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みなさん、大変ご無沙汰です。昨夏に人事異動で本社へ戻り、仕事で海外をあちこち飛び歩く日々に変わりました。50を過ぎてこんなにガラリと生活が変わってどうなることかと自分でも心配しましたが、実は結構元気に暮らしています。案外と順応性があるようです。とはいえ、関西・中国・四国を放浪した2年間の後に、関東に戻ってみたら平日は会社、土日は英会話とジムと再開した居合の稽古で明け暮れる日々に倦んでしまったのも事実。頻繁に海外出張に行くとはいえ、会議室、現場、ホテル、レストラン、空港しか知らない。言葉は、英語はまだしも(恥ずかしいレベルだけど)、中国語は称好、謝謝、再見、没有の4語しか知らないし、他の言語はまったく意味不明。これでいいのか。というわけで、今回の中国出張では帰国前に半日の自由時間を北京で得たので、ひとりで街を放浪してみることにした。現地のスタッフの名誉のために言えば、案内をしてくれるとか、社有車+運転手を自由に使ってくださいと何度も提案されたのだけど、丁重にお断りした。出張中の本社の管理職に何かあったら彼等は責任を問われることになりかねないと思えば本当に申し訳ないことだが、お付きの者に囲まれた街歩きじゃ自分の興味は満たされない。それに今の北京は世界でも有数の治安の良い街だ。会話は通じなくても、いざとなったら漢字を書けばなんとかなる(実際、切符を買う時に筆談で通じた)。ホテルの最寄り駅から地下鉄で和平門へ。目指すは琉璃廠。地下鉄は、手荷物検査があることを除けば日本と少しも変りない。噂に聞いていたマナーの悪さを目にすることはなかった(ま、降りる人よりも先に乗り込もうとする人が少なからずいるのは事実だが、困るほどじゃなかった。言いたくないけど、関西の方が乗車マナーは悪い)。和平門駅→琉璃廠→大柵欄→前門大街→鮮魚口街→前門駅というルート。収獲多数。次回は骨董屋で何か買ってみようかな。
2016年04月30日
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5か月ほど前に楽しかった関西暮らしが終わりを告げ、生活は一変してしまった。半年前までなら今日みたいな天気の週末には寺か遺跡を巡っていたはずだ。ところが今や、犬の散歩、英会話、スポーツジム、稽古で週末が過ぎていく。それでもそんな風に週末を過ごせるならまだいい方だ。出張で土日をつぶすことも多い。やれやれ。とは言いつつ、先週は出張ついでにこんな寺(の跡)に行ってみた。
2015年11月28日
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残暑お見舞い申し上げます。しばらく沈黙を続けておりましたが、特段考えや理由があったわけでなく、ただサボっておりました。とはいえ、この間に会社から辞令を受け、先月から銀座に戻ってまいりました。その上、海外出張などにも行っておりました。いやはや。厳しい暑さが今しばらく続きそうですので、皆さまくれぐれもご自愛ください。
2015年08月16日
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鞍馬寺に行ってみた。初めてである。仁王門の下の駐車場に車を停めたら、集金係の人が「ケーブルカーが修理で止まっているから、歩いて登らなきゃならないよ。3、40分かな?今日は暑いから気を付けてね」と。3、40分の登りなどなんてことない…と言えたのはずっと昔のことだ。今やちょっとした登りで心臓がバクバク、息切れがする。やれやれ。なんて言いながらも奥の院まで行ってみた。そりゃそうだ、ここまで来たら行くよ。奥の院にたどり着いたら10人余の人がいたのだけど、そのうち2人を除く全員が韓国語を話していた(ちなみに、残る2人は無言だった)。なんだか鞍馬の天狗にいたずらされているようで、落ち着かない。あまり長居せずに戻った。不快だったのではない。外国人だろうが日本人だろうがマナーやエチケットを守ってくれれば良い。奥の院にいた韓国人たちに問題はなかった(国会で野次を飛ばす総理大臣よりもずっと上品だ)。ま、今日は鞍馬寺はついでで、本来の目的地は鴨川の源流のひとつの、「京都最強の魔所」などと言われている場所。お寺の方ともいろいろと話をさせていただいた。是非とも再訪したい。
2015年05月30日
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初めて東大寺二月堂修二会いわゆるお水取りを見たいと思ったのは、大学を卒業する時だった。卒業旅行にと考えたが、その時は叶わなかった。あれから30年近くその願いを実行に移すことがなかったのだが、とうとうチャンスが巡ってきた。奈良に住む友人から、招待券が手に入るので見に来ないかと誘いがあったのだ。一般観光客では入れない内部まで案内してくれるという。否も応もない。お松明は午後7時半からだというのに集合時間は3時半。友人が東大寺関係者にリサーチしたところ、昨年は5時頃には観光客でごった返し、招待券を持っていても招待席に辿りつけないほどだったという。が、あっけなく4時前には会場に着いた。友人とともに二月堂舞台下に座り、延々3時間半のあいだお松明の開始を待つ。その間に大仏殿の大屋根の向こうに日が沈んでいった。そして7時半。三度の案内があり、籠松明が上堂していく。舞台に松明が上がった。多くはないが火の粉が降ってきた。燃えかすも飛んできた。大興奮だ。しかし、松明は始まりに過ぎない。二月堂横の休憩所でうどんで腹ごしらえをした後、ついに堂内に入った。それから7時間近くお堂の中で過ごしたのだが、時間を感じさせないほどに次々と行が行われ、まったく目が離せない。神名帳、過去帳(「青衣の女人」もはっきりと聞いた)、走りの行、五体投地、香水授与、お水取り、達陀。朝4時下堂。白洲正子さんが「お水取りの場合、あまりにも多くのものが混入し、しかも完璧に演出されている為、知れば知るほどわからなくなる」と「十一面観音巡礼」に書いている。何度も見ている白洲さんですらそうなのだから、初めてみる私はただただ困惑するばかりだ。とはいえ、まだ夜が明けぬ東大寺の境内を抜けホテルに向かう道々、満ち足りた気持ちに包まれていた。3時間ほどホテルで仮眠をして、朝食後に再び二月堂を訪れてみた。次にまたチャンスがあれば、最終日にすべての行を終え満行下堂する練行衆の姿を見たいものである。誘ってくれた友人をはじめすべての関係者に感謝。注:タイトルの句は芭蕉の作で、「水取や氷の僧の沓の音」が正しいようだが、白洲正子さんの「十一面観音巡礼」の表記に従い「こもりの僧」とした。
2015年03月13日
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気が付けば、とっくの昔に年が改まり、それどころか立春も過ぎていた。コメントをいただいていた皆さま、申し訳ございません。深くお詫びいたします。さて、少し前の日曜日のことだ。ふらりと香川に出掛けた。香川といえばうどんである。うどん屋のお婆さんと私の会話だ。婆:なんにします?(讃岐弁だったが私にはよくわからないので方言抜きで書く。以下同じ)私:そうだな。天ぷらうどんにしようかな。婆:あー、ごめんなさい。今日はてんぷらうどんがないのよ。日曜は天ぷらを揚げないから。私:仕方ないね。それじゃ、かけうどんにこれを載せてくれる(と、カウンターにあった円盤状のさつま揚げを指差した)。婆:かけうどんに天ぷらを載せるのね。どの天ぷらにする?私:天ぷら、あるの?婆:だから、日曜は天ぷらやってないのよ。それでどの天ぷらにするの?私:???(戸惑いながらも、目の前のさつま揚げをもう一度指差した)婆:なにも入ってない天ぷらにするのね。私とて、西日本(の一部地域?)では、魚介や野菜に衣を付けて揚げたもの(一般的な「天ぷら」)も魚のすり身を揚げたもの(さつま揚げ、じゃこ天など)も、どちらも「天ぷら」と呼ぶことは知っていた。しかし、実際に上述のような会話がなされると、まったくもってわけがわからない。どちらも正確に同じイントネーションで「天ぷら」なのだ。婆さんはどうやって使い分けているのだろう?
