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にほんブログ村 岡崎市の名鉄 藤川駅。この駅の周辺は、東海道五十三次の藤川宿の遺構が点在します。寺院や神社も多く点在するので、藤川駅周辺を散策しました。ただ散策には、ひとつ課題がありました。多くの文化財は旧東海道沿いにありますが、一畑山薬師寺だけが山の上にあります。一畑山薬師寺はテレビCMもよく流れている寺院。藤川駅にはタクシー乗り場もなく、仕方なく山歩きを決行しました。まずは関山神社に行きます。その境内から関山神社奥の院を経由して、一畑山薬師寺に向かいます。こちらがその参道(登山道)です。石に足を取られやすい、かなり急勾配の参道。この岩場は波蝕巨礫群という地層によるものと説明書きがありました。この様な道を、駅から2km、標高差200m……。どうにか到着した一畑山薬師寺には、広い駐車場がありました。その駐車場の片隅に、蛇ヶ谷龍神の小さな祠があります。蛇ヶ谷龍神はこの地に一畑山薬師寺を開けとお告げした蛇神様を祀っているそうです。祠の説明板の下に見慣れたものがあります。一目でわかる、高見観音です。高見観音では最も小さいクラスです。前後の接合面は不明瞭です。小型の像は一体で製作しているのかもしれません。後から見ると、鳥の糞の汚れが痛々しい。それにしても置かれ方が適当です。固定されていない様子で、周囲の石で補強しています。祀る場所に困り、誰かが置いたものでしょうか。岡崎市の南東部では、高見観音の発見例はありませんでした。珍しい地域での発見例として、高見彰七作品リストに登録です。リンク集2 (No.34) ・所在地: 岡崎市藤川町王子ヶ入 蛇ヶ谷龍神 ・製作年月: 不明 ・作家銘: なし ・特徴: 高さ45cm, 胸部幅 12cm, 胸部厚 9cm, 裾幅 15cm【 置時計 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2025.02.16
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絶滅危惧種、タテガミオオカミ。肩まで74cmの、イヌ科最高の背の高さ。その背になびく、黒いたてがみ。大きな耳で音を聞き取り、するどい嗅覚で獲物をかぎ分ける。草むらに阻まれない、長い足。その黒い足先は闇に溶け込み、動きも見せず獲物に忍び寄る。ブラジルに住むタテガミオオカミに、天敵はいない。毛皮も薄く、狩猟の対象にはならない。しかしタテガミオオカミは、わずか2,000頭前後しかいない絶滅危惧種。その答えは、人のある。タテガミオオカミは、甘い食物を好む。そのため、サトウキビ畑を荒らし、人に殺される。しかし彼ら彼女らは、地上最速の足を持つ。その速さは、チータの時速112kmにも匹敵するという。いかに車を使っても、容易に捕まえようがない。それなのに、走り出したタテガミオオカミは、すぐに立ち止まる。天敵のいない彼ら彼女らは、逃げる必要を知らない。すぐに立ち止まり、人を不思議そうに見る。その習性を知る人は、馬で追い、立ち止まったところを投げ縄で捕らえる。地上最速の足は、逃げるためには生かされない。ただ獲物を追い続けるためだけの、最速の足。あまりに怖れを、知らなすぎて。生かされない、卓越した天賦の才能。その才能の浪費のつけは、動物でも、そして人でも返ってきます。取り返しのつかない、残酷なわざわいとなって。【Wikipedia】 「タテガミオオカミ」
2009.02.12
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にほんブログ村 18世紀、フランス革命前夜の激動の時代。その時代のフランスを彼女は生きました。彼女の名は、マドモワゼル・リア・ド・ボーモン。彼女は外交官であり、フランスの女スパイでもありました。当時、フランスとロシアは敵対関係にありました。フランスはロシアとの関係改善を望みますが難攻。そこでロシアの女帝エリザヴェータを個人的に味方に付けることでした。【マドモワゼル・リア・ド・ボーモン】(画像出典: Wikipedia)美しさで知られたエリザヴェータは、フランス貴族の社交界に強い憧れを持っていました。そこでロシアに、スパイとしてボーモンが送り込まれました。ボーモンの一流の貴族夫人の身のこなしに、たちまちエリザヴェータは魅了されました。彼女はエリザヴェータのフランス語教師にまで任命されました。そしてボーモンはエリザヴェータをとりこにし、両国の友好関係を回復しました。実際、ボーモンの貴婦人としての素養は卓越していました。マリーアントワネットも彼女を気に入り、ドレスをプレゼントしたほどです。そればかりか彼女は武芸にも長け、フェンシングも一流でした。【右: マドモワゼル・リア・ド・ボーモン】(画像出典: Wikipedia)しかし、彼女には大きな秘密がありました。マドモワゼル・リア・ド・ボーモンは偽名でした。本名は、デオン・ド・ボーモン。実は男性だったのです。ボーモンは「ベルサイユのばら」のオスカルのモデルです。(オスカルは男装の女性)【 フランス リモージュ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.02.22
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今、話題の「画像検索」。ひとつ試したくなりました。検索の対象には、何が良いでしょう?ちょうど楽天スーパーセールが始まるところ。検索の犠牲者は「楽天スーパーヒーローズ」に決定!次々と、楽天ヒーローズで画像検索。楽天という神様を恐れない、まさに悪魔の所業です。「Google検索」で「画像検索」に切り替え、中央にヒーローズの画像をドラッグするだけ。類似画像が表示されます。しかし、検索結果の類似画像は、ヒーローズと似ていないものばかり。さすが楽天ヒーローズ、模倣ではありません。楽天さん、うたがってすみませんでした。ところで、楽天パンダさんでの、画像検索はお勧めです。類似画像には、無数の楽天パンダさんが表示されます。見ていてとても楽しい画像ばかり。私は下記の様な、パロディ画像も好みです。 画像をしばらく見ていると、楽天パンダさんも疲れた様子。こんな画像に出会いました。画像検索は、やはり楽しくありたいものです。
