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高3の卒塾生が自習室を占領して勉強している。大学受験の最後の追い込みをかけるためだ。当然彼は大学受験の予備校にも通っている。それでも、ラストスパートをかけるために選んだ場所は、彼が3年前にも戦ったこの塾の自習室だった。去年卒業した高1の卒塾生も、塾に顔を出しに来た。近況報告など、たわいもない話しかしていないのだけれども、ボソッと「この塾に来たら、なんか頑張ろうって思えるんだよね。不思議だけど。」とつぶやいた。卒塾生が来るたびに思う。高校受験までしか指導していないこの塾に何をしに来るのだろうと。そして、なぜ彼らが卒塾してからも頻繁に塾を訪れるのだろうと。ここからは僕の勝手な推測。多分、卒塾生たちは僕ら講師に会いに来ているのではないと思う。高校受験の時、この塾で一生懸命勉強した思い出に、会いに来ているんだと思う。志望校目指して一生懸命勉強したこと。冬期合宿で死ぬほど勉強させられたこと。僕にめちゃくちゃ怒られたこと。再試が溜まって大変だったこと。もっと早くから頑張っておけばよかったと後悔したこと。自分に悔しくて泣いたことなどなど。この塾に一歩足を踏み入れたら、そんな思い出が走馬灯のように頭の中を駆け巡るのだろう。そして、頑張った頃の思い出に勇気をもらえたり、自分を奮い立たせたりしているんだろう。一生懸命頑張った自分に会える場所、そしてその頃の自分に勇気を貰ったり喝を入れられたりする場所が、卒塾生にとってのうちの塾なんだと思う。自画自賛になってしまうけれど、素敵じゃないか。そういう場所があることって。
Jan 31, 2012
そういえば25日と26日は前期試験だった。なぜ「そういえば」と思ったかというと、中3生たちの誰一人として前期試験が終わった後の腑抜け感がないからです。教室全体が「前期ってナンデスカ??」と言わんばかりの雰囲気で、みんな既に20日後の後期試験に照準を置いて、それぞれの課題にそれぞれのやり方で取り組んでいます。さてさて、受験勉強の方法はそれこそ子どもの数だけある。巷では「正しい受験勉強の方法」なんてものが書いた本が売られているけれども、その通りにやったからって誰でも成績がみるみる上がるってもんじゃない。1つのやり方でも、それで成績が上がる子もいれば、なかなか上がらない子もいるのです。そりゃそうだ。同じ高校受験を受ける子でも、その子の学習環境や学習歴、苦手科目や得意科目、性格が全く違うのだから、全員が1つの方法で絶対に成績が上がるってことなんてあり得ない。うちの塾に通っている生徒でも、「プリントくれくれ魔」がいたり、「同じテキストを何回もやる派」がいたり、「暗記帳男」がいたり、同じ塾でも本当に勉強スタイルはさまざまです。受験勉強で大切なことは、生徒自身が自分にとってベストな勉強スタイルを確立すること。これに尽きます。「このやり方が自分に一番合っていて、これで成績が伸びる」という確信を持たせてやることです。自分のスタイルが確立できている子はやっぱり強いし、受験の後の学力も安定しやすい。高校受験や大学受験、資格などの試験になっても、スタイルが確立されていたら、あとは勉強する内容を変えるだけでいいのだから。受験業界に何年も身を置いてきた中で、一番手っ取り早く生徒を伸ばす方法は、その子に合った学習スタイルを一緒に模索してやることだと気づきました。大手塾に勤めていた時代は、それこそ生徒の人数が多すぎて、なかなか一人一人の学習スタイルを確立することなんてできなかったけれど、独立して今の塾を立ち上げてからは、じっくり生徒一人一人の特徴を見極めて指導ができる。その甲斐あって、今年の受験生もいい感じで伸びてきています。それにしても、今年は「プリントくれくれ魔」が多くて大変。僕の仕事のほとんどが、生徒にリクエストされたプリントを印刷することに費やされてしまっています。まぁ、それでも何枚もプリントをねだりに来るほど、一生懸命やってくれているからいいんだけれど…。