2015年02月14日
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この1年半ほどで、たくさんの城・城跡を見た。姫路城、大阪城、明石城、赤穂城、金沢城、福井城、福山城、三原城、亀居城。そして、今日は備中高松城跡と岡山城を訪れた。といっても、城がそれほど好きなわけでもない。しかし、今日気付いたのだが、城の石垣には少しばかり惹かれるものがある。そして、石垣よりもずっと惹かれるのは、日本刀だ。先週は福山で日向正宗など「三井記念美術館と小松コレクション」を拝み、今日は九鬼正宗ほか林原美術館のコレクションを、それから先月は京都国立博物館の平成知新館で永藤一コレクションを見てきた。刀はいい。さて、今日は岡山のB級グルメ「えびめし」を食べた。焦げ茶色の炒飯風のルックスであるが、洋食である。ドミグラス・ベースのソースで、エビとマッシュルームが具になっている。見た目は濃厚だが、案外あっさりした味だった。
2014年12月07日
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久しぶりにランチの話題をひとつ。私はラーメン好きとは言わないが、人並みには好きだと思う。とはいえ、昨今流行りのやたらと凝ったものや濃厚スープは苦手だ。豚骨もたまに食べると美味しいと思うけど、ま、その程度である。三つ子の魂百までと云うように、私にとってラーメンと言えば、子どもの頃に慣れ親しんだあっさりとした塩ラーメンなんだよな。我が故郷では、ラーメンと言ったら塩が当たり前で、醤油ラーメンは「醤油ラーメン」と明記されていたし、味噌ラーメンが登場したのは中学生になってから。豚骨なんて存在すら知らなかった。そんな私も故郷を離れて30年を超え、めったに塩ラーメンを口にすることがなくなった。しかも、関西転勤となってますます遠い存在になったと感じていた。が、しかし、見つけた。姫路に昔懐かしいとてもシンプルな塩ラーメンを出す店がある。出すというか、塩ラーメンとワンタンとワンタン麺に餃子しか出さない。故郷を遠く離れた姫路で、この味に出会えるとは、実にラッキーだ。
2014年11月29日
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最近見る夢は割と筋が通っていたように思うのだが、今朝方の夢は奇妙だった。 虎をホテルまで届けようとしていた。 生きている虎なのに、抱え上げて運ばなければならない。 虎は私に抱えられて大人しくしているのだけど、弱っているようには見えなかった。 よく人に慣れている上に爪も牙も抜かれているみたいで、危険を感じることはないのだ。 途中でエレベーターを使ったのだが、後ちょっとのところで止まってしまって、虎を担ぎ上げる羽目になった。 すると下から油が湧き上がってきて、胸まで油に浸かってしまったところでなんとか助かったようだ。 そこから場面が変わって、私は学生になっていた。 洗濯の授業に出ようとしているのだけど、しばらくサボっていて足取りが重い。 選択ではなく、洗濯だ。 前に出席した時の洗濯物が干したままのような気がする。 そして、今日は油にまみれた服を持参している。 遅刻のはずなのにまだ先生は来ていなくて、自分の班の席に着くと同級生が「忙しいみたいだね。最近はシカイもやってるんだろ。今日は最後まで出席できるのか?」と声を掛けた。 シカイってなんだろう?司会?なんか誤解されてるのかな。 そういえば虎はどうしたのだったかな?と考えたところで目覚ましが鳴って、奇妙な夢は中途半端に途切れた。
2014年11月09日
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これまで何度となく奈良に行きながら、ほとんどが奈良市内ばかりだった。あとは明日香村が1回と三重や和歌山の県境の山中が1回だけ。前から奈良市と明日香村の間あたりを攻めてみたかった。で、昨日は仮住まいに籠って(遠出できない理由があった)あれこれ探っていたら、1年にたった1日だけ11月3日に秘仏を公開するという寺を見つけた。それが大和郡山にある松尾寺だ。この寺は今、秘仏の本尊・厄除観音の他にも千手観音像トルソーも公開している。これはもう行くしかない。とはいえ、場所が不便だ。大和郡山駅からバスに乗り、さらにバス停から2キロの山道を登らなければならない。今朝起きてカーテンを開けるまでは、クルマで行こうと思っていた。ところが、見事な快晴が広がる空を見たら、これは歩かなきゃと思った。バスを降りてすぐに見つけたのがこれだ。金魚の街だと知っていたけど、こんなマンホールを作るとは、やるじゃないか!しかしね、それにしても体力が随分と落ちている。長距離を歩くのは苦手じゃないが、坂や階段を上るのはどうにも不向きなようだ。上るのは出世の階段だけで良い。そして、松尾寺の本尊は実に美しかった。顔が良い。年に1日だけしか会えない仏に出会えた幸運を喜ぼう。さらに、トルソーの曲線のなんと柔らかなことか。千手観音像が焼けて炭になり放置されてきたというのに、この完成された「美」はどうしたことだろう?大満足して、きょうはこのまま山を下りて他の寺は見ずに大和郡山の金魚の養殖池でも見て歩こうと思ったのに、気まぐれで来た道と違う道を下りたら中宮寺に出てしまった。中宮寺といえばアルカイック・スマイルの半跏像だ。お堂自体は鉄筋コンクリート造りの風情のないものだが、あの半跏像の前に座るとスーッと身体の力が抜けるような気がして実に落ち着く。その中宮寺の横には法隆寺夢殿がある。法隆寺はなぁ…今日は重たいな。やめておこうと思ったけど、目の前にある法隆寺を素通りする勇気はなかった。東大寺の大仏殿なら素通りできるのに、法隆寺が素通りできないのはなぜだろう?中に入れば楽しいのは言うまでもない。帰りは近鉄生駒線を使ったため、結局は大和郡山には戻れなかった。大和郡山に再訪したい気もするが、次は桜井かな。そろそろ京都にも行かなければ。
2014年11月03日
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冴えないなんて書いて申し訳なかった。私のブログで発奮したとは思わないが、なんだかうれしい。図柄はずいぶん分かり易くなった。
2014年11月01日
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遅い夏休みを楽しんできた。
2014年09月20日
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今日は祇園祭の前祭山鉾巡行だ。仕事は忙しいのだけど、2週間前に払い戻し不可の有料観覧席券を予約し、仕事仲間には「17日だけはダメ」と言い続け、なんとか追手を振り切った。この時期はいつもの格安1日フリー切符はないし、祭の真っただ中に車で来るわけにもいず、交通費が高くつく。そして、とてつもなく蒸し暑い。それでも、こんなチャンスは2度と巡ってこないかもしれないのだ。席を選んだわけではないのだけど、有料観覧席のドン詰まり。ハズレかと思ったらトンデモナイ。稚児さんは降りてくるわ、辻回し(山鉾の方向転換)は間近に見られるわでとても良い席だった(ついでに、木陰だ)。今年の稚児さんは、有名な漬物店・西利の社長の息子だそうだ。稚児さんは汚れた地面に足を付けてはいけないということで、肩車で降りてくる。山鉾をとりまく前懸、胴懸、見送は平山郁夫あり、梅原龍三郎あり、和洋中ありだ。蟷螂山はカマキリの人形が動いて楽しい。月鉾の浴衣がなかなか粋だ。生身の稚児さんが乗っているのは先頭の長刀鉾だけで、あとは人形である。鉾の辻回し(方向転換)のときは、車輪の下に割り竹を敷いて水を撒き、掛け声とともに引っ張る。これを3、4回繰り返す。そして、新町通りの狭い道に入っていくのだ。巡行は、先頭の長刀鉾が目の前を通り過ぎてから、最後の放下鉾が辻回しをして新町通りに消えていくまで、2時間を超えた。暑さには参ったが(何度も救急車のサイレンを聞いた)、大満足だ。その後、八坂神社に詣でてちまきを買い求め、四条通周辺で解体の始まった山鉾をしばし眺めた後、京極スタンドで少し早目の晩酌を楽しみ、高砂に戻った。妻や子には申し訳ないが、関西で暮らす幸せを感じずにいられない。
2014年07月17日