2015.09.02
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正月早々、風邪で寝込んでいましたが、復活です。ゴロゴロ寝込んでいると、西部劇で風で転がるタンブル・ウィードを思い出しました。タンブル・ウィードは、いつも風に吹かれて転がっているわけではありません。秋に実が熟すると、種をばらまくために茎が折れて転がるのです。”西部劇の草”のイメージですが、アメリカにとってタンブル・ウィードは外来種。本来はアフリカとユーラシアに生育し、アメリカには1877年に持ち込まれました。タンブル・ウィードがアメリカに広まったのは、早くても西部開拓時代の終わりでしょう。(※画像出典:http://karapaia.com/archives/52117483.html)タンブル・ウィードが多数転がり、交通の障害になることもあるようです。下記の動画では、自動車がタンブル・ウィードを押しのけながら進んでいます。どこの国でも、動植物の外来種は困りものですね。
2018.01.13
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にほんブログ村 高見彰七作品か、悩ましいコンクリート像があります。場所は愛知県みよし市の三好稲荷。高見彰七の代表作、大狐がある稲荷社です。この三好稲荷の裏手に奥の院があります。奥の院は鳥居の回廊の奥です。奥の院です。この奥の院の手前に、阿吽一対のお狐様がおられます。悩んでいるのはこのお狐様。たしかにコンクリート像で、高見彰七作品由来の場所。次回は別の作品を御紹介します。その後、このお狐様を検証します。【 いなりあげ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.04.29
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にほんブログ村 たしか昔の漫画「銀河鉄道999」に、「鉄喰い虫」が登場したと思います。SF漫画のこの作品では、鉄を食べるバクテリアが銀河鉄道車両を食べます。荒唐無稽にも思われる話ですが、今や現実となりつつあります。野いちごさんからもコメントがありましたが、金属資源の精錬に「バイオ・マイニング」という手法が検討されています。バイオ・マイニングは、鉱石中の金属を食べる微生物を使って金属を取り出す方法。例えば、世界の銅の80%は黄銅鉱に含まれます。しかし黄銅鉱は銅の含有率が低いものが多く、銅の抽出も難しい。そこで銅を食べる「魔法の虫」を使って、銅を取り出そうというのです。すでにバイオ・マイニングの開発は進行中。月での資源採掘にも、バイオ・マイニングは必要な技術。金属を食べる魔法の虫。漫画では列車を食べる害虫でしたが、これからの私たちには益虫です。むしろ、微生物からさえも金属を奪う、その貪欲な人類こそが、最悪の「鉄喰い虫」なのです。【新日鉱ホールディングス】バイオ・マイニング【過去の関連日記】そのサイボーグの能力は 鉄の鱗 ―スケーリーフット― < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2008.11.09
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現状から逃げ出したいと、思ったことはありませんか。しかし、ただ逃げ出しても、状況が改善されるとは限りません。雨上がりの暑い日、アスファルト上で干からびたミミズを見たことはあるでしょう。なぜミミズは、焼けたアスファルトの上に出てきてしまうのでしょう。(画像元: https://www.irasutoya.com/)ミミズが土から出てきてしまう理由。それは雨が降ると、土の中の居心地が悪くなるから。ミミズは、体全体で皮膚呼吸しています。雨が降ると土の中の酸素が不足して、ミミズは苦しく土から出てきます。暑い日も、ミミズには厳しい日。ミミズは体温調整ができません。土が熱くなるとミミズは厳しくなり、やはり土から出てきてしまいます。苦しくて、ただ無暗に逃げようとしたミミズ。しかしその結果、より過酷なアスファルト上で焼け死ぬことになります。逃げ出したいこともあるでしょう。しかし逃げ出す前に、よく考えてください。逃げ出した先にも、別の地獄があるかもしれないのですから。・・・・・・・・・・※ 地獄つながりの陶器をご紹介。【 萬古焼 陶器マグカップ付 麦焼酎 閻魔 / 陶器製 ねこデビル&天使 】 にほんブログ村
2020.11.19
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にほんブログ村 今回ご紹介する新発見の高見彰七作品は、重要な意味を持っています。民家の敷地内にありますので、詳細は省かせて頂きます。撮影許可などを頂いての画像掲載となります。まずはご覧ください。一見して高見観音とわかります。ただ服装の表現などが、多くの高見観音とは異なります。微笑みは少なめで、お顔も下膨れのふくよかなお顔ではありませんが、高見観音で見かける表現です。実はこの観音像、高見彰七作品であって、高見彰七作品ではありません。今までこの作風の観音像も含めて、私は高見彰七作品としてきました。しかしこれは、「高見正美」氏の作品です。高見正美氏は、彰七氏の御子息に当たります。高見彰七氏と正美氏の親子は、時に協同で作品の製作に携わった様です。今回ご紹介の観音像は、高見正美氏単独での作品例です。