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映画「西遊記」を観ました。テレビドラマでやっていたときに、何度か見たことがありました。「西遊記」の中でも有名な金角と銀角の兄弟妖怪、魔法の瓢箪の物語が壮大なスケールで描かれています。子どもの頃、金角・銀角の物語を絵本で読んだ記憶があります。絵本では、孫悟空の呼びかけに思わず返事をした金角・銀角が、魔法の瓢箪に吸い込まれてしまったような。。。?CG映像も使われ、楽しめる映画でした。ただ、夏休みに入ったせいか、小さな子どもも多く、少し騒がしい映画館でした(>_
2007.07.22
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映画「ピアノの森」を観ました。原作は一色まことさんの漫画。昨年、映画「花田少年史」を観たときに、原作漫画のことや、同じ作者の作品「ピアノの森」をご紹介いただきました。こちらは原作漫画を読んでいませんが、映画化されると知り、夏の公開を楽しみにしていました。今回は、試写会に当たったので公開前の鑑賞となりました(^^)森に捨ててあるピアノは壊れていて音が出ない。ところが市ノ瀬海には、そのピアノを弾くことができるのです。森のピアノのかつての持ち主であり、かつては天才的ピアニストであった教師の阿字野、ピアニストを目指す少年・雨宮修平、森のピアノを通して、それぞれが本当の自分を見つけていきます。冷静で、淡々とした雰囲気の阿字野先生の声を、雨上がり決死隊の宮迫博之さんが担当していました。落ち着いた声がよかったのですが、顔が思い浮かんじゃって(^^)雨宮修平役の神木竜之介君はちょっと好き、市ノ瀬海役の上戸彩さんも、思っていたよりずっとよかったです。映画の音楽(ピアノ演奏)は見事で、ちょっとしたリサイタルを聴いているような気分にさせられます。原作は14巻もあるようですが、今でも連載中?映画は原作の一部を描いたのだと思いますが・・・原作漫画も読んでみたいなぁと思いました。
2007.07.17
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東野圭吾さんの「夜明けの街で」を読みました。東野圭吾さんは大好きな作家です。15年前の殺人事件。まもなく時効を迎える。僕はその容疑者と不倫の恋に堕ちた――。15年前に起きた殺人事件の真相に迫っていく、ミステリーとしての一面をもちながら、今回のこの作品は、不倫の関係にある渡部と秋葉、この二人の感情を中心に描かれています。家庭がありながら、クリスマス・イヴの夜を二人で過ごすため友人を巻き込んで時間を作りだそうとする渡部。相手の家庭を気遣いながらも二人だけの時間を喜ぶ秋葉。そんな気遣いをする秋葉を渡部はさらに愛おしく感じる・・妙に納得してしまう(不倫経験はないですけれど)心理描写でした。ミステリーとしては、捜査の方向をこんなに大きくはずすことがあるのか??司法解剖などで、死因等もう少ししっかり分からないのか??と、ちょっと疑問を感じてしまいましたが・・・それでもさすが東野さん、この作品も一気に読ませるものでした。
2007.07.16
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北村薫さんの「盤上の敵」を読みました。北村作品は、時と人シリーズで3作、「スキップ」「ターン」「リセット」とお気に入りがあります。特に「スキップ」は劇団キャラメルボックスの演目になり、演劇を観るようになるきっかけにもなった作品です。「盤上の敵」の文庫版には、購入する前に読んでいただきたいという前書きが載せられています。その前書きの最後に「あらかじめお断りしておきたいのです。今、物語によって慰めを得たり、 安らかな心を得たいという方には、このお話は不向きです―と。」とあります。ハードカバー版に対して「あまりの辛い内容に傷ついた」という感想が寄せられたためだそうです。同じ人間なのになぜこれほどまでに残酷なことが・・・と思えるような出来事が語られ、恐ろしさを感じました。物語には大きなトリックが仕掛けられ事件は解決します。最後は美しい森を夢みる場面で締めくくられますが、物語はハッピーエンドとは言えないのでしょう。
2007.07.14
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永嶋恵美さんの「転落」を読みました。追いつめられた者たちが見つけ出した答え。善意に満ちた悪・・驚愕の心理サスペンス。本の帯にはこんな風に紹介されているし、「転落」というタイトル、、、、いつか読もうと、ずっと手元にあった本でしたが、暗く、どんよりとした気分で読み終わりました。
2007.07.12