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眠りが浅いせいだろうか。夢をよく見る。明恵上人に倣って夢を書き記してみようと思うのだけど、目覚めて間もなく忘れてしまうことが多い。それでも、たまには記憶に残る夢もある。最近見たもので、珍しく強烈に覚えているのは次のような内容だった。転勤前に所属していた業種を問わない団体の研修旅行のようだ。最初はバスに乗っていたのに、いつの間にやら船に変わり、やがて目の前には雪に覆われた島が見えてきた。「利尻島だ」と夢の中で確信する。岸壁というにはあまりに粗末な岸に船が着き島に上陸すると、思った以上に雪深い。仲間たちがすぐ目の前のホテルに入っていく。なぜか私だけ少し遅れて建物に入ると、そこには誰もいない。奥から1人の男が現れると、それは昔の会社の同期だった。某団体の仲間との旅行、雪の利尻島、消えた同行者たち、そして昔の同期。何を読み取れば良いのだろう。最近になってその団体のOB会の誘いが来ていたのが、呼び水になったのは間違いないのだろうが、利尻島なんてまるで縁がない。しかも、この季節に雪だ。仲間は消え、古い友人が現れる。意味ありげだよな。それから、昨晩の夢だ。家族で東京駅の新幹線ホームにいた。発車時刻を過ぎているのに、何らかの理由で足止めを食らっている。ホームには電車が入っているが、車両はなぜか普通の通勤電車だ。妻と子は待合室で旅行鞄を開け、荷物を広げている。私は、すぐに出発するかもしれないとイライラしながら、電車の横に立っていた。アナウンスが「この電車は東京駅を出ると次は静岡に停まります」と言っている。そして、急に発車ベルが鳴った。家族を待合室に残してひとり電車に飛び乗った。動き出した電車の中でも、車掌が「次は静岡、静岡に停まります」と言っている。だけど、私はわかっている。どう考えても、次は有楽町だ。案の定、あっという間に有楽町に着いて、ドアが開いた。降りて東京駅に戻るべきだろうか?それに、新幹線で東京の次の停車駅が静岡だなんて、あり得ないだろと夢の中ですら思っていた。ま、夢なんて不条理なものなんだけどね。
2014年07月15日
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五十年生きてきて、ようやく明恵上人に出会えた。土門拳、河合隼雄、白洲正子に感謝だ。
2014年06月29日
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今日は朝からある資格試験を受けに行ったのだが、試験開始後40分で持ち時間を1時間20分残して途中退場した(回答が終わったからであって、退場させられたのではない)。日曜日、まだたっぷりと時間がある。そこで、神戸三宮に出て、ボストン美術館の北斎展を見ることにした。13時頃に会場に到着すると、入り口の前で係員が「只今、入場まで60分ほどお待ちいただいております」と叫んでいた。そこで、「後でくれば空いてるの?」と係員に尋ねたら、「今日は60分待ちを下回ることはないでしょう」と。だったら、「今は60分待ちですが、今日見るなら今すぐ並んでください」と言わなくちゃダメだ。結果的には約40分で展示室に到達した。北斎、分かり易いな。日本人の多くが共感できる画だろう。富嶽三十六景は言うまでもないが、今回は「諸国瀧廻り」や「諸国名橋奇覧」が、個人的にはヒットだった。それと、最後に1枚飾られた、北斎の娘、応為の「三曲合奏図」が堪らなく良い。そんなつもりじゃなかったのに、ついつい公式図録まで買ってしまった。
2014年06月15日
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今日は天気が悪いはずじゃなかったのか。掃除、洗濯、勉強(ある資格試験が近い)で一日過ごそうと思っていたのだけど、掃除と洗濯は案外簡単に片付いた。勉強はなんとかなる(たぶん)。家にこもっているのはもったいない。加古川の鶴林寺で特別公開をしているのを思い出して、午後から出掛けた。鶴林寺までは車で15分ほどだ。今年の初めには歩いていった。こんなにすぐに再訪するとは思ってもいなかったが、4月から6月末の3ヶ月間だけ、国宝の太子堂や三重塔が公開されているし、仁王門にも上ることができる。「特別」と聞くと、いてもたってもいられない。しかも、京都や奈良のように「毎年この時期だけ」ではなく、今回が初めてとか史上二回目なんて言われるとなおさらだ。太子堂はさすがによかったが、縁に置かれた不思議な石が気になった。中ばかり見いって、あまり気付いている人はいないようだ。なんだろう?それにしても、寺は良い。仏像を眺めながらお堂に座っていると、心が空っぽになっていく。
2014年06月08日
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ぎゃっ。なんてこった。延々と書いていた日記が、変なキーを触ってしまったばかりに消えてしまった。再度書く気力はない。ポイントだけ再現しよう。今日は奈良に行った。光明皇后の命日の前後1週間だけ特別御開扉している法華寺の十一面観音が目的だ。(土産に買った絵葉書から)惚れたね。海龍王寺や不退寺の御本尊も良かった。それから、航空自衛隊奈良基地・幹部候補生学校の開放イベントにも偶然立ち寄った。箱には「虚弱体質に」って書いてあったけど、虚弱体質の自衛隊幹部候補生って大丈夫か?で、帰りに三宮で途中下車してマルイ前にGo!ぺぺるさんが教えてくれたクールなマンホールを探しに。やればできるじゃん、神戸。私に必要なのはこういうマンホールだ。
2014年06月07日
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思ったよりも評判が良いので、ご当地マンホール・コレクションの続きを書くことにしよう。その前に、ところでマンホール好きの皆さんはご当地マンホールを探しに行く行為を何と呼んでいるのだろう?私は、マンホール・ハンティングと呼んでいる。それなら、それを趣味とする私は、マンホール・ハンター?珍獣ハンターみたいだな。さてさて。今日は我が故郷から始めよう。観光地だけあって、題材には事欠かないが、それを無理に詰め込まないところが良い(故郷はやはり贔屓目で見てしまう)。イカール星人バージョンもそろそろ出来て良い頃だ。そして、観光名所をこれでもかと。しかし、これはいったい何だろう?どう見ても亀の甲羅の一部だ。相当に古い。たった1枚だけしか見つけていない希少なコレクションである。それから、写りが悪いのだけど、次にいつ行くことがあるか分からない旭川のもの。次は神奈川、横浜編だ。上の2枚は県営水道だ。百合の花と銀杏の葉に波とカモメ?これは相模一ノ宮である寒川神社がある寒川町のもの。独特の粘り気が感じられる。藤沢には2バージョンある。で、今日の最後は横浜なんだけど、噂によればまだ収集していない帆船(日本丸?)バージョンもあるらしい。もうひとつオマケで、横浜の排水溝だ。なんの変哲もないようで、よく見るとカタカナで「ハマ」と書いてある。今日はここまで。
2014年05月30日
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8月11日を「山の日」として祝日とする法案が成立したらしい。趣旨は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」というのだが、祝日にしなくたって山には人が溢れているし、ほとんどの人にとっては単に休みが増えるだけで、山に親しんだり、山に感謝したりはしないだろう。こんな祝日を作って、だれにどれだけの恩恵があるのだろうか?超党派の「山の日」制定議員連盟とか、わけわからん。閑話休題。今回はご当地マンホール写真のコレクションの中から、兵庫以外の関西のものを取り上げてみよう。マンホールではなくハンドホールなのだけど、大阪で見つけた大好きな1枚だ。蛇口から水が流れ出るストレートな図柄が良い。これも大阪。すごくきれいに大阪名物がまとまっている。ついでにもう1枚大阪なのだが、これは前の2枚に比べて平凡だ。日本人は桜が大好きとはいえ、あっちもこっちも桜ばかりじゃ食傷気味になる。大阪つながりで、次は堺市だ。市の花であるハナショウブと市の鳥であるモズをあしらい、真ん中に市章を据えている。市章の由来は、『「堺」の地名は旧摂津国と旧和泉国、そして旧河内国の三国の「境(さかい)」に発展したまちであることから付いたといわれています。市章は、この由来を受けて市の字を三つ組み合わせたもの』(堺市ホームページより)だそうだ。それから、奈良に行こう。あまり好きじゃないので、もうひとつの奈良も紹介しよう。奈良市の市章の「奈」の字が案外カワイイ。続いて、ご当地マンホールと呼ぶべきか迷うが、京都市はこれだ。マンホールに関してはヤル気がないようだ。京都府内では、天橋立がある宮津市がこの二つ。ま、下のはハンドホールだけどね。というわけで、今のところ関西コレクションはこのぐらいだが、まだまだ増えていくと思う。