思えば高見観音を私が4分類に整理した時、第2分類の観音像の作風は一定ではなく、その理由に悩んでいました。もちろん製作活動での試行錯誤と捉えることはできますが、彰七氏と正美氏の両者の手が加わっていたということであれば、より納得ができます。【第2分類】 「高見彰七作品 第2分類」いずれにしても「高見彰七としていた人物はふたりいた」というのは、私にとっては衝撃の新事実でした。まずは従来通り、高見彰七作品リンク集2「観世音菩薩像」にNo.29として登録します。リンク集2 (No.29) ・所在地: 豊田市 民家 ・製作年月: 不明 ・作家銘: なし, 高見正美作品 ・特徴: 高さ120cm, 胸部幅25cm, 胸部厚さ15cm今後、リンク集を活用して、明らかに高見正美氏の作品と判明した作品があれば、その旨を表記したいと思います。次回はさらに新発見の作品の紹介をしつつ、また別の重要な情報をお伝えしたいと思います。【 福寿柿 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2024.11.15
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イヌに似た、オオカミの鳴き声。しかしオオカミは、「ワンワン」と連続しては鳴かないと言います。野生のオオカミは、「ワォ」と鳴き、次に鳴くまで間を取るそうです。オオカミが鳴くのは、多くは敵の接近をしらせる警告のため。連続して鳴けば、敵にまで自分たちの存在を教えてしまいます。イヌが連続して「ワンワン」と鳴くのは、ヒトの聴覚が劣るため。ヒトにも分かるように、連続して鳴きます。事実、オオカミを飼育すると、イヌの様に連続して鳴くようになります。我が身の危険を招く連続鳴きですが、ヒトへの伝達を優先します。イヌも、オオカミも、ヒトに配慮して鳴くのです。ワンワンと鳴く、人への思いやり。やさしいこころを、イヌは持っています。【YouTube】 ※ 動物園で飼育されているオオカミは、やはり「ワンワン」鳴くようです。 人から給餌されるからでしょうか。 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2012.08.18
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にほんブログ村 高見彰七について、幾つもの新情報が得られました。その中には、すべての前提をくつがえす、驚愕の新情報もあります。私自身、大混乱で、なにからお伝えすべきか迷います。情報を整理しつつ、まずは新発見の高見彰七作品からご紹介したいと思います。新発見の作品にも、皆さん驚かれることでしょう。そして新情報は、謎を解くことにもなりますが、さらなる混乱を生むことにもなります。次回以降の記事にご期待ください。【 ショコラクリスタル 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2024.11.09
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にほんブログ村 新情報です。「リンク集No.2‐8」の観音像の解説が水資源機構のH.P.にありました。●【水資源機構】 「愛知池の観音像」そのH.P.には下記が記されています。「東郷調整池の観音像」 形 体: コンクリート製立像 作 者: 豊田市宮口町在住の彫刻家(詳細不明) 施工者:鹿島建設(株) 所有者:水資源機構 管理者:恵日山清峯院観音寺住職作者不明となっていますが、作家は高見彰七で確定です。また施工者や管理者もわかりました。さらに製作年を水資源機構愛知用水総合管理所に問い合わせました。丁寧に御対応頂き、下記が判明しました。 ・愛知池の整備時に、池の小島に祠があった ・小島は展望台の目前にある、鳥の巣になっている小島 ・祠を展望台に移し、観音像を建てた ・観音像は昭和35年の建立であるこの情報から、年表を見直しました。この愛知池の観音像が、最も古い観音像となりました。また一歩前進しました。【 九谷焼 豆皿 33種コレクション 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.26
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にほんブログ村 今回も民家敷地内の観音像を、撮影許可を頂いて紹介します。背景などはAI処理、トリミングしていますので、違和感がある箇所もあるかと思います。やや経年を感じさせる風化が進んでいます。お顔もややわかり難くなっています。高見彰七作品リンク集2「観世音菩薩像」にNo.30として登録します。リンク集2 (No.30) ・所在地: 豊田市 民家 ・製作年月: 不明 ・作家銘: なし ・特徴: 高さ105cm, 胸部幅30cm, 胸部厚さ20cmこの観音像には像の前面/背面の境界に、縦に明瞭なヒビ割れがあります。高見観音の製法は、1)前面,背面を別々に半割りの像として作り、2)その後、前面,背面を接合して一体化して立像としたということが、ご親族の情報から確認できました。観音像の観察から推定していた「半割り接合製法説」は正しかったことがわかりました。半割りであれば接合面を下にして、像を造形できます。一方で、接合面が弱く、ヒビ割れなどの劣化が進み易くなります。モルタルを使いコンクリート像を作ることは、一見、容易なようで、実際は難しいことがよくわかります。【 元祖 くず餅 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2024.11.18
