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2021.12.04
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カテゴリ: 政治がおもしろい

「立憲民主の信頼回復」に必要な 3 つのこと、宮崎健介元議員から泉代表への手紙

という一文、コメントが WEB に公開されていた。

一読して思った。この宮崎氏はほとんど何もわかっていない。

というのも彼は自民党元議員の立場から物事を考え自民党支配の日本を考えているからだ。

良くも悪くも戦後日本の国を先導してきたのは自民党である。一時、社会党などに政権をゆだねた時期はあるものの、その時でさえ自民党が関与していたし、自民党が政権を手放したのは民主党政権の時の一時期でしかない。正確に言えば、その社会党政権前( 1993 年から 1994 年)の日本新党などの政権、細川内閣と羽田内閣で自民党は政権与党ではなかった。そして、その後 2009 年から 2012 年の鳩山内閣、菅直人内閣、野田内閣も自民党は政権にいなかった。自民党が政権でなかった時期は足して 4 2 か月。野田内閣から政権を奪取した安倍内閣は一強で恣意的な政治を推し進め、 7 9 か月君臨し続けた。その後、菅内閣がほぼ一年あったけれど、安倍内閣の行状が今の日本を作り出したのである。といえるのではないか。

宮崎氏は“かつて 2 度の衆院選挙で貴殿としのぎを削って戦い、ともに私が辛勝したことは、今となっては良い思い出です”と書いているが、これらの選挙は第 46 回衆院選( 2012 12 16 日)の第2次安倍内閣誕生(民主党からの政権奪取)と第 47 回衆院選( 2014 12 14 日)の第3次安倍内閣誕生と自民党回帰で、ともに自民党が圧勝した時で、宮崎氏は自民党でなければ泉氏に勝つことはできなかったのではないか。自民党だから当選したといえるだけのことである、と思う。

さて、宮崎氏は 3 つのお願い事を書いているが、まず”民主党政権失敗の総括“とあるが、立憲民主党は新たに作った政党であるので、過去、民主党にいた議員が数多くいるだけで、そもそも民主党ではない。それゆえ、総括する必要もない。連綿と続く自民党が政権奪取のため過去の総括をしたのとは違う。例えば、倒産した会社にいた人が中心になって新しい会社をつくり、その新しい会社の代表になった人が代表を降りて別の人が新代表になった時に、倒産した会社の総括をした、なんて聞いたことがあるのだろうか?立憲民主党泉代表が総括するならば今回の第49回衆院選( 2021 )でなぜ立憲民主党が支持されなかったのか、自民党に敗北したのかということではないだろうか。泉氏が”「枝野氏は自民党ばかりを見ていた」との発言“したことを、宮崎氏は悪口と書かれているが、これはやはり反省であり、総括の一部といえるのではないだろうか。そして、立憲民主党は自民党ばかり見ないで何をするのか、していくのかということになると思うのだが。

つぎに“民主党政権時の幹部は一掃すべきだ”と書かれている。意味がまったくわからない。自民党は下野した時に幹部を一掃したのだろうか?何も自民党をまねすることはない。宮崎氏に言われるまでもなく、新しい顔の執行部で出発しようとしている。また、“執行部に女性を増やしたことなどあえて口に出すことではなく“とあるが、注目されると思われることは何事でも発信、発言していくべきだと思う。代表選での泉氏の『執行部の半分は女性にする』と言ったことは、私の脳裏に心に深く刻み込まれている。とても印象的であった。

さて、三つ目“国会改革と選挙制度改革の議論を”とある。“「総理を予算委員会に引っ張り出して国会に張り付ける”なと言っているようですが、そもそも総理を引っ張り出して張り付けることのないような政策・政治を行っていれば、張り付けるようなこともないのではと宮崎氏は考えないのだろうか。

また、泉氏を“地元のお祭りに顔をだしまくる議員”と揶揄されているようですが、地元密着、地元のお祭りに率先して出なければ顔も知られなければ人柄も知られず親しみも感じられず得票につながらない。すなわち、国会議員となって国の仕事を司ることができない。ということを理解しているのだろうか。選挙に興味のない庶民は顔を見た、握手したで一票を投じるのである。政権与党の固定票で当選した人にはわからない行動なのかもしれない。

また、“地元では「泉は政策に明るくない。外交について熱弁しているところを見たことがない。あいつはお祭りで焼きそばを焼いているだけだ」という言葉をよく耳にしました”とも、書いているが、いったいいつの時の話なのだろう。宮崎氏が議員であった頃の 10 年ちかく前の話ではないでしょうね。今回、立憲民主党の代表選に際して泉氏のとった行動は迅速で先手必勝。自民党総裁選での岸田氏のように先手、先手と立ち回った。早々の出馬宣言、小沢一郎氏からの応援の許諾。国会議員の推薦人等で他の候補にダブルスコアをつけた。年齢は一番若く、知名度はなかったはずなのに、演説は理路整然として簡潔であった。さすが弁論はうまいなと思わせた。昼行燈と称された大石内蔵助ではないが、緻密な計略のもと大事を成し、国民を幸福にすることを期待する。






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最終更新日  2021.12.04 00:52:58
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