2014年05月23日
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兵庫で暮らし始めて約10ヶ月。あちこち見て回って、ご当地マンホールの写真が貯まってきたので、アップしてみることにした。まずは兵庫県編。ABC順に行こう。明石はマンホール的には実に良い街だ。子午線とか明石大橋とか題材に事欠かないからだろう。次は、姫路の北にある福崎町(だと思う)。ちょっとごちゃごちゃした感があるけど、そう悪くない。そして、姫路だ。姫路城→白鷺城→サギ草ということなのだろう。旧生野町(現朝来市)の右下は生野銀山の坑口だ。加古川はなんとかならないかな。もうちょっとがんばろうよ。旧神崎町(現神河町)は、当時の町の花であるアジサイをデザインしている。市章の周りを市の花であるサルビアが取り巻くのは加西市である。これも割りと好きだな。神戸は市内版と有馬版。どちらも残念ながら冴えない。お次は、旧御津町(現たつの市)なんだが…せとうち・うめ・やまももと言われてもなぁ。西宮は結構イケてる。甲子園球場と酒蔵だ。ただ、市章がなぜか六芒星に謎の紋章が描かれている。調べてみると「西」の字の篆書体を3つの「ヤ」の字が囲んでいるのだとか。怪しい秘密結社の紋章にしか見えないよ。そして、こんなのもあった。段々疲れてきたので後は簡単に。宝塚市高砂市たぶん旧和田山町(現朝来市)旧八千代町(現多可町)これは最近見つけた中ではお気に入りだ。最後に、旧社町(現加東市)次回は、兵庫県以外の関西圏や中国、四国をアップしてみようと思う。お疲れさま。
2014年05月11日
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桜は満開だというのに寒の戻りとはっきりしない空模様の下、2ヵ月ぶりに京都に出掛けた。四季折々の古都を楽しめる生活は幸せだなぁ。今日の目的は、東寺で開催されている「漫画家による仏の世界展」だ。最終日なので混雑を覚悟してきたのだけど、会場内はガラガラで肩透かしを食らった。東寺自体は観光客であふれかえっているし、境内で行われていたガラクタ市も賑わっていたというのに。描き手のほとんどが私の少年時代に既に全盛期にあった人たちだったのも、ちょっと影響しているのかもね。歳を取らないと仏の世界なんて描けないというのもあるのだろうけど、もう少し今が盛りの作家を揃えてもよかったのじゃなかろうか。それぞれの漫画家が「らしさ」を出していてよかったが、それだけに想定通りで面白みがないとも言える。それでも、クッキングパパのうえやまとち氏のユーモアは秀逸だった。迷企羅大将が1点集中で見事にクッキングパパと合体していた。そして、江口寿史には壁画サイズで描いて欲しいものである。ちなみに、5月1日からは芝の増上寺で開催される。その後、東寺で特別公開中の塔頭・観智院とガラクタ市を観てから、バスで東福寺に向かった。以前、ぺぺるさんが紹介していた瀧尾神社の龍を観に行ったのだ。龍の像はなんだかあっけないほどオープンで、しばらくどこにあるのかわからず、狭い境内をぐるぐる廻って歩いた。なんのことはない、ど真ん中にあるじゃないか。そして、その迫力たるや。詳しくはぺぺるさんのブログを読んで欲しい。それから、東福寺、泉涌寺、新熊野神社、父母の遺骨を納めてある大谷本廟など。肌寒いし風邪気味だったので早めに切り上げるつもりだったのに、スマホの歩数計によれば約20キロほど歩いたようだ。京都おそるべし、底なしだよ。
2014年04月06日
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すっかり月1更新になってしまっている。深く反省。さて、今日は久々にダム・ウォッチングに出掛けた。神戸電鉄の鈴蘭台駅からスタートだ。この辺は六甲山系のためかハイカーが多い。ジジババの集団が駅前でもたもたしているうちにまずはダッシュだ。10分ほど歩くと、電車の中から見えていた神戸電鉄の車両基地が見えてきた。私は血中鉄分が少ない方だと自負しているけど、こういう光景は悪くないな。そこからさらに15~20分で石井ダムの上流側が見えてきた。洪水調整ダムだから水が貯まっていなくて、下まで降りてダムを拝める。ありがたや。ゲートはなくて自然越流の洪水吐なっている。そして、下流側だ。2枚目は、さらに下の砂防ダム越しに見た光景だ。様々な角度から堤体を眺めることができて、ダム好きにはたまらないダムだ。そこからしばらく歩いて、次は烏原ダム(立ヶ畑ダム)へ。石井ダムが平成14年竣工に対して、こちらは明治37年竣工の大ベテランだ。阪神淡路大震災にも耐えたのだね。よく頑張った。そして、石井ダムが洪水調整であるのに対し、こちらは上水道の水源地である。堤体は若干アーチしているようにもみえるが、重力式ダムのようだ。いやはや、素晴らしい。街に降りて、新開地から西代経由で、新長田の鉄人28号に会って帰ってきた。満腹、満腹
2014年03月09日
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昨日、一日早い節分を求めて京都に出掛けた。正午過ぎに大宮に着き、駅前のうどん屋で鴨なんばを食べた。麺も良し、鴨も良しだったが、汁に鴨の旨味が滲み出ていないんだよな。それでも、また食べたいと思う味だった。大宮駅から歩いて壬生寺へ。少し前に、江戸時代の申の版木を復活させた御朱印を節分会の二日間だけ授与すると、新聞で読んだのだ。それが、これだ。壬生狂言も演じられていたが、撮影禁止だった。代わりに、山伏による護摩焚きがこれ。そこから、八坂神社に向かった。祇園さんの節分は華やかでいい。そして、いったん四条河原町に戻って、村上重本店で千枚漬を買い求めた。今回の京都行きの真の目的はこれと言っても過言ではない。自分にとって、今一番に食べて幸せを感じられるものが、村上重の千枚漬だ。今シーズンはそろそろおしまいになる。今のうちに京都に来なければならなかったのだ。今日の最後のイベントは、吉田神社の追儺式である。ちょっと甘く見ていたようだ。あまりに人が多くて、鬼の頭と金棒しか見えなかった。帰りに、梅田のガード下で串揚げを食べて帰宅した。良い一日だった。
2014年02月03日
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今日は室津の街を歩いてみた。室津と言っても知らない人の方が多いと思う。私も兵庫で暮らし始めて少し経って知った。乱暴な言い方をすれば、鞆の浦をスケールダウンしたような街だ。奈良時代には既に良港として知られ、江戸時代には西国大名が参勤交代の折に瀬戸内海を船で室津までやって来て上陸し、ここから山陽道を東進したそうだ。そのため、最盛期には6軒の本陣があったという。また、朝鮮通信使もやってきた。今は小さな港町である。天然の良港を活かして漁業が盛んなようだ。散策といっても、見るべきものは賀茂神社と昔の豪商の屋敷を利用した2つの資料館ぐらいしかない。それでも、その資料館のひとつ、室津海駅館に展示されている大名や朝鮮通信使に供されたという料理には目を見張った。栄えていたとはいえ、こんな田舎町(失礼)でこれほど豪勢な料理が出されていたとは!料理の一つひとつを見ていくと、実に興味深い。海産物はもちろんだが、鳥類が何種類も並ぶ。鴨肉はこの頃から食べられていたのだな。鶉はすごいことになっていた。頭と羽は毛が付いたままで、羽ばたく格好をしているのだが、胴の部分が調理されていた。活け造りみたいなものだろうか。さらに、献立には鶴や白鳥の汁の文字が見える。鶴や白鳥ってどんな味がするのだろう?予約すれば当時の再現料理を食べさせてくれるらしいけど、さすがに鶴、白鳥は出ないだろう。他方、この頃は雉や鴫や雀などは食べなかったのかな。ちなみに、私はフレンチで鳩や雷鳥を食べたことがある。
2014年01月26日
