飛び跳ねて部屋を出て行った、何かアイテムを探しに行ったのだろう、可愛いペットである。
マイハウスの出入り口からすぐ横にある酒場へ入ると、3人のハンターがテーブルに座っていた。
「やぁおはよう・・・・・・・今昼だけどね」
ジャンの向かい側には先ほどロンを起しに来たハンナが、隣には弓を背にした女性がいる
「全く!!時間にルーズな男って嫌いなのよね、私!」
「・・・・耳元で怒鳴らないでくれよディラ・・・・」
ディラはジャンといつも一緒にいる女性で、弓を使うガンナーである
甲殻種ダイミョウザザミのガンナー装備に身を固め、パワーハンターボウを背にしている
「ふん、あんたの試験手伝ってあげてるんだから後でちゃんとお礼してよね!!」
刺々しい口調ではあるが、仲間思いの優しい狩人だ。
「まぁ昨日一気に3つもやったら疲れて当然だよ、さて、今日はハンターランク10の最終試験だね」
「あぁ・・・・ダイミョウザザミだよ」
ロンはギルドマスターからもらった試験クエスト一覧を見て言った。
「じゃあさっそく行こうか・・・・・・ ディラがさっきから機嫌が悪いんだよ」
ジャンがロンの耳元で小さく言ったのを聞いて笑ってしまった。
カウンター脇から出発する時、ティナが微笑みながら手を振っていた。
ロンが町へ来て初めて迎えた繁殖期、今日も良い天気になりそうだ
ジャン ディラ 、 ハンナ
ロンがこの街で出会い、初めてパーティを組んだこの3人が
ロンにとって初めて出来た 仲間 であった。
続く
はい、新キャラ登場ですw
設定としてはジャン以外は下位ハンターです
笛メインのキャラいたら面白いかな~と思っていて
以前から考えていた竜人族のハンターと言う形で出してみました^^;
う~む・・・・しかしHR1からHR10は話ぶっ飛び過ぎたかな。。?(--;
書いてしまったものは仕方が無いのでそこら辺は想像で^^;
それでは~( ・д・)ノシシ