Jan 27, 2012
今日明日は神奈川県公立校の前期選抜の試験日です。うちの塾生も明日に前期選抜を控えているのですが、塾生たちは後記選抜だけを見据えてひたすら得点力を磨いている最中なので、明日の前期選抜のことは眼中にもない様子でした。前期選抜は、学校の成績と面接で合否が決まります。とは言え、学校の成績や部活動等の実績でほぼ合否が決まってしまうのが現状なので、面接はおまけ程度のものです。志望動機や高校生活での抱負などのある程度の準備が必要ですが、所詮「おまけ」なので、そこまで躍起になって対策を練る必要もありません。ちなみに私は何を隠そうアンチ前期選抜です。その理由はこれ。この記事にも書いたように、前期選抜の面接ではほとんどの受験生が同じようなことを言います。皆、模範解答のような志望動機や自分の長所、高校生活での抱負を用意しています。いくら練習したって、皆と同じようなことを同じ口調で言うだけじゃ、全く面接官の印象に残りません。では、少しでも面接で差をつけるためにはどうすれば良いのか。それは、とにかく自分の言葉で「この学校に入りたいんだ!」という熱意を、それはもう暑苦しい程一生懸命伝えることです。面接官も人間です。人間は、綺麗な言葉とか、どこかで聞いたことのあるありふれた耳障りの良い志望動機とかには感動しません。言葉は下手だけれども一生懸命自分の言葉で伝えようとしている姿勢とか、何としてでもこの学校に入りたいんだという強い情熱に触れたときに、人は初めて感動します。どうせ「おまけ」程度の面接ならば、綺麗なありふれた言葉を100並べるよりも、たった1つでもいいから、馬鹿でかい声で自分の本当の気持ちを一生懸命話した方が良いし、逆にその方が面接官の印象に残りやすいと思います。「おまけ」程度の面接で失敗したって大したことない!と開き直って、目の前の面接官に、自分の全部をぶつけてみたらいかがでしょうか。
Jan 25, 2012
先週の授業で受験生にこの話をしたら、今日の演習で早速実践していた生徒がいた。このようにすぐに行動に移す子は間違いなく伸びる。伸びない原因のほとんどは、教わったことを行動に移せないからだ。どんな話かというと、こんな話です。↓↓↓模試や過去問は非常に有効な受験勉強のツールである。しかし、絶対に知っておかなければいけない当たり前の事実がある。それは、「模試や過去問(特に過去問)で出た問題と同じ問題は、2度と入試で出題されない」ということだ。模試や過去問で問題が正解したとする。もしくは不正解だったとする。解説解答を見ればその問題の答えが分かる。しかし、その問題は入試本番でそっくりそのまま出題される確率はほぼ0に等しい。だとすれば、受験生が本当にしなければいけないことは、問題の正解を知って満足することではないはずだ。その問題を正解しようが不正解だろうが、その問題から「何を学ぶか」「どんな知識を整理し、どんな解法を得るか」ということだろう。「本当の意味で力の付く模試直しとは何か」という話をした。入試間近であるこの時期の、中堅層や上位層に最も適している教材は、何と言っても入試模試や過去問だ。しかし、ただ模試や過去問にある問題を順番に解き、間違い直しをしてミスノートに書き留めるだけで終わってしまっては、折角の素晴らしい教材をフル活用出来ない。模試や過去問は、単に問題を解くだけで終わってしまっては勿体なさすぎるほどの良問揃いだ。一通り解いて間違いを訂正した後は、その模試や過去問を教材にしてより深く勉強していくのが、この時期の一番の学習方法だと思う(英・理・社に関して)。模試や過去問を教材にして勉強するとはどういうことか。問題に書いてある一つ一つの語句や、選択肢にある語句や文を一つ一つ拾って知識を整理するのである。非常に説明しづらいので具体例を書こう。例えば社会の模試。