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遅くなりましたが、皆さま、新年明けましておめでとうございます。久しぶりの長い年末年始休暇も今日で終わり。明日からの仕事に備えてゆっくりしようと思っていたのだけど、天気も良いし、日頃の運動不足解消も兼ねて、赴任先の地元の神社仏閣を巡ってみることにした。まずは曽根天満宮に参拝し、そこから少し遠回りになるが天川に出て土手を歩き、年末にも訪れた時光寺を再訪した。再訪したのにはワケがある。先般訪れた際に、迂闊にも山門の内側の多聞天と広目天だけを観て帰ったのだ。この2体があれば、当然に増長天と持国天がなければおかしい。しかも、多聞天と広目天は境内の内側を向いていたのだから、門の外側に向いた2体があるのも想像に難くない。前回どうしてそれに気付かずに帰ってしまったのか悔やまれる。今日行ってみて気付いたが、外を向いた2体は暗いんだよな。意識しないと見えないし、写真も撮りにくかった。とにもかくにも、増長天と持国天である。ちなみに、Wikipediaで「四天王」を引くと、この時光寺の四体の写真が出てくる。さて、次は鹿島神社だ。ここはお社も立派だが、鳥居がすごい。チタン製だ。ただ、神社に責任はないのだけど、ここの参拝客のマナーたるや実に嘆かわしい。古いお札や破魔矢を参道の石灯籠に溢れんばかりに突っ込んであるし、道端には屋台で買った飲食物のゴミが散乱している。鹿島神社の次は成田山に寄ってから、北山鹿島神社を参拝した。鹿島神社と北山鹿島神社の関係は分からないが、北山の方がかなりこじんまりしている。そして、ここにも罰当たりがいる。午前の部の最後は生石(おうしこ)神社だ。ここはお気に入りの場所である。石の宝殿も良いし、天気が良ければ裏山からの眺めも最高だ。さらには、こんなお札もある。牛馬安全守護のお札で、馬バージョンと牛バージョンがあるのだが、干支ということもあってか馬は売り切れていた。一旦帰宅して、スマホの歩数計によれば、ここまでで約15キロ歩いたようだ。昼食後、今度は自転車で、荒井神社、十輪寺、高砂神社を走破した。荒井神社は保育園の奥にあった。十輪寺の斜め前には不思議な建物があった。実はこれ、銭湯なのだ。正面に回ってみると変哲もない古い銭湯なのだが、裏から見るとなんとも異様である。そして、後で知ったが、この梅ヶ枝湯という銭湯はWikipediaにも掲載されているのだ。最後の高砂神社の境内には、「今年の恵方神 歳神社」という小さな祠が置かれていた。よく分からないが、神社仏閣を見たら拝む私である。最後はお尻が痛くなってきた。自転車よりも歩く方が楽だな。今年も良い年でありますように。
2014年01月05日
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今年を振り返ってみると、非常に動きのある1年だったわけだけど、間違いなく、とても楽しい1年だったと言える。 皆さん、大変お世話になりました。 良いお年をお迎えください。 多謝! (BGMは井上順さんの「お世話になりました」の気分)
2013年12月31日
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すっかり怠け癖がついて、日記を1カ月も休筆してしまっていた。平日は仮住まいと職場を会社のバスで往復するだけで、食事も会社が用意した食堂で済ませているので、これといって書くことがないのも事実である。とはいえ、引き籠っているばかりではない。例えば、先週は、へ行って、こんな贅沢をしてきたし、翌日は京都でだ。その反動で、昨日は300円のうどんに天ぷらといなりを付けて550円也と質素なランチだった。とはいえ、車で片道3時間ほど。当然に高速道や橋の通行料も掛かる。うどんだけ食べて帰るのはもったいないので、食後の運動もした。さて、明晩はクリスマスイブだ。単身赴任のおじさんには関係ないけどね。それにしても、今住む街は全然クリスマス気分の盛り上がりが見えない。そもそも、若者が集まるようなスポットがないからな。街の将来を考えたら、若者たちが集う場所やイベントを考えていかないとね。皆さん、良い聖夜を!
2013年12月23日
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昨日は絶好の行楽日和だったのにワケあって引籠りだったので、今日はその鬱憤晴らしに出掛けた。まずは、姫路の増位山随願寺へ向かった。「ますいやま」ではなく、「ますいさん」である。きれいなドライブウェイがあって、駐車場も整備されていた。駐車場から10分ほどで本堂へ。良い寺だし、姫路城主だった榊原家の墓も見る価値が大いにあり。なのに、ほとんど人の気配がない。来年の大河ドラマで少しは盛り上がるだろうか?次は廣峯神社だ。これまた黒田官兵衛にゆかりのあるところらしい。本殿もちょっと変わっているし、牛頭天王の九つの穴の願掛けも珍しい。面白いのでお守りを買って、私の生まれ年である九紫火星の穴にお札を入れて祈ってみた。ここまでで、まだ正午をちょっと回ったところ。このまま帰るのももったいない。そうだ、前から気になっていたあれを見に行こう。というわけで、やってきたのは、手柄山中央公園である。ここは、昭和41年に姫路大博覧会が開催された場所であり、大博覧会に合わせて営業を開始した姫路モノレールの終着駅である。…終着駅と言っても、姫路駅~大将軍駅~手柄山駅の3駅、わずか1.6キロメートルが全営業距離だった。「やれやれ、今日も閑古鳥が鳴いている。この線はいつまで続くかな」そう、開業からわずか8年後の昭和49年には営業を休止している。計画自体が典型的なお役所仕事だったのだろう。当時は、姫路から鳥取まで延伸する計画もあったらしいが、さすがに実現は無理だったようだ。そして、↓これが唯一の途中駅「大将軍駅」跡である。ゆるやかに流れる曲線が美しいビルの中層階が駅になっていた。上層階はアパートだ(今でも住人がいるようだった)。デザインだけでなく、コンセプト自体が斬新だ。姫路駅前の再開発とともに、高度成長の夢は消えていく。
2013年11月24日
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大阪からの帰り道、明石の街はずれの駅で途中下車して、玉子焼き(明石焼き)を食べた。特上である。と言っても、530円也。普通の玉子焼きが500円だ。30円の値差で特上が味わえる。店のオバちゃんに30円の差の秘密を尋ねたら、「特上の方が玉子が1個多いの。だから、外はカリッと中はフワフワなんよ」と笑った。だったら、特上オンリーじゃダメなのか?食べてみると、うん、旨い!「カレーは飲み物だ」と言ったのはホンジャマカの石ちゃんだったろうか?それに倣えば、玉子焼き(明石焼き)も飲み物だっ!一人前15個はちょっと多いかな。12個がちょうどいい量にも思えるが、15個がビール大瓶1本にぴったり合うのも事実だ。2人で行って玉子焼きと焼きそばをシェアするのも良さそうだが、一緒に行く友達、いないんだよね。単身赴任なんてそんなものさ。
2013年11月22日
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転勤以来何度か大阪に来ているが、どこに何があるやらさっぱりわかっていない。と言いつつ、大阪・梅田駅周辺は少しずつ(それとてほんのちょびっとだけど)見えてきた。今夜も大阪。ドーチカの一人しゃぶしゃぶの店でビールセットの豚しゃぶ、それから河岸を変えてたこ焼きも。たこ焼きはトロトロで美味しい!歳のせいなのか、大阪だからなのか、たこ焼きにはソースより醤油が旨い。マヨネーズも要らない。もう少し大阪探索が必要だ。
2013年11月21日
