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2日連続でTOHOシネマズ川崎のプレミアスクリーン(一般料金)で、22:00からの上映で鑑賞。なんと1月で10本目の映画観賞です。1ヶ月10本は自分的に新記録。正月休み中は観ていないのを考えると、いきなりハイペースです。翌日はこの映画が¥500で観賞できる日なのですいているかなー、と思っていたら結構観客が入っていて、約50席のプレミアスクリーンの端の方の席以外はほぼ満席でした。 人類が月に行った、アポロ計画を実際に月に行った宇宙飛行士たちのインタビューを中心にまとめたドキュメンタリー映画です。提供は1995年の映画『アポロ13』の監督、ロン・ハワード。ちなみに、今年は人類が月に到達して40周年です。1961年4月12日、ソ連はガガーリンによる有人宇宙飛行を成功させる。その1ヵ月後、米国はシェパードによる宇宙飛行に成功。米ソは宇宙開発を競ってゆく。1961年5月25日、ケネディ大統領は「60年代中に人類を月に送り、無事帰還させる」と演説を行う。こうして「アポロ計画」は開始され、国中のパイロットの中から「ライト・スタッフ」を持った宇宙飛行士が選抜される。悲劇的な事故に遭いながらも計画は進み、1968年にアポロ8号が月の周回飛行に成功。ついに1969年7月16日、3人の宇宙飛行士‐アームストロング、オルドリン、コリンズ‐を乗せてアポロ11号が打ち上げられる。こうしてアポロ11号~17号で12人の宇宙飛行士たちが月に立ち、帰還したのである。 人類が月に到達して40年、いろんなところで語られた内容ですが、いつ観てもわくわくします。子供の頃に読んだ話でも、自分の知識が増えた今、改めて目にすると感じ方が違います。 最初に登場したX-15からサターンロケット、月面の映像まで、NASAの映像も満載です。映画の最初に続けて出てくる、打ち上げ失敗の映像。打ち上げるだけでもいかに困難だったかを表しています。そして、現代のようにコンピュータによる高度なシミュレーションもできないので、試行錯誤します。そして「こんなもんか」と言った感じの仕事でアポロ1号の悲劇が起きます。起きてみて初めて気づくようなこともあるのですが・・・ そして話はニール・アームストロング、バズ・オルドリン、マイク・コリンズの3人とアポロ11号による最初の月面着陸に。コリンズ氏のインタビューが多く流れていましたが、この方はなんとも前向きな人です。アポロ11号のクルーでただ一人、月面に降りずに指令船にいたのですが、このことについては「自分は月面に降りないから月まで来れた」と考えたり、他の2人が月面の降りて世界中の注目を受けている中、1人で月の裏側で孤独を楽しんだり…もしかして原題の「IN THE SHADOW OF THE MOON」はこのことなのかな?この前向きさが、すごく印象的でした。これも「ライト・スタッフ」なんでしょうね。そして、事故が発生したがクルーが無事帰還した、アポロ13号のエピソードもあります。 しかし、月面に立った飛行士たちが未帰還のときの公式コメントが準備されていたとは…それだけ困難なミッションで皆が覚悟の上だったと言うことでしょうが。「月面に立った彼らは帰還しません。しかし、彼らは明日への希望となったのです。」これをコリンズ氏が読み上げます。そして最後に、宇宙から見た地球がいかに小さかったかを元飛行士たちが語ります。 説教くさくないですが、地球環境保全の重要さが伝わってきます。今までいろんなところで語られたり映像化されたりしていますが、とても良いです。多くの人に見てもらい映画です。特に子供たちに。
Jan 31, 2009
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観た人の評判がイマイチな映画ですが、最終日たまたま時間が合ったので鑑賞。 生物学者のヘレンは緊急事態として強制的に軍の施設に連れてこられる。謎の天体が秒速30万キロで地球に向かっていると言うのだ。ヘレンは同じように集められた科学者たちと一緒にニューヨークに向かう。謎の球体はセントラルパークに着陸。軍や警察、科学者たちが見守る中、中から宇宙人が現れる。しかし、包囲する兵士の一人が発砲。宇宙人は倒れ、球体の中からはロボットが出現する。ヘレンは宇宙人を治療しようとするが、宇宙人の表皮がはがれて中からは人間が現れる。その人間はみるみるうちに言葉をマスターし、「クラトゥ」と名乗る。米政府はクラトゥを尋問しようとするが、失敗。クラトゥは脱走する。脱走したクラトゥはヘレンを呼び出し、行き先を指示する。一方、軍は球体とロボットに攻撃をかけるが撃退されていた。 