こんな報道がありました。
***
中国中央気象台によると、19日から始まり、20日晩に収束した砂嵐の発生源は新疆ウイグル自治区や内モンゴル自治区。20日、砂嵐が更に東方向に推移、東沿岸部の上海と南部の湖北省、四川省の一部まで入り、20日午後2時までに北方の大部分の地区と南方の一部地区、合わせて16省2・7億人に影響が及んだ。
砂嵐は日本と台湾まで及んだ。日本列島の広範囲で21日、大規模な黄砂が観測された。京都新聞によると、京都市でも2キロほどしか先が見通せない近年にない濃さで黄砂が舞い、街全体を黄色く覆った。
***
黄砂は春の風物だと、呑気に言ってはいられないのでは??
黄砂の発生地点は、もちろん中国内陸部の砂漠地帯です。
その砂漠地帯では、核実験がされていて近年こんな報道がありました。
***
中国の核実験は1996年までに爆発回数で46回。爆発威力や放射線量、気象データや人口密度などをもとに被害を推定した。
爆発では、楼蘭遺跡の近くで実施された3回のメガトン級の核爆発で高エネルギーのガンマ線やベータ線、アルファ線などを放射する「核の砂」が大量に発生した。
上空に舞い、風下に流れた「核の砂」は東京都の136倍に相当する広範囲に降り、 その影響で周辺に居住するウイグル人らの急性死亡は19万人にのぼる。甚大な健康被害を伴う急性症は129万人のうち、死産や奇形などの胎児への影響が3万5000人以上、白血病が3700人以上、甲状腺がんは1万3000人以上に達するという。
***
核廃棄物を爆発させて汚染攻撃する、ダーティ・ボムというのがありますが、自然現象を使った砂爆弾が日本上空に浮遊しているのかもしれません。
ただ、日本に被害が出る前に、黄砂被害の激しい北京などは、どんなことになるのでしょう?
自業自得というには、あまりにも無知であり、愚かです。
昔々、地上核実験をやっていた時代に、『放射能の雨』が降る可能性があるからと新聞で報道されていた時代がありました。
次は、大気汚染(公害)の亜硫酸ガスが雨に溶けて、硫酸の雨が降る危険性が言われ、その次は、光化学スモッグでサイレンが鳴り、さらにはオゾンホールの出現・・・・花粉飛散情報、そして今度は黄砂ですかね。
黄砂が日本に落下するまでに、中国の大気汚染地域を浮遊してくるから、黄砂の粒に汚染物質の付着していることがすでに問題視されています。
なんか・・・
中国に、日本の生活環境が人質されているような雰囲気すら感じます。
「中国人は気にしていないけど、日本人が嫌なら、公害対策費や対策技術を無償で北京政府に提供するなら、公害対策を考えてやらないこともないゾ」
と言いそうな。。。。
中国は中国共産党のためにある国家ですから、そんなことを想像してしまいます。
PR
Comments
Freepage List
Calendar