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今日は仕事をサボって京都へ。観光の前に父母の遺骨を分骨した大谷本廟にお詣り。嵐山方面に行こうと思っていたのだけど、正反対だ。大谷本廟から人の流れに釣られて清水に向かって途中まで坂を登ったのだが、清水は何度も行っているし、今の時期は夜間拝観もできる。清水を素通りして、高台寺へ。圓徳院からねねの小径を通って建仁寺。高台寺に行っておいてこんなことを言うのもなんだが、秀吉には興味が湧かない。続いて六波羅蜜寺に向かった。口から6体の阿弥陀像を繰り出す空也上人に出会った。そこからバスを乗り継ぎ妙心寺を訪れた。法堂の八方睨みの龍はもちろん、特別公開中の大法院も。さらにちょっとだけバスに乗って仁和寺。龍安寺まで行きたかったが、仁和寺でタイムアップだ。ここからは夜間特別公開中の寺を目指す。またしても京都市街を斜めに横切って東山に。青蓮院門跡に辿り着いたのが17:50。18時の開門の10分前には大行列が出来ていた。庭は幻想的で、カップルたちがウットリといいムードだ。単独行のオジさんは居心地が悪い。同じくライトアップしている知恩院がすぐ隣だけど、さすがに疲れた。あの寺は広いからなぁ。青蓮院で終わりにした。といっても、兵庫には帰らず、大阪に泊まる。ぶらり横丁でカキフライ、おでん(すじ、大根、たまご)、ポテトサラダ、生ビールに赤ワイン×2を楽しんで、1900円ほど。楽しかった。
2013年11月20日
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一昨日は大阪へ。大阪城は初めてだ。大阪城内に展示されていたパネルに、家康は大阪夏か冬の陣で落命し、それ以後は影武者だったと書いてあった。50年近く生きてきても、世の中には知らないことがまだまだある(笑)。夜は10年ほど前、法善寺横丁が火事になった頃に行った鯛めしの店を再訪した。そして、昨日は神戸へ移動した。ポートタワーがピサの斜塔みたいに写ってしまった。夜はさらに西に移動して、新装なった高砂神社の能舞台の杮落しである。観月能のはずが、残念ながら雨模様で合羽を着ながら震えて見る羽目に。それでも、なかなか楽しいものだった。
2013年10月20日
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播州は秋祭りの季節である。灘のけんか祭りという名は聞いたことがあったが、こちらに赴任するまで、神戸の「灘の酒」の灘でやっていると信じて疑っていなかった。実は、山陽電鉄白浜の宮駅近く、住所で言えば姫路市にある松原八幡神社の例大祭なのだそうだ。というわけで、まずは灘のけんか祭りへ。次は、大塩天満宮だ。大塩天満宮は獅子舞が有名なのだそうだが、私が行った時はさらし首状態↓だった。そして、今日の締め括りは曽根天満宮である。屋台の屋根が富士山仕様↓この屋台↑は伊勢海老だが、しゃちほこや龍のバージョンもある。私が見た限りでは(タイミングもあるだろう)、曽根が一番盛り上がっていた。とはいえ、3神社とも甲乙つけ難い豪華絢爛な屋台で勇壮に練り歩く。職場の地元社員が「盆暮れ正月に働けと言われても我慢できるけど、秋祭りに休むなと言われたら、会社辞めます」と言うのもさもありなんと納得した。
2013年10月14日
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「漸く」と言うべきだろう。世界遺産好きの私が、こんな近くにいながら未だに行っていなかった。そう、姫路城である。年明けまでこんな様子↓が見られます。これ↑は模型で、実際はこんな感じ↓。西の丸↓の長い廊下も良かった(千姫の恋物語の看板は余計だけど)。姫路城の次は、播磨西国三十三ヵ寺巡礼のスタートだ。第一番は書寫山圓教寺である。車で麓まで行き、ロープウェイで上るという安易なコースと思ったが、ロープウェイを降りてからも結構歩く。2週続けてのハイキングとなってしまった。山歩きの先にようやく仁王門↓。いつも写真が斜めになってしまうのは、普段から世の中を斜めに見ているせいだろうか。清水寺みたいな舞台のある摩尼殿↓は大き過ぎてフレームに入りきらなかった。大講堂↓奥の院には鬼がいた。屋根を担いでいる。圓教寺の御朱印をいただいて、第二番の富田山性海寺へ。↑ 寺なのになぜか獅子が出迎えてくれた。駐車場には車が10台以上も停まっていたのに、境内には誰もいない。鄙びた古い寺である。そして、どこにも人影はなく、御朱印授け所も見つからず、結局はいただけなかったのである。残念。そして、第三番の八徳山八葉寺へと向かったのだが…辿り着けなかった。途中まで看板が出ていたので、それに従って行った。しかし、道は段々と細くなり、ついには「このまま行ったら、Uターンもできず山の中で身動きができなくなるんじゃないか」「対向車が来たら、脱輪するか崖下に転落だな」と思うような山道になり、諦めて引き返してきた。帰宅してネットで調べてみたら、八葉寺の訪問者たちのページには立派な駐車場が写っている。おかしいよな。あの道の先にこんな駐車場があるはずがない。それじゃ、道を間違ったのか?いや、道に間違いないようだ。狸か狐に化かされたのかもしれない。というわけで、播磨西国三十三ヵ寺巡礼は、初日で挫折してしまった。やれやれ。気楽に行ける寺だけ行ってみよう。
2013年10月06日
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神戸で会議の後に本社からの出張者達と元町の杏杏で軽く飲んだ。 前任者から教えてもらった店だ。 あっさり系中華が好きなら、気に入ると思う。 兵庫赴任3ヶ月で3回目の訪問だ。 旨い。
2013年10月04日
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職場の飲み会の酔った勢いで山登りに行く約束をしてしまった。標高300メートルほどだというのでなめてかかっていた。登り始めてすぐに後悔した。だって、こんな岩壁をよじ登っていくのだ。帰ろうかと思ったが、仲間に励まされつつなんとか尾根の上まで辿り着いた。しかし、そこからがまた長い。目指すは右奥↑に見える峰である。振り返るとこんな感じ。そして、頂上はこんな大岩だ。抜けるような青空、時折吹きぬける秋風。姫路、高砂、加古川の街並みを一望し、さらに東には明石大橋と淡路島、西には家島諸島、そしてその奥に見えるのは小豆島だろう。最高のシーンなんだけど…辛かった。当分、山登りはいいや。
2013年09月29日
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今日は岡山方面へドライブ。目的地は備前長船刀剣博物館である。展示品もよかったけど、作刀のビデオがためになった。帰りに寄った道の駅で、シャコとタコを買った。これだけの量で合計800円でお釣りが来る。こうなると、日本酒だ。シャコもタコも美味しかったけど、もう少し塩を利かせて茹でて欲しかった。満腹、満腹
2013年09月28日
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山本草二先生が亡くなられた。国際法の大家である。私は二十歳頃にこの先生の講義を聴いて、感銘を受けた。正確なところは忘れてしまったけど、およそこんな話だった。曰く、「国際法という学問の目的は何か?それは、世界中の国々の法律を統一することではない。世界中には異なる歴史、価値観、風俗、宗教を持った文化、民族が存在する。その異質なもの同士がお互いを異質なものとしてそのまま受けとめた上で、相互に受容できる普遍的(universal)なルールを見出していく。それが国際法の目指すところです。」この話を聴いた時から今に至るまで、自分が他人と接する時の基本はここにある。東京にいれば葬儀に駆けつけるのだけど。無念。関西の空の下、山本草二先生の冥福を心から祈ります。南無阿弥陀仏。合掌
2013年09月21日
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単身赴任先で車を買った。中古のくたびれた軽なのだけど、思ったほど安くない。10年落ちの10万キロ超ですら、結構良い値が付いている。軽の中古なんて10万円もあれば買えるものだと思っていた私は、とんでもない世間知らずだったわけだ。全国平均でも2世帯に1台の軽自動車があり、いくつかの県では1世帯に1台を超えたのだそうだ。中古でも高いはずである。さて、手に入れたばかりの車で少し遠くまでドライブに行こうと思っていたのだけど、ちょいと二日酔い気味で出遅れた。そんなわけで、買い物ついでに街乗りである。まずは仕事で時々出掛ける加古川駅に行ってみた。ちょうど昼時。加古川といえば、かつめしである。商店街を歩いてみると、いろはーずというかつめしの専門店を見つけ、入ってみた。二日酔いでかつめし。しかも、かつめしは前に一度食べて懲りていたのじゃなかったのか?でも、なぜか惹かれてしまったんだよな。この店、スタンダードなビフカツにデミグラスソースのタイプももちろんあるが、バラエティに富んだメニューもある。ビーフの他に、豚、チキン、コロッケ、エビ、白身魚のフライが選べるうえ、ソースもデミグラスの他に、ホワイトソースにグリーンソースもあり、さらにはこれら3種の組み合わせで、ハーフやトリプルにもできる。初めて入った店だから、普通ならスタンダードだろう。それか、デミグラス+ホワイトand/orグリーンといったところか。ところが、私のチョイスはビーフのグリーンだ。ちなみに、グリーンはマイルド、ピリ辛、激辛を選ぶことができ、ピリ辛を選んだ。店員の説明によると、グリーンはホウレン草とバジルと15種の香辛料を合わせたスパイシーソースだという。そして、味はというと、Good!食が進む。ハグハグと食べ進んだ。とはいえ、最後の二口ぐらいはちょっと飽きたけどね。やはりハーフぐらいにしておけばよかったな。でも、美味いよ。ただ、これはもうかつめしじゃなく、ホウレン草のカツカレーだ。それと、付け合わせが茹でキャベツというのも再考の余地ありの気がする。