予告編でストーリーが全て語られているとの評判でしたが、その通りでした。しかもストーリーがまんま直球でひねり無しです。観ている間はそれなりに観れていたんですが、感想を書こうと思い出すと…いい感想が出てこない。劇場の独特の雰囲気によるマジック?俳優やシーンの一つ一つはそれなりに雰囲気はいいのだけど全体では…という、特に邦画の話題作に多いパターンでしたね。 ストーリーを別のものに言い換えると、ヒーローがテロリスト撲滅のためにアジトに潜入して無差別攻撃を始めるが、テロリスト一味の母子の様子を見て攻撃を中止。テロリスト幹部を放置して帰国、という感じ?どうせなら、クラトゥが不幸な事故で撃たれたことでロボットが暴走、ヘレンたちによる献身的な治療で回復したクラトゥは…というストーリーの方が破綻なかったかも。ストーリーとしては『ピューと吹く!ジャガー』と併映の『エト』の方がいいかな。 まぁ、クラトゥ役のキアヌ・リーブス。こういう人であって人でないような役にはぴったりですね。とりあえず話題作を観てみました、って感じです。適当に流して観ればいいかも。
Jan 30, 2009
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『ブレードランナー』から最近の『キングダム・オブ・ヘブン』『アメリカン・ギャングスター』までお気に入りの映画が多い、リドリー・スコット監督の作品です。もうすぐ終わりなので、あわてて観てきました。イラクで活動中のCIA工作員・フェリスはテロリストの情報提供者と接触、提供者の身に危険が迫っていると感じたフェリスはCIA本部にいる、上司のホフマンに身柄の保護を要請するが、却下され、結局フェリスの手でテロ組織に捕まりかけた情報提供者を殺すことになる。その後、フェリスは助手とテロリストのアジトに踏み込んで資料を手に入れるが、テロリストたちの攻撃にあい助手は死亡、フェリスも怪我を負う。病院で目覚めたフェリスに対して、ホフマンは資料から判明したテロリストの拠点があるヨルダンのアンマンに支部局長権限で向かうように指令する。フェリスはヨルダン情報部のハニと会い、気に入られる。うまくいくように見えたヨルダンでの活動だが、ホフマンが裏で独自に活動したことで作戦は台無しに。フェリスはハニに国外退去を言い渡される。ワシントンDCでホフマンに会ったフェリスは、欧州で活発にテロ活動を行う組織をあぶりだすための作戦を提案し、実行してゆく。テロ組織はその作戦に反応したのであったが… 原題は「BODY OF LIES」ですが、日本人的には『ワールド・オブ・ライズ』の方がわかりやすい感じですね。さすが、リドリー・スコット監督です。面白かったです。題名の通り、嘘、騙しあい。 現場で活動するCIA工作員・フェリスと、米国本国にいて私生活の傍ら指示を行うホフマン。この2人対比が面白いです。現地語を話し、現地スタッフや現地の女性とつきあい、現地化してゆくフェリス。あくまで仕事で現地と関わるホフマン。現地に行くときも安全な施設か護衛に囲まれています。ホフマンは、米国本国にいる政府幹部の象徴みたいな役どころですね。某前大統領をはじめとする。確かに客観的に指令を出す立場の人間は必要でしょうが、あそこまで現場を信頼しないで独善的で、しかも無能だとね。 まぁ、子供のトイレの世話をしながら出された命令で自分の命が左右されたら嫌です。私生活の中で諜報活動の指令している旦那がいたら家族も嫌だろうな。指令の出し方も携帯電話のハンズフリー通話、監視は無人偵察機で現代的です。一方のテロリスト側は傍受・盗聴が不可能なように手渡しが中心というのも対照的。 CIAのフェリスとヨルダン情報局のハニ。フェリスへの接し方や組織への潜入工作など、どう見てもハニのほうがやり手です。最後もハニが手柄をてにするし。そして、ラスト。フェリスは生きて映画が終わりますが…現実は殺されるだろうな。もしかすると、その前段階で死んでから…とかドサクサの中で射殺とかになるかもしれません。社会派であるが娯楽性もあり、なかなか面白かった出す。終わる前に観に行けてよかったです。
Jan 26, 2009
