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Nov 6, 2012
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テーマ: たわごと(26646)


 久々の更新。
 病気のことは少し感想もまとめてからのっける予定。

 私、田中大臣好きじゃないです。
 でも、ある意味この人の言っていることも 『問題提起』として価値 があるというのは認めるところ。
 『既存』や『現状維持』が必ずしも良いということではないわけですから。

 まず記事。

<大学新設不認可>文科相と首相官邸 認識食い違いが表面化
 ( 11月6日毎日新聞より)
 田中真紀子文部科学相が3大学の新設を不認可とした問題で、首相官邸はこれまで「文科相が最終的に判断することだ」(藤村修官房長官)と静観してきた。しかし、田中氏は6日、野田佳彦首相らから事前に了承を得ていたと「暴露」し、藤村氏が記者会見で否定するなど、認識の食い違いが表面化。野党は7日の衆院文部科学委員会で田中氏を追及する構えで、野田政権はまたも閣僚をめぐる火種を抱え込んだ。
 「官房長官からは『大変結構だ』、首相からは『進めてください』という言葉を頂いている」
 田中氏は6日の記者会見で、3大学の不認可について首相と官房長官とのやりとりを明らかにした。藤村氏は同日の会見で「大きな考え方の報告を受けたことは事実」としながらも、「了承する立場ではない」と強調。記者団から首相の任命責任を問われると、「どこに、どう責任があるのか」と気色ばんだ。
 大学設置を認可する権限は文科相が持ち、首相が判断することは通常ない。しかし、首相周辺によると、文科省の事務方から発表前日に「不認可にすれば訴訟のリスクがある」との警告が官邸にあったという。それでも官邸サイドが介入しなかったのは、言動が注目される田中氏への遠慮も一因とみられ、首相周辺は「閣僚人事の失敗だ」と嘆いた。
 岡田克也副総理は6日の会見で 「方向性は田中氏の言う通り。ある意味で(認可の)審議が形骸化していた」と理解 を示し、建設的な解決を求めた。しかし、3大学の地元は不認可の撤回を求めて猛反発。教育問題は有権者の関心が高く、民主党内からは「田中氏が突っ走ったこと。面倒を見切れない」と冷ややかな声が上がる。



田中文科相不認可問題 真紀子暴走で官僚も“炎上”
 ( 11月7日産経新聞より)
 今回の問題で田中真紀子文科相が“暴走”するたび、文科官僚は事後説明に追われた。つじつまが合わなくなり「大臣の意向を取り違えたかも…」などと苦し紛れの釈明も。とんだ「政治主導」に官僚たちはうんざりした様子だった。
 6日の田中文科相の閣議後会見が終わると、前川喜平官房長が「補足説明をする」と言って報道陣を文科省の会見場に集めた。田中文科相が会見の最後になって、新たな審査基準による3大学認可の可能性を示唆したためだ。
 不認可を表明した2日の閣議後会見での発言に比べ、明らかな方針転換だったが、前川官房長は「大臣が方針を変えたわけではない」と強弁した。
 2日の会見後も、担当課長が報道陣に補足説明し、3大学は「不認可」と繰り返し、来春の開学も困難としていた。このことを問われると、前川官房長は「大臣の意向を取り違えたのかもしれない」とし、「まだ不認可処分をしたわけではない。事務方の責任。訂正して謝罪が必要になってくるかもしれない」と苦しい釈明に終始した。
 ある文科省幹部は「週末に認可へ向け調整を始めた。大臣の独断専行にうんざりだ」と明かした。



 サッカーのJリーグのチーム昇格に関する査問なんかは参考(民間ですが、コレも役所のベースがある)になると思いますけど、 基本的に役所の入札や認可は
『紙の上ではできると思うのでやらせてください』


 というより、書類に必要事項とその証明書を添付して持ってきてください (持ってくれば反対要素も無い)  が役所の基本的な仕事です。

 ある意味受け付ける側は間違い探し、粗探しってことです。

 入札に関しても『他自治体での実績』や『業務遂行に関する経験・担保』を求めるわけです。
 だから、文科省の役人が大臣にきちんと説明しなければならない上に、絶対にあのおばちゃんには理解されないことでしょうが
『審議が形骸化していた以前に大臣の認可裁量は形式的なものである』
ということ。

 審議に入る以前に審査基準やらお役人の裁量(大学認可の順番待ちは今もあるんでしょうかね・・・)は提示され、不備・不満については修正されその結果が審議会に上がるのでしょう(この辺は他の役所の仕事からの推測が入りますけど・・・)。

 だから現行の基準について既に修正済みの 『判子を押すだけの仕事』が大臣ということになる。

 だからニュースで『認可後に制服やら何やらを調えるのが筋・・・』という大臣の感覚は 一方では『認可がスタート』ということであるならば正しい。
 しかし、その結果認可後に事業に対する不備・修正が難しくなるという面を抱えることになる。

 大臣は今もって『審議会と新基準』といってますけど  今回の問題は『実質的に事業にGOサインを出している役所』と『認可権限を有していると勘違いしている大臣』の意識の乖離 なんですから役所の仕事ひっくり返さないと・・・現在審査過程に入っているもっと多くの事業をひっくり返すことになるわけです

 3件ですむわけ無いじゃないですか。

 ナノにマスコミも文科省もこの点は指摘しませんしアナウンスしませんよね。
 審議会や大臣の判子は『基準』をクリアーした確認作業。
 だから大学側はいまさら『新基準年内策定』なんて戯言に怒りの声を上げるんですよ。

 今までの茶番は何なの? ってことです。

 新基準を策定したり、審議会・大臣権限を明確にするのは有益です。
 だけど明らかに大臣はタイムスケジュールやこの手順のメリットの部分を理解していない。というより官僚から説明もしていないんでしょう。

 理由は『自分たちは決められた手続きをしているのだから、それを越権しないのが役人の務めだ』と思っているから。
 とばっちりが怖いんでしょうね。

 この辺に『仕事だから黙ってやりなさい』が正しいのかどうなのか?というところが見え隠れします。
 今回の場合は官僚(コレまでの経緯・意味合いの説明)と大臣(大臣職の権限に対する意識、教育行政の改変に対する意図)の話し合いが最初に有るべきで、それには時間が必要です。 だから、官房長官でも良いですが、間に入って話しを整理する役割の人間が必要なんです。
 そしてそれ以前に 認識のギャップに対して指摘・仲介する人間が必要 なんです。

 誰でも嫌でしょう。
『田中大臣。実のところ本件であなたに認可権限なんてものはないんですよ』
なんて諭すのは。

 だけどコレを誰もやらないと田中大臣は『暴走大臣』で確定するし、民主党はまたマイナスのレッテルを貼られるし、事業体側は時間と費用と信用を浪費するし、受験生は地獄を見る。記事にして紙面を稼ぐマスコミだけが『本来ヤラナケレバならないマスコミだけ』が得をする。

 仕事が雑ですよね。各方面。






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最終更新日  Nov 7, 2012 01:11:21 AM
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