(問題)勘合貿易が行われていた時代に応仁の乱がおこっている。応仁の乱以後100年間の説明として正しいのはどれか。(選択肢)1.武家諸法度や参勤交代の制度が定められた。2.諸国の武士が南朝側と北朝側に分かれて戦った。3.各地に戦国大名があらわれ、下剋上の風潮が広まった。4.朝廷を監視するために六波羅探題がおかれた。答えは選択肢の3である。答えが3であることなんて、言ってしまえばどうだっていい。答えは5でも6でも何だっていいのだ。必要なことは、たった1問のこの問題に書かれていること全てを教材にし、学習することだ。勘合貿易という言葉を拾う。そこに下線を引き、勘合貿易について知っていることをありったけ余白に書きなぐる。いつの時代、どこの国と行われていた貿易なのか。勘合とは何か。さらには同じ時代の世界史は何が起こっていたか。全て書きなぐり、知識があやふやなら調べ、覚え直す。応仁の乱と書かれている。またその言葉を拾う。そこに下線を引き、同様のことをする。選択肢に対してもだ。答えは3だが、1や2や4の誤った選択肢も教材にしてしまう。出てくる言葉全てに反応し、下線部を引きまくり自分の持っている知識を羅列する。あやふやなら調べて覚える。こうやってどんどん書き込んでいくと、全て終わった後の模試や過去問は、もはや原形を留めてはいない。そこら中に線が引いてあり、そこら中に自分のメモ書きが飛び交っている状態になる。それで良いのだ。大切なのは、その模試からどれだけのことを学ぶかだ。同じ問題に二度と出会うことなど無い。だったら、模試を解く過程より模試を教材にして学ぶ過程の方が重要となる。模試や過去問を後でもう一度解きたいならコピーを取っておけばよい。模試や過去問は解いただけで満足してはならない。模試や過去問ほど優良な教材はないのだから、問題に書かれている一文字一文字を大切に拾ってやらなければいけない。(過去ブログから再掲。一部加筆。)
Jan 24, 2012
今日は、神奈川県公立高校の前期選抜の倍率発表の日でした。各学校の倍率について、中3生に話をしたのはもちろんなのですが、中2生にも倍率を見ておくように話をしました。中2生が受験する来年度は入試制度がガラッと変わります。今年のように、前期後期があるわけではありませんが、自分の志望している学校がいったいどれくらいの倍率なのかを把握しておくことは意義があると思います。さてさて、中2生にそんな話をしていた時に思ったことについて書いてみたいと思います。僕は、塾の先生という職業柄、生徒たちに受験の話をたくさんします。偏差値の話、高校の選び方の話、受験制度の話など、僕はいわば受験の専門家なわけですから、受験や高校の話をたくさんします。振り返ってみると、僕が中学生の時も、通っていた塾の先生から受験や偏差値についてたくさんのことを教えられました。でも、受験の話は本当に詳しく教えてくれても、誰もその先の話をしてくれなかった。世の中はこんなに広いんだよ。こんなにたくさん職業があるんだよ。仕事の数だけ、楽しみや生きがいがあるんだよ。働くことってこんなに楽しんだよって、誰も教えてくれませんでした。学校の先生からも、「夢から逆算して志望校を選択しなさい」とは教えられたものの、高校や大学の先に待っているその「夢」というのは、どんなに素晴らしい世界なのか、どんなにワクワクする世界なのか、教えてくれた人は一人もいなかった。僕が実際に大人になってみてびっくりしたことは、世の中にはこんなに面白い職業があるのかということです。毎日冴えない顔をして働いている人ばかりではなくて、ワクワクしながら働いている魅力的な大人がたくさんいるということです。こんな世界があるということをもっと教えてもらいたかったって、何度も何度も思いました。中学生と毎日接していると、「やりたいことが分からない」「将来の夢がない」という子が本当に多いことが分かります。やりたいことが分からないというのは、何も悪いことじゃないと思いますが、今の中学生たちは、「やりたいことが分からない」という先に、働くことや実社会への閉塞感を感じてしまっているということが一番の問題だと思います。受験制度を教えるより前に、世界ってこんなに広くて、こんなにたくさんのわくわくする仕事があって、その仕事によってこんなにたくさんの人の役に立てて、大人になるって本当に楽しいってことを、子どもたちに教えてやらないと、本当の意味での「進路選択」に繋がらない。今後、その部分に一石を投じていきたいなと考えています。