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にほんブログ村 地獄絵を見ながら考える。なぜ、女性のみが落ちる「血の池地獄」があるのかと。(画像出典: 兵庫県立歴史博物館蔵「熊野観心十界図」より )地獄の思想は、日本にも古くからありました。しかし血の池地獄は室町時代頃に追加された比較的新しい地獄です。血は仏教では「穢れ(けがれ)」でした。女性は、出産や生理で、地や水を血で穢します。その罪により、血の池地獄には、女性のみが落ちます。女性差別とも思われる思想ですが、仏教の想いはそうではないでしょう。次回、その点も踏まえて、血の池地獄について考察します。【 地獄絵、欲しい 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.09.03
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にほんブログ村 2025年中に解明したい高見彰七作品の謎、その5まで挙げます。【解明したい謎 (4)】〇作風の異なる作品が、高見彰七作品か確認したい。リスト登録済みの作品でも、やや疑問のある作品もあります。幾つかを検証したいと思います。如何に数例を挙げます。「豊田市 霊岩寺の地蔵菩薩像」 大型の綺麗な地蔵菩薩像です。 花瓶の作風は、浅野祥雲の作品に似ています。「豊田市 京町区民会館の観音菩薩像」 御顔が他の高見彰七作品とは異なります。 しかし、衣装などには高見彰七作品の特徴があります。「分類3 妙楽寺の観音像」 妙楽寺にあることから、高見彰七作品確定と思います。 これはなぜこれほど作風が異なるのか、知りたいと思います。いずれの真贋も、ご親族にお話を聴くしかなさそうです。解明できるでしょうか。【 桃木 観音菩薩 キーホルダー 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2025.01.27
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にほんブログ村 阿弥陀院の観音像が、高見彰七作品とする理由を紹介します。1)観音像の姿勢が体をくねらせた「流れ形」 これは皆さんも同意かと思います。 衣装の造形にも高見観音の特徴があります。2)像の前後に接合部がある 像の前後を別に作成して接合する高見彰七の製造法の特徴。 比較的綺麗ですが、接合面に沿ってヒビ割れもあります。3)手を体と一体化させている これも高見観音の特徴。 腕の破損を防ぐためでしょう。4)寸法比が高見観音の中型サイズ 中型の高見観音像は、 高さ:胸幅:胸厚=120~160:30~50:20~30。5)顔に明るい褐色の着色が残っている 高見観音で使われる着色が残っています6)顔のモルタルはきめ細かく、体のモルタルは粗い お顔は滑らかに仕上げられている7)お顔がご親族に似ている お顔に見覚えがあると思っていましたが、 前回の記事掲載後に気づきました。 ゆるいなどと書いてしまい、すみませんでした。ところで、阿弥陀院のお堂内は綺麗で、御住職もおられるようです。ただ、御堂の外装は修繕が必要にみえます。維持管理は大変とは思いますが、お寺も観音像も永く守っていかれますようお願いしたいと思います。【 孫が描いた似顔絵のハンカチ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2025.02.04
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にほんブログ村 豐田市の身掛山 観音院。前鬼・後鬼を従えた役小角の他にも、非常に多くの石仏があります。その一部をご紹介しましょう。新しいけど、大きな馬頭観音様。頭部には、馬と牛の双方が刻まれた、やや珍しい石仏です。観音院の入り口付近の観音様。不動明王様。外に置かれた役小角様。烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)。案内板の表記では「沙」が抜けています。六地蔵。童観音(わらべかんのん)とのこと。むしろ、童地蔵か、童道祖神(双体仏)と呼びたくなりますが。塀沿いにあるのは、千体仏でしょうか。小さな石仏は観音像です。ほんの一部をご紹介しました。ご紹介は新しい石仏ばかりになりましたが、古い石仏も多くあります。古い石仏は各地から引き取って保存されたのでしょうか。ありがたいことです。【 おやすみライト 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2025.02.09
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猫に関することわざで、あまり使わないことわざを見ましょう。「猫が肥えれば、かつおぶしが痩せる」 物事は両立しないということ。「猫の魚辞退」 長く続かないこと。「猫を追うより皿を引け」 物事の原因から直せということ。「猫の前の鼠の昼寝」 危険が迫っているのに気づかないこと。「たくらだ猫の隣歩き」 よその家のことばかりをして、自分の家で何もしないこと。「猫の歯に蚤」 猫が歯でノミを捕ろうとしても、なかなか捕まらないこと。 ほとんど成功しないこと。「猫またぎ」 猫がまたいで通るほど、まずい魚。「猫に紙袋」 猫の頭に紙袋をかぶせると、後ずさりすること。 尻込みすること。「猫も茶を飲む」 分不相応で、なまいきなこと。使わないことわざ、まだまだあります。最近は紙袋好きの猫も多くいますし、かつおぶしが減るのは仕方がないですね。お茶を飲んだだけで、なまいきと言われる猫もかわいそう。隣歩きをする猫も減り、猫も屋内ですごすようになりました。でも、残念ながら、猫は自宅の屋内にいても、とくに仕事はしないようです。
2013.09.06