2013年09月07日
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今朝は単身赴任先で久しぶりに目覚まし時計に起こされた。歳をとって朝早く目が覚めるというのではない。先週まではクマゼミの大合唱で朝6時ころにはたたき起こされていた。クマゼミの非生息地域に暮らしてきた私にはかなり耐え難い。憎しみすら感じるほどの騒音だ。そのクマゼミが、どうしたわけか今日はひっそりとしている。目覚めた後に遠くで1匹鳴いているのが聞こえてきたが、うるさいというほどではない。どうした?クマゼミ!そういえば、同僚が「クマゼミは暑い時は鳴かない」と言っていた。確かに、朝これでもかとばかりに大鳴きし、昼にはぴたりと鳴き止み、夕方からまた大合唱が始まる。ついに朝も鳴けないほど暑くなったということか。ホントに暑い。暑さのあまり、ひとつ告白しよう。先週末、私は転向した。そう、ステテコ党入党宣言だ。あれはもう20数年前のこと。会社帰りに同僚たちと近くのスポーツクラブでスカッシュをしようということになった(なんてオシャレなんだ。でも、後にも先にもスカッシュなんてその1度きり。しかも男ばかり)。で、ロッカールームで着替え始めたら、7年上の先輩がステテコをはいているのに気付いてしまったのだ。私がまだ20代半ばだったから、先輩だって30代前半だった。それなのに、ステテコである。マジですかっ!スカッシュ後の居酒屋では、先輩からステテコがいかに素晴らしいかを滔々と聞かされた。その先輩によれば、ステテコの第一の目的はスーツのズボンを傷めないことだそうだ。汗や摩擦から守ってくれるのだという。そして、第2には涼しいという。ズボンが汗でべったりと肌に触れないことにより、涼感があるのだと主張していた。とはいえ、若かった私には、「30過ぎたらオヤジだな」と呆れて聞いていた。(しかし、まぁ、そんな話をよくもいまだに覚えているものだ。)あれから幾星霜。先週、他社の方々と飲み会があって、隣に座った初対面の方がステテコ派をカミングアウトしたら、もう一人も「そりゃあ、夏はステテコなしでは過ごせません」と同調したのだ。そして、2人でそろって「ステテコをはいた方がはるかに涼しい」と言う。そんなバカな。暑さのあまり一枚でも多く脱ぎたいと考えている私にとって、今よりも1枚追加するなんて、しかも、その方が涼しいなんて俄かには信じ難い話だった。ただ、汗をかいた足にズボンが直に触れないのがいいという、20数年前に聞いたのと同じ説に、オヤジとなった私は反応してしまった。さっそく週末にステテコを買ってきてはいてみた。快適だ。下半身の汗まみれ感がない。涼しいとまでは言わないが、暑苦しさがかなり緩和されている。なんてこった、20数年間もこの快適さを得るチャンスを自ら放棄してきたとは。すぐさまステテコを買い足しに出かけた。まだ、ステテコ未体験のアナタ、騙されたと思って今すぐTRYせよ。今日はビールが旨いなぁ。
2013年08月12日
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今日、地下鉄の中で、30~50匹ほどの金魚が詰まった(もちろん水も)大きなビニール袋を抱えた男性を見た。 金魚すくいの名人か? 逆に金魚すくいを商売にしている人だろうか。 いや、商売なら地下鉄に乗って手で運んだりしないよな。 それより気になったのは、袋にマジックで書かれた金額だ。 「¥1,656」 安いのも目を引くが、56円という半端さがどこから出てきたのか? 売り手には売り手の考えがあって金額を決めているのだろうけれど、30匹で1,500円とかそういう大雑把な価格設定でもいいんじゃないの。 キロいくらとか、そういうことなのかな。 あっ、もしかしたらあの金魚の用途は、餌かもしれない。 大型のカメや肉食魚なら金魚を餌にするのは珍しくない。
2013年08月11日
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単身赴任先にはテレビがないので、最近はよくラジオを聴いている。リスナーの年齢が高いのがちょっと意外だ。子供が高校生とか大学生と言って、子供ネタでメッセージを送ってくる人が多いように思う。聴いている時間帯なのかな。そういえば私も少年時代は、もっと夜遅い時間帯にラジオを聴いていた。リスナーの年齢が高めのわりには若者向けの曲もよくかかる。ここ何日かよく耳にするのがAKBの新曲「恋するフォーチューンクッキー」(たぶん)である。なんだろう、この懐かしさは。聴いていると、全然古臭くないのに、若かりし頃の記憶をやさしく刺激されているような感覚におそわれる。ラジオにメッセージを寄せたAKBの誰やらが、「みんなで楽しく踊れるディスコ調の曲です」と紹介していた。なるほど「ディスコ調」か。まさに私のようなバブル世代がターゲットなんだな。確かに、世の中がどうだろうと、AKBはバブリーかもね。秋元康だから。閑話休題最近は社員食堂でカレーばかり食べている。これがもうなんだか昔ながらの「食堂のカレー」なんだよな。通称「貧民食堂」と呼ばれた教養部第二食堂で、来る日も来る日も昼食にカレーを食べ続けた大学1年生の日々を思い出す。こういうのもまんざらイヤじゃなかったりする。考えてみれば、銀座で昼夜食べ歩いていた方が異常かもね。今日は広島原爆の日。黙祷
2013年08月06日
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今日もまたローカルなB級グルメである。 その名は「にくてん」。 肉の天ぷら? 否、お好み焼きの仲間だ。 普通のお好み焼きとは違う。 最初に生地を薄く伸ばして焼くのは、広島風だが、その先は広島風とも異なる。 生地の上には、広島風に比べるとかなり控え目なキャベツ、そしてここからがオリジナルと言って良いだろう。 スジ肉、コンニャク、ジャガイモを甘辛く煮たものを載せ、折り畳む。 ソースを掛けて出来上がりだ。 後はお好み焼き同様に、好みでマヨネーズ、削り節粉、青海苔など。 私はマヨネーズは使わない。 ボリュームは今ひとつだが、コーヒーゼリーのオマケ付きで4百円なので十分だ。 生ビールに、にくてんと後ちょっとしたつまみ系をひとつふたつ。 店内滞在時間30分ほどというのが好ましいスタイルと思う。 今日はにくてんオンリーだったけど。
2013年08月04日
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神戸に行ってみた。大都会だな。関西経済の地盤沈下が著しいなんて地元の方が嘆いていたが、銀座よりも遥かに賑わっている。この1ヶ月、人口密度の低い地域にいるので、三宮や元町の人混みを見ただけですっかり疲れてしまった。知人に教えてもらった、元町から坂を登った住宅街の中にある杏杏という小さな中華屋で一息ついた。皮のパリッとした焼豚、水餃子、生ビール。一人だとこれだけ食べればお腹が膨れる。しばらく街をブラブラしたが、暑さと人の多さに疲れてしまって早めに引き上げた。あとで知ったが、今日は神戸のお祭りか花火大会だったらしい。そういえば、仮住まいの近所でも祭りの準備をしていたり、浴衣姿の若者たちを大勢見かけた。こちらは今ごろ夏祭なんだな、なんてぼんやり思ったけど、今はもう8月だ。夏祭り、いつやるの?今でしょ!ってことだよな。自分じゃ気付いていないけど、少し気持ちに余裕がなくなっているのかな?
