きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2019.08.16
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カテゴリ: いのち
​昨日は終戦記念日でした。

この時期にぜひ読んでほしい本があります。

学校の先生には特に読んでほしい。

言わずと知れた名作、
『二十四の瞳』 です。


『二十四の瞳』

8月にこの本を読むことで、戦争の時代に思いをはせましょう。
戦時中の戦争のかなり具体的な描写があり、戦時中の暮らしを疑似体験することができます。
そんな中で、大石先生の子どもたちへの愛情が、前向きな愛と希望として、読み手の心を揺さぶります。

戦後の描写からは、ひときわ戦争への憎しみが感じられます。

「いっさいの人間らしさを犠牲にして人びとは生き、そして死んでいった。」
(p218)


「人のいのちを花になぞらえて、散ることだけが若人の究極の目的であり、つきぬ名誉であるとおしえらえられ、信じさせられていた子どもたちである。日本中の男の子を、すくなくもその考えにちかづけ、信じさせようと方向づけられた教育であった。」
(p222)

「となり村のある家などでは、4人あった息子が4人とも戦死して、4つの名誉のしるしはその家の門にずらりとならんでいた。大吉たちは、どんなにか尊敬の目で、それをあおぎ見たことだろう。これは一種の羨望でさえあった。」
(p225)

戦時中の教育の、世の中の、なんとむごいことか。

戦争を再び、繰り返してはならない。

今を生きる私の、生きることへの責任を、ひしひしと感じます。

今の時代に日本に戦争はないけれど、同じように追い詰められ、心を痛めている子どもがいることも、知らねばなりません。


教え子を再び、戦場に送るな。





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Last updated  2019.08.16 13:00:10
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