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サングラスに似た眼が特徴の、縄文時代の遮光器土偶。遮光器土偶は、東北の様々な遺跡で発掘されています。そして、この土偶が生まれる前後の、土偶の変遷も分かっています。初め、土偶の眼は、粘土で作った紐を円く貼って作られました。初期の土偶の眼は、円い輪でした。その後、土偶の眼は横に長い、長円に変わります。そこで眼の作り方に、変化が起こります。長円の粘土を貼って、横に線を引いて眼にする様になりました。眼が、眼らしく変わります。その後、眼は丸く大きくなり、横に線が引かれました。そうして生まれたのが、遮光器土偶です。遮光器土偶誕生後も、土偶の眼の変化は止まりません。再び眼は横に長い、楕円に戻っていきます。その後、また粘土の紐で眼を作る様になりました。眼の作り方が、簡素な元の土偶に戻ったのです。眼が元に戻った後、土偶は姿を消しました。デザインが単純化される時、それは衰退と消失の前触れです。デザインの複雑化、そして多様性。地球規模でも、生物の多様性は、繁栄の証です。人類の誕生後、急速に生物の多様性が失われています。猛烈な勢いで、生物が絶滅し、人類のみが数を増しています。多様性の喪失は、絶滅の前兆。それは既に縄文時代に、人類が知っていたことなのです。
2016.04.24
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奈良では土蜘蛛(つちぐも)を祀った塚を見る機会もありました。土蜘蛛は妖怪ですが、塚があるのはなぜでしょうか。土蜘蛛の塚があるのは、土蜘蛛が実在したから。土蜘蛛も鬼も、当時の政権に従わない人達の呼び名でした。弾圧され、抹殺されたから、祟りを恐れて塚が築かれました。土蜘蛛は、しばしば浮世絵では愛らしく描かれます。妖怪といえども悪くはない。むしろ権力に対抗する力として、人々の好感を得ていたのでしょう。「新形三十六怪撰 源頼光土蜘蛛ヲ切ル図」(月岡芳年)(太田記念美術館HPより)次の選挙、何が起きることでしょう。選挙の時期になると、土蜘蛛や鬼のことを考えてしまいます。
2017.10.14
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10月14日は、名古屋市緑区の鳴海祭に行きました。鳴海祭は町を表方,裏方に二分して、日を変えて2回お祭りが開かれます。14日は、成海神社を中心とした「 鳴海祭(裏方)山車まつり」です。まずは鳴海祭(裏方)の山車の特徴から。鳴海祭の山車は4輌。そのうち1輌を除いては、山車の最上層にからくり人形がありません。そのために基本的にはからくり奉納はなく、神楽の演奏が中心になります。横から見るとよくわかりますが、車輪(コロ)が車体(台輪)の内側にあります。車輪が外側にある名古屋型ではなく、知立型の山車の特徴を持っています。ただし車輪が大きく、車体が車輪の上の乗ったような構造です。もちろん名古屋型にある車輪の囲い(輪掛)もありません。この山車でのお祭りは、神事色が強い情緒あるものでした。その様子は、次回の日記で。
2018.10.14
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イベントが多い三重県の鳥羽水族館。「アシカショー」,「セイウチふれあいタイム」,「ペンギン散歩」などの多彩なイベントが続きます。どれも魅力的ですが、見逃したくないのは「ラッコのお食事タイム」でしょう。残念ながら今年の11月1日にラッコの「ロイズ」は急死してしまいました。でもそのアナを埋める様に、元気な「メイ」が頑張っています。飼育さんが出てくると、メイは狂喜して泳ぎ回ります。陸のパイロンを抱えて泳ぐ様からは、如何に食事を楽しみにしていたかわかります。飼育員さんが開けた扉は、メイが自ら閉めに行きます。飼育員さんとハイタッチしたり、それはもう大騒ぎです。メイは実に多芸なラッコ。早く食事をと床を石で叩き、高い所のイカをハイジャンプでキャッチ。観客側の水槽を叩いて、食べ物をくれないよと抗議。驚くのは、メイのボケ突っ込み。飼育員さんが食べ物ではなく石を渡すと、メイは喜んで泳ぎます。石をおなかの上で叩いてボケてから、「食べれないだろ」と飼育員さんに返しに行きます。もちろん床を石で叩いて抗議して。それでも一番人気なのは、このポーズでしょう。頭を両手で抑えて静止し、ゆっくりと客席側全体を見る様に回転します。両手を合わせて「おねがい」のポーズも人気です。多彩な芸と、十分なかわいさアピール。ラッコのメイはまちがいなく、プロの芸人です。・・・・・・・YouTubeにメイの動画がありました。メイの芸は、この動画がより進歩しています。またお食事タイムは30分あり、この動画は一部です。それでもかわいさは伝わりますので、ぜひご覧ください。
2018.11.13
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この色鮮やかな幹をした木を御存じでしょうか。(画像出典: ウィキペディア)名前は レインボーユーカリ。北半球に自生する、唯一のユーカリです。鮮やかな色の幹は、樹皮が剥がれ落ちることでできます。剥がれ落ちる性質の樹皮の下からは、初めは明るい緑の幹が顔を出します。その緑の幹は、時間が経つと色を変えます。青、紫、橙、えび茶色、徐々に色が変わります。樹皮は、様々な時間のずれで剥がれ落ちます。その結果、幹は緑、橙など、鮮やかな多色で彩られます。この木は日本でも、園芸種として購入できます。しかし、御注意を。巨木に成長しないと、この木の虹色は現れません。どなたか、巨木のレインボーユーカリを育ててみませんか?虹色の木を夢見て。****「楽天商品 にゃんこはこちらの方が好き」
2019.04.26