Jan 21, 2012
小学生の頃はたいして勉強していなかったのに、中学生や高校生になってから驚くほど伸びていく子がいます。逆に、小学生の頃から塾通いをして勉強していたのに、中学生や高校生になってから伸び悩む子もいます。今日は、中学以降で伸びていくために必要な、小学生の頃に習得しておきたい力について書こうと思います。小学生の頃に身に付けておきたい力は2つ。ひとつは言うまでもなく「基礎学力」。中学受験を志す生徒は別として、小学生のうちに飛び抜けて高い学力が必要だとは思いませんが、基礎的な学力は絶対的に必要です。小学生に身に付けたことが、学力の一番の土台になります。難問奇問は解ける必要はありませんが、しっかり土台を築き上げておくことが大切です。もう一つは、「没頭力」です。没頭力なんて聞いたことないと思われるかもしれませんが、私が勝手にそう呼んでいます。没頭力とは、読んで字の如く、物事に没頭できる力です。何かに取り組み始めたら、脇目もふらずに時間を忘れるくらい集中して取り組む力です。没頭する対象は、勉強ではなくて良いと思います。スポーツや、機械いじり、何かの研究など、自分の興味関心のあるモノに対して没頭できるかどうか。子どもの興味関心の対象は、年齢を増すにつれて移り変わります。小学生の頃に何かに没頭してきた子は、いざ自分の目標ややりたいことを見つけた時、それに向かって没頭するノウハウを知っています。没頭力が、夢を手にする機動力になるのだと思います。基礎学力と没頭力を身に付けておくこと。それが、中学以降で伸びる必須の力です。
Jan 20, 2012
中3全員と定期面談をしました。生徒とじっくり話していると、いろんな考え方といろんな進路の選択の仕方があります。ひとつでもレベルの高い学校を受験することに意義を感じている生徒、昔から憧れていた高校を受験することに意義を感じている生徒、無理してレベルの高い高校にチャレンジするよりも、自分のレベルに合った高校で上位にいたいと考えている生徒などなど。同じ15年間という年月を生きてきた高校受験生であっても、その考え方や価値観は実に多種多様です。僕は、中学生が進路を選択する際に、「こうでなければいけない」という価値観は今は持っていません。「今は」と言ったのは、一昔前までは一つでもレベルの高いところに入学した方が良いという価値観を持っていたからです。でも最近はこう思います。15歳が一生懸命いろんなことを考えた上で、それぞれが自分の意志で出した結論に一番意義があると。進路を選択する際に、両親の負担を考える子もいれば、小さい弟や妹のことを考える子もいます。また、自分の夢や将来のことを考える子もいれば、高校の環境を考える子もいます。どんな学校に進学するかということももちろん大切ですが、それ以上に、自分の置かれた環境や自分の将来を15歳なりに一生懸命考えた上で、その時に出来るベストの決断をすることの方が、高校受験の意義があるように思います。今年も受験生たちが一生懸命自分の進路を模索し、ようやく決断しました。僕にできることは、それぞれの生徒の夢が叶うように、全力で応援するだけです。
Jan 19, 2012
