ピアノの森という漫画を読んでいる。
場末の歓楽街に生まれた主人公がある人物との出会いをきっかけにピアニストになるべく
道を歩んで行くという内容だがストーリーが良くできている。
主人公のカイがピアノで最も権威のある「ショパンコンクール」に参加するのだが
審査員による採点の舞台裏が非常にスリリングでありながらエゴ丸出しの人間模様が
絶妙に描かれている。
作者は当然審査の内情をみたことはないであろうし取材をもとにして描いている
のだろうが
「おそらく実際にこんな理不尽なやり取りが行われているんだろうな」
と思わせてくれる。
人が全ての人を公平に採点するというのには限界がある。
いくら基準を細分化しようと感情、審査員の立場、会場の雰囲気によって配点は
明らかに変わると思っている。
これは採点式のスポーツも同様だ。
フィギアスケート、体操などが主な競技だと思うが先日行われた体操の世界選手権で
信じられないような出来事がおこった。
団体戦で日本がリードをもったまま二位中国の最後の競技者が演技を行った。
結果は(日本からすると)考えられないような高得点を得た中国が逆転で金メダルを獲得した。
残念ながらピアノも採点式のスポーツも上手い者、強い者が勝つわけではない。
ピアノの森の場面と明らかにダブって見えた。
ちばあきおのキャプテン 2014.06.10 コメント(2)