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愛知県の五色園は、心霊スポットとしても知られています。それだけに、ちょっと怖さがある場所でもあります。特にそれは、先に紹介した「箱根権現御饗応」像からさらに奥に進むとわかります。樹木の間を暗い谷に降り、また登ります。道の除草もあまり良くなく、この道でよいか不安になります。丘を登り、明るい場所に出ると、突然に塔が現れます。そして、振り返り進むと拝殿らしき建物。相当に痛んだ様子。撮影時、何が水平が分からなくなりました。拝殿の脇を進むと六角堂があります。この六角堂の内部にも、浅野祥雲のコンクリート像があります。しかし普段は見ることができません。この場所にしばらくいると、不安になってきます。ただ、それは心霊スポットの”なにかいる”不安ではありません。”だれもいない”という”遭難しそう”な不安です。地図でほとんど人が来ない道を、白く示しました。この場所であれば、すぐに”遭難感覚”を体験できます。この他にも、地図にない道や像が多くあります。注意なのは、六角堂の場所。地図では黄色丸で示されていますが、実は橙の場所にあります。メインの通りを外れれば、遭難の恐怖が待つ五色園。霊感の強い方は、ヒト以外の”なにか”にも出会えるかもしれません。来場者を飽きさせない五色園。みなさんも、いかがでしょうか?【日記1】 「魅力的なコンクリート像 ― 五色園 ―」【日記2】 「夏は厄介です ― 五色園2 ―」【日記3】 「踏みつけては駄目です ― 五色園3 ―」【日記4】 「迷う道で救いの手が ― 五色園4 ―」【楽天商品: 遭難防止】
2020.01.13
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超小型車、バブルカーの代表といえば「イセッタ」。特にイタリアからのライセンス生産で作られた、BMW製イセッタが有名です。写真はお台場MEGA WEBで撮影。一見、3輪車にも見えますが、写真のBMW イセッタ300は4輪車。後輪の左右のタイヤ間の距離(トレッド)が短いので、後輪が隠れて見えます。実際、英国向けには3輪車も製造されました。この車体の形、どこから乗り込むかおわかりでしょうか。驚いたことに、乗り降りのドアは前面にあります。(画像出典: ウィキペディア)ドアを開けると、ハンドルまでドアに付いて動きます。イセッタのシートは定員2名が並んで座るベンチシート。ふたりが密着して乗れることから、イセッタは「恋人たちの部屋」と呼ばれました。車輌内部は、エアコンのない密閉空間。窓ガラスも横にスライドして開くのみ。かわいいけれど、夏には乗りたくない車ですね。下の動画では、英国向けの貴重な”3輪”イセッタ (前2輪 後1輪)が登場します。【BMW イセッタ300 スペック】 全長×全幅×全高:2280×1380×1300mm ホイールベース: 1500mm 前輪トレッド: 前1200mm,後520mm 車重: 360kgf 乗車定員: 2名【エンジン】 種類: 強制空冷4ストローク単気筒OHV 排気量: 298cc 最高出力: 13ps / 5200rpm レイアウト:ミッドシップ【バブルカー】 「バブルカーはかわいい (メッサーシュミット)」【オレンジもかわいい】
2020.05.28
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聚楽園の大仏様。この大仏様を近くで見たのは、初めてのことでした。いつもは遠くから、工場などの向こうにひょっこりと飛び出た、大仏様の頭だけを見ていました。愛知県東海市にある、この阿弥陀如来の坐像。聚楽園の大仏様は鎌倉、奈良の大仏より大きく、高さは18.79mもあります。この大仏様は1927年に、昭和天皇の御成婚記念として開眼されました。大仏様の建立者は、実業家の山田才吉氏。山田氏は守口漬の考案者で、愛知県下で初めて缶詰製造販売を手掛けた人物でもあります。山田氏が創業した喜多福総本家は、今も続く守口漬の製造販売店。大仏様の作者は、後藤鍬五郎氏。後藤鍬五郎氏は、愛知県内幾つものコンクリート製の作品を残しています。仏像などをコンクリート製とすることには、賛否両論あります。コンクリートは意外に劣化しやすく、補修しなければ崩れてしまいます。しかし、この大仏様は、コンクリート製故に今日まで姿を留めました。事実、大仏様の傍にあった山田才吉像は金属製故に戦時中に金属供出されて、今は残っていません。価値が低いと見下されがちな、コンクリート像。しかし戦争という人災を前にした時、その評価が身を救うこともあります。【自国第一主義は戦争の始まり】
2020.07.18
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かつて愛知県犬山市の桃太郎神社には、鬼の骨がありました。しかし宝物殿の火災により、鬼の骨は失われました。火災の原因は放火とみられています。今では鬼の骨は、桃太郎神社の拝殿に飾られた写真でしか見ることができません。これが鬼の骨です。桃太郎が生まれた”桃”も焼失しました。鬼のミイラも焼失しました。これらの真贋を論じるつもりは毛頭ありません。ただ焼失したことを残念に思います。なぜなら、これらも日本の文化を伝える文化財だったのですから。桃太郎神社の鬼も泣いています。浅野祥雲作のこの鬼の目からは、涙(水)が流れています。鬼の骨、河童のミイラ、各地に不思議な物が残されています。これらは”興行”のために生まれたのかもしれません。ただ、見る人に夢を与えるものだから、放火という罪は許し難く感じます。【充電式 光る首輪】
2020.09.06