中3生の生徒が泣いた。英語ができない自分に不甲斐なさを感じたのだろう。「英語が出来なくて…」と、普段は強気な男子生徒が、授業後にしくしくと泣いていた。いよいよ受験シーズンに突入した。今日明日は前期試験の願書提出の日。神奈川の後期入試までも残り29日となり、受験生たちの焦りも日に日に強くなってくるのが分かる。普段より精神的にも不安定になっている。不安な気持ちで押しつぶされそうになりながらも、受験生たちは自分と戦っている。僕は、この涙こそ大切なのだと思う。悔し涙というのは、どんな人間でも流せる涙ではない。一生懸命頑張っている人間だからこそ流せる涙だ。悔し涙は、懸命にもがいている証なのだと思う。そういう意味で、うれし涙よりも悔し涙の方が美しいと、僕は思う。だから、生徒が悔し涙を流しているとき、僕も泣きそうになる(というより泣いてしまう)。受験にはドラマがある。どんな子にも、一人一人に、それはもう泥臭くて感動的で心温まるヒューマンドラマがある。今年も、それを1つ見たような気がした。
Jan 18, 2012
今日1月17日で、阪神淡路大震災発生から17年が経ちます。17年前の今日、私はちょうど中学2年生でした。奈良県出身なのですが、奈良でも震度5(当時は今のように5弱・5強と別れていませんでした)程度の大きな揺れだったのように記憶しています。東日本大震災では津波で大きな被害が出ましたが、阪神淡路大震災の時は火災で大きな被害が出ました。神戸の街が一面焼け野原になりました。その様子をテレビで見ていて、まるで戦争の後のようだと思ったことが今でも記憶に残っています。焼け野原になった神戸の街以上に、今でも強烈に脳裏に焼き付いている光景があります。テレビで見た、避難所の体育館の中で、毛布を被りながら懐中電灯の灯りだけを頼りに必死に勉強していた受験生の姿です。どんな状況に置かれても、前に向かって進んでいこうとする受験生の姿にとても心を強く打たれました。勉強できる環境にいるということは、実は凄く幸せなことなんです。そんな自分の恵まれた状況に、まず感謝をしなさい。どんな状況でも、ヤル気ひとつあれば、人は前に進んでいくことができるということを知りなさい。そう、塾生に話をした日でした。
Jan 17, 2012
入試まであと34日。ここからでも伸びていく受験生はたくさんいる。ここからでもというよりも、ラスト1カ月のここから、嘘みたいに伸びていくケースを何度も見てきた。去年も一昨年も3年前も、ラスト1カ月で何十点も伸ばしてきた生徒を何人も知っている。ラスト1カ月で怒涛の成長をする受験生に共通しているものがある。それは、「勢い」だ。最後に伸びていく受験生は、最後に物凄い勢いがある。眼がギラギラとし、生活の動作も機敏になり、勉強しているときはもちろん、普通の会話をしているときにも、勢いのオーラを感じる。この時期になると、塾生には必ず「自分に勢いをつけなさい」と言っている。自分を極限まで意識的に追い込んでやることで、勢いはついてくる。いつまでものんびりしている人には、どう考えても勢いは感じられない。もうこれ以上集中できないというところまで、集中して勉強する。さあ、これで勉強を終わろうと思ったところから、あと30分伸ばして勉強する。今日はこれくらい覚えたら大丈夫だと思ったところから、あと10個頑張って覚える。これくらいのページをこなしたから今日はいいかなと思ったところから、あと1ページ多くやる。こうやって、意識的に自分に勢いをつけていく。その勢いが上昇気流となり、自分のコンディションも成績も一気に上昇していくのだ。勢いをつけよう。少々無理してでも、上昇気流を起こそう!(再掲)
Jan 13, 2012
