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October 20, 2012
カテゴリ： 旅行
３日目の朝は快晴です。 ベルヴェデーレ宮殿
に行きましょう。
夏の離宮のここは、名前の通りベルヴェデーレ（美しい眺め）です。
なんといっても世界最大のクリムト・コレクションが有名だけれど、
初期のクリムトは、別人のような作品も多く、イメージを覆される。
そしてシーレ、ココシュカなど世紀末画家の作品が数多く展示されている。
前庭の池に、鏡のように映る、美しい宮殿と
不思議にリアルなスフィンクス像。
ここから市電に乗ると、中央墓地に着く。音楽の巨匠が数多く眠り、
広大な敷地は緑で埋め尽くされている。
世界中のウィーン音楽ファン巡礼最終地である。
ここは又、戦後間もない暗い世相を反映させた映画「第三の男」の
ロケ地としても印象深い。ラストシーンの並木道、
すれ違う男女のシーンとチターの響きが蘇ってくる。
ここから市内へ戻り、ガラリ変わって今度は世紀末ウィーン建築へ。
マヨルカ・ハウスとメダイヨン・マンションの美しいこと。
皆、立ち止まって見上げているが、道路を挟んで市場があり
黄金のメダルを配したマンションは、今も現役だ。
この建物至近にある、ナッシュマルクト市場。
市場はどこの国も、活気あふれて楽しい。
セセッション（分離派会館）に着く。2012年はクリムト生誕150周年の
メモリアルイヤーにあたるため、階段が設けられ、
クリムトの連作壁画『ベートーベン・フリーズ』が目前で鑑賞できる。
屋上の球形のオブジェは、「黄金のキャベツ」の愛称。
オットー・ワーグナー 建築初期の代表的作品「カールスプラッツ駅」。
黄金の装飾が、日の光に映えます。ウイーンは、こういう建築が
街の中に満載なんですよね。
この日の夜は、 フォルクスオーパー でのオペラ「カルメン」。
歌手は素晴らしかったけれど、席が狭く、後ろが現地男子高校生で
背中に長い脚がどんどんと当たり落ち着かず、疲れていることから
１幕で帰宅。ちょっと勿体なかったかも。
今日の気になる１枚。リング沿いの秋の気配。
夏の離宮のここは、名前の通りベルヴェデーレ（美しい眺め）です。
なんといっても世界最大のクリムト・コレクションが有名だけれど、
初期のクリムトは、別人のような作品も多く、イメージを覆される。
そしてシーレ、ココシュカなど世紀末画家の作品が数多く展示されている。
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|---|---|
| クリムト 「接吻」 | エゴン・シーレ 「死と乙女」 |
前庭の池に、鏡のように映る、美しい宮殿と
不思議にリアルなスフィンクス像。
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|---|---|
| 拡大写真 |
ここから市電に乗ると、中央墓地に着く。音楽の巨匠が数多く眠り、
広大な敷地は緑で埋め尽くされている。
世界中のウィーン音楽ファン巡礼最終地である。
ここは又、戦後間もない暗い世相を反映させた映画「第三の男」の
ロケ地としても印象深い。ラストシーンの並木道、
すれ違う男女のシーンとチターの響きが蘇ってくる。
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|---|---|
| ベートーベンの墓 | シューベルトの墓 |
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| ヨハン・シュトラウスの墓 | モーツァルトの墓 |
ここから市内へ戻り、ガラリ変わって今度は世紀末ウィーン建築へ。
マヨルカ・ハウスとメダイヨン・マンションの美しいこと。
皆、立ち止まって見上げているが、道路を挟んで市場があり
黄金のメダルを配したマンションは、今も現役だ。
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|---|
| 左がマヨルカ・ハウス、右がメダイヨン・マンション（ともにオットー・ワーグナーの作品） |
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|---|---|
| 黄金のメダル | この人は何を叫んでいるのか？ |
この建物至近にある、ナッシュマルクト市場。
市場はどこの国も、活気あふれて楽しい。
セセッション（分離派会館）に着く。2012年はクリムト生誕150周年の
メモリアルイヤーにあたるため、階段が設けられ、
クリムトの連作壁画『ベートーベン・フリーズ』が目前で鑑賞できる。
屋上の球形のオブジェは、「黄金のキャベツ」の愛称。
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|---|
| ベートーベン・フリーズ＜第３場面－歓喜・接吻＞ |
 |
オットー・ワーグナー 建築初期の代表的作品「カールスプラッツ駅」。
黄金の装飾が、日の光に映えます。ウイーンは、こういう建築が
街の中に満載なんですよね。
この日の夜は、 フォルクスオーパー でのオペラ「カルメン」。
歌手は素晴らしかったけれど、席が狭く、後ろが現地男子高校生で
背中に長い脚がどんどんと当たり落ち着かず、疲れていることから
１幕で帰宅。ちょっと勿体なかったかも。
今日の気になる１枚。リング沿いの秋の気配。
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