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熱田神宮にあるこの築地塀は、「信長塀」と呼ばれます。桶狭間の戦いの前に熱田神宮に必勝を祈念した織田信長。願い通り今川義元を討ち取った御礼として、この信長塀を熱田神宮に奉納しました。信長塀は、土と石灰を油で練り固めて瓦を積み、桟瓦を葺いた築地塀です。信長と言えば、”きゅうり”の逸話を思い出します。それは戦国時代の武将はきゅうりを食べなかったという話。その理由は、きゅうりの切り口にあったと言われます。きゅうりの切り口には模様があります。(画像出典: https://www.olive-hitomawashi.com/column/2017/10/post-519.html)その切り口の模様が、織田家の家紋「織田木瓜」に似て見えました。そのため戦国時代の武士は、きゅうりを食べなかったと言われます。(画像出典: ウィキペディア)江戸時代の武士もきゅうりを食べなかったとも言われます。今度はきゅうりの切り口の模様が、徳川家の「三つ葉葵」に似ていたという理由で。武士がきゅうりを食べなかった理由。実際のところは、当時はきゅうりは安い野菜でした。そのために、気位が高い武士はきゅうりを嫌ったというのが真実の様です。ともかく、一度きゅうりの切り口をご覧ください。あの模様、あなたには何に見えるでしょうか?【 愛知県民食 「きゅうりのキューちゃん」 】 にほんブログ村
2020.09.11
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このコンクリート製の聖観音菩薩像、作者の情報がありません。この観音様には、愛知県刈谷市の寿永山 昌福寺で出会いました。台座を含めて、高さ3mぐらいの大きな観音様。石柱に作者の詳細があります。仏像作者: 豊田市 高見彰七台座岩組: 小垣江 平野造園開眼法要: 昭和46年8月8日 もう少し、観音様の御姿をご覧ください。観音様らしい、曲線的なお姿。高見彰七という作家の作品は、愛知県内に他にもあるようです。しかし、作家の詳細は不明です。有識者様から情報がありましたら、またおしらせします。・・・・・・・・・・・・・・・・【 護符 (真鍮/金メッキ) 】 にほんブログ村
2021.02.12
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にほんブログ村 名古屋市緑区の緒畑(おばた)稲荷神社。そこにも大きな白狐のコンクリート像があります。作者は不明。ペンキは塗り替えられて間がない様子です。口元はペイントで、やや雰囲気が変えられています。この白狐、名古屋市中区の豊福稲荷堂(安用寺)の白狐と似ていると思います。比較してみましょう。左) 緒畑稲荷神社、右) 豊福稲荷堂【関連記事】 「豊福稲荷堂の白狐」いかがでしょうか。双方の白狐ともに、作者不明のコンクリート像。作者はだれか。双方、同じ人物の作品か。謎は、いまだ解明されません。【 レアチーズ大福 】 にほんブログ村
2021.04.10
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にほんブログ村 私が生まれ育った地域のサザエには”トゲ”がなかった。父親に聴くと、「海が穏やかな地域のサザエにはトゲがない」と答えた。では、海が荒れる地域ではトゲがあるのかと聴くと、分からないとのことだった。はっきりしない説明だから、このトゲがないサザエは”ニセサザエ”だと思っていた。最近、東海大学・海洋科学博物館監修の「貝殻の名前」を読んだ。その本にも、サザエには”トゲあり”と”トゲなし”があると書かれていた。さらにトゲの有無は、種類や性別の差ではないとあった。波の荒さなど、環境の違いが理由とあった。驚くことに、父親の説明は合っていた。さらに本には、トゲの有無ができる理由や、トゲの役割は不明とあった。いまだ、サザエのトゲは謎なのだ。ウィキペディアには、下記の様に書かれていた。「水槽で飼育するとサザエはトゲを形成しなくなる。 逆にトゲの発達しない個体を外海に放流するとトゲを形成する。」個体差もあることから、サザエのトゲの有無は環境と遺伝のふたつの要因があるとのこと。サザエのトゲは、今でも謎の存在だ。その役割も、できる理由も分からない。でも、kopanda06は、そのトゲに自説を持っている。それはサザエの立場になればわかることだ。きっと、こうだろう。短気なサザエは海が荒いとイライラしてトゲトゲし、気長なサザエは静かな海で呑気にマルマルになる。私なりに、謎が解けた気がしている。(画像出典: Wikipedia )【 サザエ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.06.09
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にほんブログ村 福島県いわき市好間町。その地には「猫鬼」伝説が伝わります。福島県には、「猫鬼研究会」も存在したそうです。猫鬼は、角が生えた猫。猫鬼には、妖術を使える者もいると言われます。猫鬼には天鬼、空鬼、幽鬼、野鬼という四つの階級があります。最下級は、角が1本生えた「野鬼」。野鬼には妖術は使えません。野鬼の頭領は、「アメノカツブシノミコト」を世襲します。「幽鬼」には角が2本。人の言葉を話し、化けることができます。幽鬼の頭領は、「アメノマタタビノミコト」を世襲します。「空鬼」には角が3本。大きな力を持つ、妖術を使います。空鬼の頭領は、「アメノシャミネン」を世襲します。最上位の「天鬼」には、角はありません。姿を見せない、謎の存在です。天鬼の頭領は、「ネコテラスオオミカミ」を世襲します。猫鬼たちは、日々修行に励んでいます。目指すは天鬼、そしてネコテラスオオミカミです。みなさんのおそばの猫さんたち、いかがでしょうか?ゴロゴロしているようで、なにか特訓していませんか?イカ耳と思っているのは、実は角ではありませんか?あなたの会話を、聴いて理解してはいませんか?すでに天鬼だとすれば、もちろん角はありません。みなさんのすぐそばに、猫鬼はいるかもしれません。なにしろ猫鬼は、謎の存在なのですから。 「猫鬼」 (想像図です。実際の猫鬼とは異なります。)【 鬼滅の刃 茶々丸 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.09.25