うちの塾の中3生は、11月から週5日のペースで塾に来ています。週5日の通塾のうち、授業がある日は週3日で、残りの2日は自習日に充てています。週2日の自習日にやる内容ですが、2週に1度のペースで、塾長である僕と生徒一人ひとりと面談し、これまでの進捗状況と模試の成績の推移を一緒に確認しながら、「できていること」と「課題」の棚卸を行い、次の2週間の計画を立てます。計画を立てるとき、「社会をやれ」というように漠然とした計画を立てたとしても、絶対に生徒は動きません。ヤル気がないから動かないのではなく、あまりにも漠然としていて動きようがないからです。「社会をやれ」と漠然と指示を出すのではなく、「君は社会では、歴史で大きく点を落としている。歴史で点数を落としている原因は何だと思う?」と生徒に質問します。そうすると、「歴史の年号がまだあやふやで、いつも年号が絡む問題で点数を落としています。」という答えが生徒から返ってくる。「じゃあ、次の2週間は、歴史の年号を徹底的に覚えよう。そのためにはこのテキストを使えばいいよね。」と、課題を細部まで明確にし、具体的に指示を出します。生徒は、課題が明確になり、具体的な解決法が分かれば、ちゃんとヤル気を出して動きます。これは何も生徒だけに限ったことではないと思います。我々大人でも、漠然とした計画よりも、具体的であればあるほど次の行動に繋がりますよね。受験勉強もこれと同じです。課題を明確にし、その課題に対して短期間のスパンで具体的な行動計画を立てる。そして、定期的に行動と成果を振り返り、また次の行動計画を具体的に立てる。多くの受験生と指導者が見落としがちなことですが、受験勉強において最も大切なことだと思います。
Jan 12, 2012
12月に実施した中1と中2の志望校判定模試が返ってきました。今回の中1生の団体偏差値、なんと英数国3科目で66!中2生も負けていません。中2生の団体偏差値、5教科で61!近隣高校の最高峰である小田原高校の偏差値が64程度ですから、理論上、中1生の塾生平均は小田原高校レベルを超えているということになります。うちの塾、自分でいうのもなんですが、だんだんと凄まじい団体になってきつつあります。中1生と中2生が強い秘訣は、塾生のほとんどが、小学生の頃からうちの塾に通っているメンバーだからだと思います。小学生の頃から、基礎をしっかり鍛え、正しい勉強の仕方を身に付け、勉強は中途半端ではなく一生懸命やるものだと教えられてきたメンバーが、偏差値70以上や60台後半をバンバン叩き出しているのです。高いレベルの中で、ライバル達と切磋琢磨できる環境にある塾生たち。非常に恵まれた環境で勉強していると思います。
Jan 11, 2012
2011年初ブログ投稿です。皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。さて、今日が初ブログですが、もちろん今日から仕事始めというわけではありません。1月4日・5日まで冬期講習、6日は合宿準備に追われ、7日~9日まで冬期直前合宿のために受験生と山籠もりをしていました。それはもう目が回るほどの忙しさで、ブログを書いている時間がなかったということです。毎年、慧真館では年始の3連休に2泊3日で直前合宿を行うのが恒例となっています。この合宿期間は、寝食以外は全て勉強に費やし、2泊3日でトータル勉強時間は30時間を悠に超えます。場合によっては、寝食の食の時間も惜しんで勉強する子もいます。文字通り、起きている時間は全て受験勉強に充てるのが、この勉強合宿です。勉強合宿で学んでほしいことは、各教科の内容はもちろんなんですが、本気になれば、3日間でこれだけの時間・これだけの量を勉強できるという実感です。また、自分はこれだけ大変な合宿をやり切ったという達成感です。勉強合宿最終日、30時間以上の勉強を終えた受験生たちは疲労の色を見せながらも、達成感に満ちたとても良い表情をしていました。そして一日も休むことなく、今日からまた通常授業の再開です。昨日の疲れがまだ残ってるはずなのに、「疲れた」の一言も言わず、皆黙々と自分の勉強に取り組んでいました。受験生たちは、受験を通していろいろな経験をし、努力することを覚え、耐え忍ぶことを学び、学力的にも精神的にも成長していくのだと思います。
Jan 10, 2012
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