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映画「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ」を観ました。先日、試写会に申し込んで外れたもの。主演は松山ケンイチさん、デスノートでエルの役をやった方、デスノートでは、異様な?雰囲気を見事に演じていましたが、今回は一生懸命な獣医さん、普通の役柄でした(^^)物語は、沖縄の美(ちゅ)ら海水族館で実際に起きた出来事を基にしているのだそうです。バンドウイルカのフジの尾ビレが突然壊死してしまい、命を助けるために、尾ビレを切り落としてしまうのですが、フジは、ただ水に浮いているだけで泳げなくなります。獣医の一也はフジが再び泳げるように、、、と、「人工尾ビレプロジェクト」を進めていくのです。世界初となる出来事で、人工尾ビレの開発には相当の苦労があったと思うのですが、割とあっさりでした。イルカは本当に可愛らしく、人の心が分かるようでした。「泳げないイルカはイルカじゃない!」という台詞がありましたが、水に浮かぶだけのフジは、寂しそうで元気がありませんでした。でも、人工尾ビレを着けることをフジは望んでいるのか・・・・?それを確かめるシーンでのフジの演技?は素晴らしかったです。人工尾ビレをつけ自由に泳ぎジャンプするフジは、生き生きしていました
2007.07.09
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映画「アヒルと鴨のコインロッカー」を観ました。原作は伊坂幸太郎さんの同名小説。伊坂さんは好きな作家のお一人で、作品は全て読んでいます。この作品の映画化は楽しみにしていました。ところがこの作品、映画の舞台となった仙台で先行上映され、その後、全国公開ということだったのに、限られた場所のみで上映。東京でも、恵比寿ガーデンシネマだけの上映なのです。それでも機会があれば観たいと思っていましたので、今回の東京行きに合わせて、恵比寿まで足を伸ばしました。上映開始は17時15分で、帰りが少し遅くなりますが・・・物語は、ボブ・ディランの名曲「風に吹かれて」にのせて、若者たちの奇妙な友情をミステリアスに描いています。大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名は、奇妙な隣人、河崎に出会います。初対面にもかかわらず、川崎は同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、「本屋を襲おう」と奇妙な計画を持ちかけます。この計画のもつ、過去の出来事との関わりやブータン人留学生、ペットショップのオーナー、美人の麗子さん、、、、物語には多くの謎がありますが、後半で見事に解明されます。この小説、映像にするのは難しいのでは?と思っていましたが、原作のイメージ通りに、うまくできていると感じました。
2007.07.05
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劇団四季の「ウイキッド」を観ました。今回の東京行きの第一の目的です。緑色の肌と魔法の力を持って生まれ、自由を求めた少女は、なぜ永遠に「悪い魔女」と呼ばれるようになったのか。「オズの魔法使い」に隠された、誰も知らない真実。誰も知らない、もう一つのオズの物語ということです。人間と動物が同じ言葉を話し、ともに暮らす自由な国「オズ」緑色の肌と不思議な力を持って生まれたエルファバと美しくキュートな人気者のブリンダが同じ大学で学ぶことになります。ルームメイトになったものの、初めはうまくいかない2人でしたが、次第に理解し合い、友情を深めていきます。2人が分かりあい一緒に踊るシーンは、少し笑いを誘う感動の場面でした。ドロシーが家ごと竜巻に飛ばされ、東の魔女の上に落ちるシーン、魔女のはいていた魔法の銀の靴、「オズの魔法使い」に登場する、心のないブリキの木こり、知恵のない案山子、勇気のないライオンがなぜそうのようになってしまったのか・・・・次々に「オズの魔法使い」に繋がっていきます。ドロシーに水をかけられ溶けてしまう、西の悪い魔女。人々を苦しめていたとされる、悪い魔女の真実はこうだったのか。(「オズの魔法使い」のストーリーを知っておくことをお薦めします)劇場「海」のあるカレッタ汐留の入り口も、ウイキッド仕様。舞台は巨大なドラゴンや時計仕掛けの大きな歯車がセットされています。照明により、華やかな演出がされ素晴らしいものでした。今回は2階の9列目という席でしたが、のぞき込むような位置。上面でしたから、全体はよく分かりましたがちょっと遠かったです。次に観るときには、1階で観たいなぁ。
2007.07.02
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