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前巻から約1年半ぶりの3巻です。『ゲノム』から通巻で7巻め。なんと13年目に突入しています。最近、普通の新刊コーナーに置かれるようになりました。(既刊は成年コーナーでしょうが…)毎度おなじみ、「緑の痴漢ロボ(自称)」パクマンと、マイペースで流されるエルエルのコンビ。所長、なっちゃん、ダクエルのレギュラー陣。ゲストのクリーチャーたち。やってることはずっと同じなんですが、飽きません。掲載誌がエロマンガ雑誌なので、ネタの抑えもゆるい?でも中坊なみのパクマンです。この巻では…「キノコムシ」でのマツタケチンコのネタ。「アルテミア」の「さるかに合戦」「シリアゲムシ」のチンコバランサー。パクマンのメンテは外部業者がやってました。「ラッパムシ」で明らかになる、ヒーロー「ウサレンジャー」の内幕。ほかにもなっちゃん&ダクエルとのレズ展開とか、エルエルの母や、夢の中の存在だったはずのパクマンの親父が実体化?、バッタ王子とイナゴ姫のトンデモ夫婦ぶりとか、お菓子の「いやらし屋」とか、いい具合に暴走しています。漫画そのものは非エロですが、なかなか一般誌では味わえない?テイストのギャグ漫画です。続きが楽しみ。
Jan 25, 2009
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1990年代に一世を風靡したアクション俳優、ジャン=クロード・ヴァン・ダムの自虐ネタ映画?かつて一世を風靡したアクション俳優、ジャン=クロード・ヴァン・ダム。しかし、今は出演作もDVDスルー。決まりかけた大作の出演もセガールに取られてしまう。そして娘の親権をかけた裁判でも、離婚した妻側の弁護士に出演した映画の暴力的な内容を挙げられ、不利な状況に。そんな彼が故郷のベルギーに帰ってきた。落ち目でも地元では大スターである。いろんなところで握手や写真を求められる。しかし、ヴァン・ダムがある郵便局に入ったとたん、銃声がする。たまたま近くにいた巡査が見たものは、窓を塞ごうとするヴァン・ダムの姿であった。そして建物から巡査に向けて、さらに発砲が。巡査の報告で駆けつけた警視はヴァン・ダムが犯人だと思い、呼びかけを始める。実はヴァン・ダムが立ち寄った郵便局は昼間なのに閉じていた。しかし、緊急に弁護士費用を振り込む必要があった彼は無理やり中に入るが、そこはすでに強盗に占拠されていたのであった。警視の呼びかけを聞いた犯人たちはヴァン・ダムを交渉役に立てることにする。そして、事件を知ったファンたちやヴァン・ダムの両親までもが現場に現れ、騒動は大きくなってゆく。 加州知事になったシュワルツェネッガー、この前『ランボー』『ロッキー』シリーズが復活したスタローン。そういえばヴァン・ダムっていたよなー、てな感じで観にいきました。「役を取られた」くだりでは、セリフは「Steven」でしたが、字幕は「セガール」でした。日本人には姓の方がわかりやすいということでしょうが、セリフと字幕のあわせ技でフルネーム、というのはなんか面白かったです。年齢的にアクションがきついが、他の役も回ってこない。私生活も破綻してどん底という、自身をモデルにした役柄です。そして、英雄であるはずの故郷でとんでもない事件に巻き込まれる。ストーリーはコメディですが、結構悲壮感が漂っています。ファンは有難いでしょうが、タクシー運転手のオバちゃんはどうも…勝手に寝てろといわれても、あれじゃ眠れません。いるよなー、ああいう人。犯人の3人組。体がでかいだけで頼りないリーダーの男と、ヴァン・ダムのファンのお人好しそうな男と、何するかわからないヤバそうな男。このヤバそうな男のせいで、どんどん状況が悪化します。人質になったヴァン・ダム。映画のように格好よくはいきません。他の人質の安全を脅かされ、自身も銃を突きつけられます。そして、郵便局の外では犯人扱い。でも、そんな状況下でも弁護士費用を支払おうとします。実はヴァン・ダムのファンっぽい警視と、とにかく突入して解決させようとする特殊部隊指揮官。集まってデモ隊のようなファン。そしてハリウッドスターの起こした事件として、その状況は全世界に報道されます。そして最後に犯人の一人を倒しても、ヴァン・ダムの想像通りには行きません。でも、そのさらに後は…結構面白かったし、何より今後のジャン=クロード・ヴァン・ダムを応援したくなるような映画でした。
Jan 24, 2009
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最近の話題作をお下劣でバカバカしくパロディにした映画です。「まもなく地球が滅亡する。それを救えるのはクリスタル・スカルだけ」という夢を見た25歳のウィル。しかし夢から覚めたウィルは彼女のエイミーと2人だけだったはずのベッドに他の男がいることから喧嘩別れしてしまう。ウィルは16歳のときにできなかった「16歳の誕生パーティー」を開催するが、その最中に大地震が起き、隕石が降り注ぐ。そんな中、勤務先の博物館にいたエイミーからウィルに助けを求める電話が入る。ウィルは仲間たちとともに博物館へと向かう。 一応メインのストーリーは『クローバーフィールド』ですが、ストーリーはあってないようなものです。予想通りです。こういう映画にそんなものを期待しちゃだめです。