気まぐれ屋。

気まぐれ屋。

2019.08.08
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カテゴリ: ヒトコトモノ

【土産】

“その土地にちなむ” 品物(進物)。
・知人や縁者の家宅など訪問先を訪問する際に、
“感謝を込めて持参する進物”。 手土産(てみやげ)
                                 ※Wikipediaより拝借※

昨日のサプライズニュースのアツアツムードも
冷めやらぬまま、“立秋”を迎えたらしい。
暑さはまだこれからが本番!とでも言いたげに、
朝っぱらから気温は30度近くまで上昇する日々。
それでも、何日も前にフライングのヒグラシが
アンニュイに鳴いてるのを聞いた。
夏は終わってほしくないのに、ヒグラシの鳴く
夕暮れ時がたまらなく好き❤
どんなに環境破壊は進もうとも、温暖化が加速
しようとも。生き物は“その時”を逃さない。
自分が一番輝ける時間や時季を、健気に守って
生きようとする。

九州生まれの私には、関東にどんだけ長く住もうが
ダンナの家の墓が都内にあろうが、『お盆』と
言ったら『旧盆』そう、八月の方である。
関東に住んでて不思議に思うのは、七月のお盆の
期間より八月の今の方が、“お盆っぽい”雰囲気が
するってこと。

もちろん、都内の墓参りに七月に行けば、お参りの
人達がいつもより多く、“らしい”雰囲気はするが。
それでも、今くらいのお盆な空気は流れてない。
私の片寄った感じ方のせいかもしれないが、
“お盆”はなんとなく、『夏の終わってく感じ』と
セットという感覚が、子供の頃から染みついている。

我が家は先月お参りに行ったので、今月は行かない。
だけど一応、お飾りや供え物は用意するつもり。
ふたりとも地方出身で、八月のお盆の方に馴染みがあるし、
なんか今の時季に毎年、ご先祖様が“帰って来る”気が
するから。深い意味はないが、なんとなく。
うちのマンションの感じも、七月より八月の方が
親族の訪問や帰省で留守になる家が多い気がする。
だから、そういう雰囲気もひっくるめて、これから
お盆を迎える感じがしてる。

そう言えば編集者時代って、『お盆休み』が七月と
八月に分かれてたなぁ。で、本人の希望を事前に伝えて、
個々の都合で休みを取ることになってたのを書いてて
思い出した。まぁ、フェスだなんだとこの時季は
音楽業界も稼ぎ時なので、ほぼ休めないで各地を走り
回って日焼けしてるのは決定なんだが。
一度くらいは帰省・・・できたのかなぁ。かなり
時間が経ちすぎて、全く思い出せないけど。

帰省・・・。もう3年? 4年??できてない。
だいぶ前にブログでも書いたので今更吐かないけど、
少しの“見解の相違”ってヤツで実弟に“絶縁”宣言(苦笑)
食らい、実家に寄りつけないので♪
でも帰省するとなれば、毎回必ず“お土産”は欠かせない。
親族も知り合い(主に顔の広い母の繋がり)も高齢化して、
どんどん人数が減ってる。けれど、私が帰って来るのを
思った以上に楽しみにしてくれているので、それに母が
色々とお世話になってるので、こちらもせめてお土産で
御礼の気持ちを表わしたい。

そんな想いもあり、いつもお土産選びには気合を入れた。
もともとプレゼントするのが好きなのだ。自分が貰うより、
相手のことを色々考えながら選んで贈る方が、大好き。
で、相手が包みを開けて「わぁ♪」って喜ぶ顔が好き。
そして、相手のその時の気分にピッタリの贈り物が
できて、満足感に浸れた時がたまらなく好き。
“自己満足”のためだけの愉しみかもしれないが、
とにかく、誰に何を言われようとも、贈り物を選んでる
時間は、邪魔されたくない。

けど、東京に住んでる時、お土産を選ぶのに
苦労した。『東京土産』って何と聞かれて、
直ぐに答えられる人がどれだけいるだろう?
私も20代から東京には10数年住んでいて、都内の
名店のお土産を貰ったりあげたりを繰り返したきたが、
そんなに“東京”っぽいと思った物がない。

”舟和のようかん”や“浅草満願堂の芋きん”、“人形焼”
とかその程度の知識しか。
“東京ばな奈”? あれは大人気のようだけど、
私にはちょっと違う風に見える。味は確かに美味しい
けど、お土産の成り立ちが違うというか歴史が浅い
というか・・・
非難を承知で言えば、“東京”とバナナと何が関係
あるのか?ってのが引っ掛かって。

これは所謂『手土産』であって、『お土産』じゃ
ないよな?っていうモヤモヤ感。それがどうしても
拭えないので、買ったことないかな。さっきも
大人気の新作“東京土産“ってTVで出たのが、
チーズバーガーの形した洋菓子だった(呆)。
だったら美味しいチーズバーガー買うわ~。
東京とチーズまたはチーズバーガーに、
何の関係が??? そういう細かいこと
ねちねち言うヤツは買うな!って?
はい、絶対に買いません!!

私の“お土産“と言ったら、今でも一番に思い出すのは
“黒いほわほわの肌触りの化粧箱”に入った、俵型の
『ざびえる』。だいぶ昔、ユースケ・サンタマリアも
イチオシしてた故郷の銘菓。これを知るか知らないかで、
地元民を識別できるくらいのローカルなお菓子。
あー、食べたくなってきた。すっごく美味しいとか
じゃないけど、ひと口食べるとあまりの“懐かしさ”で
胸がきゅんとする。お土産ってそういうものだと、
勝手だけどそう思う。

★  ★  ★  ★  ★

今日のひとこと。「浴衣を最後に着たのはいつ?」






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最終更新日  2019.08.08 11:50:54
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