2013年08月03日
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今日は、いま住んでいる辺りのご当地B級グルメと言われる「かつめし」を食べた。 店によってバリエーションがあるようだが、今日食べたのは、ライスの上に牛かつが載せられ、ドミグラスとケチャップを混ぜたようなソースがたっぷり掛かったものだった。 付け合わせには、茹でキャベツだ。 普通のかつめしは840円、肉が豚になると「とんめし」と名を変えて900円である。 牛より豚が微妙に高いのは謎だ。 ちょっと奮発して上かつめしを食べたら、1600円也。 うーん、不味くはないけど、次回これに1600円払う気にはならない。 840円なら気まぐれに食べることもあるだろう。 いや、1600円でこのレベルの肉なら、840円の肉は不安だ。 そもそも、1600円ではB級グルメじゃないよな。
2013年08月02日
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転勤してこの1ヶ月弱というもの、ひたすら動き回っている。 主に神戸と姫路の間の一帯をうろちょろしているのだが、先週は大阪にも行った。 で、今日は姫路で昼を迎えた。 姫路には何度か来ているが、分かるのは駅周辺だけ。 そんなわけで、駅地下の「焼きスパ ローマ軒」という店で食べた。 焼きスパと名乗るあたりからして、ロメスパ系なのだろう。 案の定、ジャポネーゼやインデアンなんてメニューがある。 ジャポネーゼを食べるつもりだったのに、メニューを開いていきなり前言撤回である。 だって、ジンジャー=豚生姜焼きスパゲティなんて、どう考えても反則だよ。 ドーピング疑惑濃厚だ。 なぜ、これまでこんな魅力的メニューに思い至らなかったのだろう。 ジンギスカンうどんまでは実践済だったのに。 でも、今日のジンジャーはちょっと辛すぎる。 もう少しマイルドでいい。 ちなみにこの店、串揚げやビールとのセットメニューもあり、夕方や休みの午後に軽く1杯やるのに良さそうだ。
2013年07月29日
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昨晩早い時間に送られた筈の知人からのメールに気付いたのが、今日の午後遅くだった。 いま住んでいる場所や職場の電波状態が不安定なせいだろうか。 職場はともかく、住んでいるのは住宅街なんだから、何とかならないものかな。 いずれにしても、LTE1本にiPadもPCもぶら下げるのは無理がある。 WiMAXの導入を考えてみよう。 閑話休題。 今日の1枚は、チャカと昆虫採集による「うたの引力実験室」である。 いまやジャズボーカリストになり、音大でも教えているチャカの、PSY・S時代のソロ企画アルバムだ。 今じゃすっかり定着した感のある歌謡曲カバー集だが、このアルバムはそのハシリと言って良いだろう。 選曲がいい。 ひまわり娘、バスストップ、Happy Talk、Sweet Memories、明日があるさ、街の灯、大きな古時計 etc. PSY・Sの鉄腕チャカが、しみじみとこれらの唄を歌い上げる。 チャカはPSY・Sがイヤだったのかな? 余談 ひま潰しにブラブラしていたら、沖縄料理屋らしき店を見つけ、入ってみた。 変わった店だった。 入り口のすぐ左手に衝立で囲ってマッサージチェアがあり、男が寝そべっている。 「いらっしゃい」と言うのだから、店の人なのだと思うが、立ち上がる様子はない。 奥からオバチャンが出てきたので、沖縄ソバを注文した。 店内を見回すと、私の座った半円のテーブルの他は座敷に2卓。 後はなにやらごちゃごちゃしている。 三線や泡盛が置かれ、サーターアンダギーの粉やスパム缶が売られているあたりは、十分に沖縄だ。 店員の商売っ気のなさも、沖縄的かもね。 で、沖縄ソバは手打ち風平麺だ。 中華麺だよな、これ。 それでも、沖縄ソバと言われれば、そうかもしれないと頷いてしまう。 なんだかな。 しかも、店名はソンブレロだし、ムダ毛エステもやっているらしい。 この店でムダ毛処理しようなんてチャレンジャーが、どこにいるんだ。 ホントにもう訳わかんないよ。
2013年07月28日
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先日、出先で昼を迎えたもののあまり時間がなく、駅構内のそば屋に入った。 食べたのは、「えきそば」とかやくご飯のセット。 「えきそば」ってネーミング、そのまんまじゃないか… と、思ったら、これが想像とは異なるものだった。 和風の汁に中華麺が入り、薄いカマボコ1枚に青ネギ、そして、天ぷらがトッピングされていた。 しかし、これを天ぷらと呼んで良いのだろうか? 具は何もない。 衣を薄焼き煎餅風に薄く広げて揚げてある。 揚げ玉が粒状ではなく、薄板状になったと表現するのが適当だと思う。 和風汁に油でコクを出すための役割なんだろう。 えきそばは、変わったものだったが、たいして旨くはなかった。 尾道で数年前に食べた天ぷらラーメンに似ているが、迷わず尾道に軍配が上がる。 かやくご飯はGood!
2013年07月27日
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単身赴任生活も早2週間ほど。 社宅のジメッとしたカビ臭さには未だ馴染めないが、生活に落ち着きが出てきたように思う。 暑さが一段落したのも、気持ちに余裕を与えてくれている。 それから、冷蔵庫を手に入れたことも大きい。 テレビがないのはちょっとだけさびしいけど、なければないでなんとかなる。 冷蔵庫がないのは不便だったな。 最低限の文化的生活に、冷蔵庫は欠かせない。 ラジオを聴いていたら、AORばかり流れてくる。 また、AORブームがくるのかな? 景気回復の兆しだろうか。
2013年07月16日
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