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にほんブログ村 ダイソーで100円の加湿器を購入しました。素焼きの人形に入れた水の蒸発を利用して加湿します。もちろん無電源です。ハスキー・タイプもあります。素焼きは水が漏れるので、釉薬で防水されたトレイに乗せて使います。パンダ・タイプもあります。昔、流行った”素焼きの置物型の芳香剤”と同じですね。水の容量は20mL。100mLの大容量型も100円でありました。現在、投資金額は税込み440円。”買い過ぎ注意”の100均の罠にはまりつつあります。並べてみると、なかなかかわいい。では次回から、加湿性能を評価します。・・・・・・・・・・・・ご心配をおかけしています。通信障害、仮復旧しています。・・・・・・・・・・・・【 出来の良さはこちらが勝ります 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.01.19
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にほんブログ村 愛知県の愛知池にある大観音。この大観音は、私にとって大きな謎でした。作家 高見彰七、施工 鹿島建設㈱の大観音。昭和35年、仏像製作10年の農業が専門の彰七が、いきなり大手建設メーカと協業できたのはあまりに不自然です。如何にして、大観音建立のプロジェクトを任されたのか?大手建設メーカと、どの様な縁があったのか?考えるほど、謎が深まります。今回、この謎も解明できました。しかし、すぐに答えを示すのも、楽しみがないでしょう。みなさんも、「高見彰七調査隊」の一員として、ぜひこの謎を推理なさってください。推理のお題は、「高見彰七がいきなり大手建設メーカと手を組んで、 大観音建立というビッグ・プロジェクトに携われたのはなぜか?」です。答えは次回の記事で掲載します。【 冬のぶどう 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2024.11.20
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にほんブログ村 2025年中に解明したい高見彰七作品の謎、その5です。【解明したい謎 (5)】〇豊田市 三九郎病院にあった3体の大型観音像。 当時の写真を入手したい。(三九郎病院) 画像出典:三九郎病院H.P.三九郎病院には、3体の大型観音像がありました。高見彰七氏の近縁の方が、この病院に勤務されていたためです。かなり目立つ像で、多くの方の記憶に残っていますが、当時の写真がありません。アナログ写真の時代だったため、デジタル化がされていません。どなたか画像をお持ちの方はいないでしょうか。(2025年 解明したいこと)1)250体の作品は、いつ道路沿いから撤去されたか?2)撤去された作品を引き取った「中〇新〇」氏の職業は? また、引き取った数は?3)作品分類4「作家銘 与次」は誰の作品か?4)作風の異なる作品が、高見彰七作品か確認したい。5)豊田市 三九郎病院にあった3体の大型観音像。 当時の写真を入手したい。【 木彫り 風水根付 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2025.01.29
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にほんブログ村 豊田市の名鉄 平戸橋駅で下車。隣の名鉄 越戸駅までの一駅間を国道153号線に沿って歩きました。この道沿いのわずかな区間に、5か所も寺院や神社があります。それらをのんびりと散策しました。新発見は、平戸橋駅から最も近い阿弥陀院でありました。入り口がわからず、阿弥陀院の墓地から入りました。すると墓地の中に、見慣れた後ろ姿が。高見観音と確信、あわてて近寄ります。前に回り込んで、こんにちは!えっ!!え、えっ!!なんてゆるい表情なのでしょう。今までにないゆるさです。ひとめぼれしてしまいました。それにしても、実寸以上に厚みが薄く感じます。しばらく観察したり、寸法を計ったり。角度を変えて散々ながめ、思案して、高見彰七作品と判定しました。リンク集2 (No.33) ・所在地: 豊田市平戸橋町太戸 阿弥陀院 ・製作年月: 不明 ・作家銘: なし ・特徴: 高さ155cm, 胸部幅 33cm, 胸部厚 19cm,裾幅 60cm本作品、コンクリート像好きであれば、一見の価値があります。ぜひ現地でご覧ください。本当に高見観音?そういう声も多いと思います。次回は、私が阿弥陀院の観音像を高見彰七作品と判定した理由をご説明します。【 ゆるかわ 似顔絵 名入れ マグ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2025.02.01
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にほんブログ村 名鉄 平戸橋駅から越戸駅までの間にある神社をもう1社ご紹介します。村社 灰寶神社です。村社ですが、境内の広い神社。ここに私の目を惹くものが2点ありました。まずは大きな二宮尊徳像。私は見上げて撮影していますが、2m程度の大きな像です。高さは計っていません(笑)。この大きさ、少年ではありませんね。二宮尊徳を児童虐待と批判する声もある今日、新しい二宮尊徳像自体、珍しいと思います。もうひとつの注目は、とてもマニアック。マニアック過ぎて伝わらないと思いますので、若干の説明も含めて、次回にご紹介します。【 おやすみライト 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2025.02.14
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