■ ドラマ 永久の彼方へ

■ ドラマ 永久の彼方へ

2018年02月16日
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陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「来たよ。」


  ~
    ~

 西艶 凌紀(さいえん りょうき)は、蒸発せずに残り流れ出す海水を 水槽に閉じ込める様に
 流出を止めていた。






ザッバァァァァン  シューーー



 ほどなくして降り注ぐ海水を停め 水槽のように貯めていた海水を、向かい来ていた海水と
 一緒に各湾に戻したのであった・・・。


 リツコの目前に広がる視界は、焼け焦げた木々の姿がのこる樹海と裾野の姿。そし
 て流動しながら固まったマグマがあった。







陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀 (さいえん りょうき)
  「まだくすぶっている所もありますが、他に燃えるモノも無いですから あとは
   冷却に任せましょう。」

リツコ
  「え、えぇ・・・。」


  ~
    ~

クラウス総帥
  「すげーな、あいつら・・・」
ザウバー
  「なに、ほとんどこういちのところで終わってたぜ。 二人はダメ押しだけだな。」


陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「来たよ。」

 そこへっ!



ゴォォォォォォ



 突然、空から火の玉が襲うっ!

\ぼぉぉぉぉっん/




ぼぉぉぉぉぉっ



 大地が火の海へと一変した!

峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「うわぁぁ、き、来たアル・・・」

陳東家 東流伝承者 セルフィー・東 (あずま)
  「うぬぅぅ・・・」  ( 険しい表情で空を見上げる )
ゾルダ
  「と、鳥だぜ、それもバカデカイ・・・」
クラウス総帥
  「おぃ、火吹いてやがる・・・。」

陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都 (ほくと)
  「あれが・・・」
陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都 (ほくと)
  「三獣神の・・・朱雀・・・」


  『Hyooooーー』

 低空で地上を滑空し、上空へと舞い上がった。

ぼぉぉぉぉぉっ


 通過し起きた衝撃風で、大地の火災に拍車が掛かった!

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「おぉ、朱雀か。」

[神霊巫女]利江
  「朱雀が・・・ここに。」

 つぶやく利江の元にゆうすけと陽江(ようこう)が寄り添い、ペンダント状の[探
 神霊石]の[神霊巫女]を守る半球のバリアの中に納まって難をしのぐ3人と一匹。

ゆうすけ
  「こういち!」
陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「あぁ、おいらの使命だ。」

 握り拳を作り、朱雀をきつく睨むこういち。

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「す、朱雀か! 三獣神の!」

 素早くこういちに目を向ける Ryuichi!
 キツイ目付きに変わり、

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「 こぉいちぃぃっ! させるかぁぁぁぁ! 」 

 突然、こういちに突進する Ryuichi!
 それを横目で見つめるこういち。

≡≡≡≡≡≡≡>> ​ズコーーーーン​


 『くぅっ』

 横からの塊に 飛ばされた Ryuichi、片手で地面を引きづり 向きを変えて止まった。

陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵
  「少しは学習しなさいっ」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「うるさいっ オレは、三獣神をこういちから守るんだ!」
陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵
  「この地球(ほし)が無くなってしまったら、三獣神を守る事にならないでしょ!
   状況を考えなさい!」

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「黙れっ ならまず貴様からだ!」

 和恵に突進する Ryuichi!

クラウス総帥
  「今度はあいつら同士でおっ始めやがった・・・」
ザウバー
  「好きだねーあいつら。」
ゾルダ
  「いつまでも変わらねーな。」

 うつぶせから片手で体を起こした姿の3人。



スパンっ★ ガシガシガシっ★ サッ☆
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       サッ☆

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ゾルダ
  「理解に苦しむだろ。」
クラウス総帥
  「どうなっていやがる・・・」
ザウバー
  「ありゃほとんど病気ってやつだ。治んねーだろうな。」

 ザウバーだけが片膝姿勢まで起き上がっていた。







                              -つづく-


第4-608話 三獣神 朱雀 復活! -04 へ
 (いい感じです)



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2021年01月22日 14時56分01秒
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