日常

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2019.10.18
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「スーサイド・ライブ」





個人的に感じた事をまとめてみました。

個人的評価は5点満点中4点です(*´ω`)

感想
あらすじ
映画のキャスト 概要 まとめ













欲しいのは視聴率じゃないっ!!

お金もうけじゃないっ
おふざけ無し 

リアルな死を観客に突き付ける。

自殺者の死は無駄にしないっ!!

テーマは 「衝撃とリアル」

死から生の重要性を見せたいっ。

そう言っていた彼の言葉はどこへやら・・・・














感想



人の自殺に意味をもたせる
そんな
理由から始まった自殺番組。



出演希望者はみな金銭的な問題から番組に出て
自分の現在の立場を語り
だから
自分は死ぬ、そしてそれを見せて
視聴者から
寄付金(同情金)を集め残された家族の為に使う。



最初の一連の流れはこうだったのが
段々同情・共感ではなく
自殺のやり方、死に方に目がいくようになり
より派手な
自殺のパフォーマンスほど
寄付金と視聴率が上がっていく始末。




他人の死に
視聴率は跳ね上がり、多額の金が動く
それと共に
主人公 アダムの考えが自分でも気づかないうちに
他人の死から生の重要性を説くはずが



観客に自殺を見せて喜ばせ
人気番組維持と高視聴率に変わってくる。



自殺する彼らに敬意を払い 「出演者」
言っていた彼がいつの間にか 
アダムの口から  「出場者」 となり
「競わせる」 と言い出す始末。



あの、お見合い番組で
2人も死なせ罪の意識にさいなまれた
事件を忘れてしまったかのように
視聴率に取りつかれていく様は
アダムの心境の変化を分かりやすく
見せている。




序盤の気高き使命感はどこへやらと
人の命より金の方が重いを見せつけんばかりの
自殺番組へと変貌を遂げ
アダムの暴走は止められず・・・


人間の命は金より軽い?


果たしてそうかと疑問を
投げかけるのは番組制作パートナー
シルヴィアが変わりかけるアダムの
番組制作の意図を今一度確かめる台詞・・・・


「手段( 自殺の仕方 )より
 ( 自殺する )理由が 重要なのよね・・・・」


この意味深なセリフが
映画のラストにつながる演出でその意味を理解できます。







そして、
この映画で本当に見せたかったのは
暴走したアダムではなく
メイソンのストーリーではないだろうか



必死に
頑張っって頑張って頑張るがどうにもならない現実に
家族の為、
番組に出る覚悟をするメイソン。



さて、彼はあれほどこの番組を軽蔑していたのに
家族の為に
自らを死へと追いやることを良しとするのか・・・・


その辺も見どころの一つでしょう。

藁にもすがってたどり着いたのが
あれほど
嫌っていた自殺の番組に出演するとは
なんとも
皮肉な展開ですが・・・





他人の死に
鈍感になってしまったアダムを引き戻すのなんなのか?

この映画の終着点はどこなのか?



いろいろ気になる所が多い映画でしたが
ラストに見せた
メイソン、アダムの
対照的な家族愛が感慨深く面白い映画でした。




サラ・ウェイン・キャリーズが
映画で初めて見たのが何故か新鮮でした。



















あらすじ









お見合い番組生放送中
選ばれなかった花嫁ジェシカが花婿に向かい発砲。

花婿は銃で撃たれ死亡・・

司会者 アダム・ロジャーは選ばた花嫁ブランディを身を挺して庇った。

結果、
銃をもった選ばれなかった花嫁ジェシカは銃をくわえ自殺した。


この全てが
生放送で全国に放送され
衝撃的だったこの事件は瞬く間に
世間に知れ
司会者・アダムの
勇気ある行動と度胸を称えた。


この1件で
朝のモーニングニュースで全国放送のインタビューを受けたアダム。


このインタビューでアダムは事件について
罪の意識にさいなまれ
2人の人間がなぜ死んだのか。

自分が
司会を務めたお見合い番組の事実を裏側を暴露し
思いのたけをぶちまけた。

そして、
「テレビ業界は クソ だと」


しかし、
彼の怒りとは裏腹に
人の死は高視聴率を叩きだす結果をみせた。


この1件で
テレビ局WBCのプロディーサー は
自殺の放送は法律に触れないと知り
高視聴率をたたき出す
自殺の生放送番組を企画する。




司会に
アダムを選ぶが例の事件で2人も死なせて悩む彼は渋る・・・・

しかし、
ある決意と考えが浮かび
司会の仕事をうける事にした。


番組は
高視聴率をたたき出し第1回目の放送を無事終えたが・・・・・



ショッキングな映像は
世間からの猛烈なバッシングと抗議の電話。



アダムのたった一人の家族 愛する妹 カリーナからも
凄まじい怒りを買う結果となった。




それとは裏腹に
世間では
この番組を指示する視聴者もたくさんいたのだった。




テーマは「衝撃とリアル」
番組で見せたいものは 「死」じゃない 
自殺者の死を無駄にしない価値ある死を見せると意気込むアダム。

番組は大きくなり 多額の金が動き
自殺者のおかげで救われる人がいる事実が
彼に自信を持たせるのだった。

番組制作パートナーであるシルヴィアは
親が自殺して
子供の未来が救われる・・・・

でも
それが通ってしまう現実に困惑と不振を抱くが
アダムが
掲げた番組のテーマと使命感を原動力に
彼と共に番組を続けるのだが・・・


視聴率に捕らわれたアダムは
自身が掲げた
自殺者の死から世間に見せたいもの伝えたいものが
徐々に
ズレはじめ 彼の タガを外し始め
遂には
一線を越えてしまうのだった・・・・


そして、アダムの
その行為をシルヴィアは知ってしまう・・・・・

















この映画について




2017年 公開
制作 アメリカ

メイン 出演者

アダム・ロジャー役 ・・・ ジョシュ・デュアメル
出演作品
「トランスフォーマー」シリーズ
ほか

シルヴィア役・・・・ケイトリン・フィッツジェラルド
出演作品
「ブラック・ビューティー」
ほか


メイサン役・・・・・   ジャンカルロ・エスポジート
出演作品
「メイズランナー」シリーズ
ほか

カリーナ役 ・・・・・  サラ・ウェイン・キャリーズ
出演作品
テレビドラマ
「プリズンブレイク」シリーズ
「ウォーキングデッド」シリーズ
ほか

(テレビ局WBCのプロディーサー)イラナ役・・・・  ファムケ・ヤンセン
出演作品
「ザ・グリード」
「X-MEN」シリーズ
「96時間」シリーズ
「ウルヴァリン: SAMURAI」
ほか


映画はU-NEXTで見ました。

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Last updated  2024.03.17 21:03:52
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