ちなみに今年のラジー賞にノミネートされていますが…最初から狙ってた?いろんな映画のパロディがありますが、予告編程度の知識で十分です。あまりに出しすぎて映画そのものが散漫になっていますが、出すのが目的なので問題なし?「ゲット・スマートフォン」本家でやってもおかしくないネタでした。「バットマン」どうみても『ダークナイト』の冒頭に登場したニセモノです。見たら子供が泣き出しそうな、実写版「カンプーパンダ」全裸で博物館を闊歩する、ただの変態?「ベオウルフ」おかっぱ頭のボンベ持った殺し屋、泥棒を銃で撃とうとしたら目の前に肉が吊り下げられて「弾道を曲げろ」とか、口の悪い妊婦の高校生とか、マンホールから現れる青いドレスの姫とか…全部出したらきりがないです。でも、全部お下劣にアレンジ。激務の残業の後にポップコーンでも食べながら、呆れかえって脱力しながら観るのが正しい鑑賞法でしょう。まぁ、人には勧めません。観る人は自己責任で。
Jan 21, 2009
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ギレルモ・デル・トロの日第2段(上映24:40-なので、正確には日付変わっていますが)。いったん家に帰って休んで、深夜に鑑賞。上映時刻のせいか、観客は2人でした。ということでデル・トロ監督作品の『ヘルボーイ ゴールデン・アーミー』です。ちなみにPart.1は未見。まあ、観てなくてもついてゆけました。はるか昔、強欲な人間たちはエルフたちに戦争を仕掛けた。圧倒的な人間たちに対抗するため、エルフの王はゴブリンの鍛冶職人に無敵の軍団「ゴールデン・アーミー」を造らせ、人間たちを退ける。しかしその破壊力によってもたらされた、あまりにも悲惨な事態を悲しんだ王は人間たちと講和し、軍団を制御するための冠を3つに分けてばらばらに保管することにしたのであった。現代。ヘルボーイは超常現象捜査防衛局(BPRD)のエージェントとして仲間のリズ、エイブたちとともに人間に害をなす魔物たちと戦っていた。BPRDは秘密組織でヘルボーイたちの存在は秘密だが、目立ちたがりのヘルボーイは外に出たくて仕方がない。そんなある日、古美術のオークションが魔物たちに襲われる。襲ったのはエルフの王子・ヌアダ。ヌアダは父王と違い、ゴールデン・アーミーを甦らせて人間を滅ぼそうとしていた。そして王冠の一部が出品されたオークションを襲ったのであった。ヌアダは父王を殺して2つ目の部品を奪い、残りの1個を持つ双子の妹・ヌアラを追う。ヌアラは事件を捜査していたエイブと出会い、BPRDに保護される。それを知ったヌアダはBPRDに乗り込んでくる。ゴールデン・アーミーは甦ってしまうのか?ビジュアルがちょんまげの赤鬼・ヘルボーイ。馬鹿で短期で目立ちたがり屋で、ナイーブ。愛すべきキャラです。知的な水棲人・エイブともいいコンビです。「レッド」「ブルー」と呼び合うのは、戦隊ものみたい?リズはキツめの美女ですが、実は…。ヘルボーイたちの指揮官としてやってくる、ドイツ人のヨハン。エクトプラズムだけの存在で、常に宇宙服のようなスーツに入っています。しゃべると口?のところの部品が動きます。いかにもな感じの堅物で、ヘルボーイと対立。ヘルボーイはナチスに呼び出された過去があるので、なおさら。でも、ロッカーを使ってヘルボーイとけんかしたり、クライマックスでも活躍。なかなかお茶目です。秘密組織BPRD。魔物のMIBみたいなものですね。でもフラッシュがないので、見られたらみんなの知るところに。エルフの王子・ヌアダは、槍使いがなかなか格好良いです。王女ヌアラに惚れるエイブ。メガネをやめてコンタクトにしたり、ヘルボーイにアドバイスを求めたり。でも恋は盲目、最後には暴挙に出ますが。クリーチャーたちはギレルモ・デル・トロの世界です。おどろおどろしていながら、ファンタジー。後半に登場する「死の天使」は、まさにそうです。最後のオチは…王子と王女の関係からわかってしまいました。最後のヨハンのセリフ。ドイツ人にあのセリフの組み合わせで、小林源文の漫画を思い出してしまいました。あちらはケツですが。アクションも良かったし、世界観も自分好みで、とても楽しめました。なかなかいい娯楽作品です。
Jan 18, 2009
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今日はギレルモ・デル・トロの日(後付ですけど)、ということで第1弾はプロデュース作品『永遠のこどもたち』です。109シネマズ川崎で、ポイント鑑賞。(通常料金払っても、まったく惜しくない映画でした。)次の金曜日までだったので、あわてて観に行きました。海辺の孤児院で育ったラウラは里親が決まり、孤児院を出た。その30年後、ラウラは閉鎖されていた孤児院を買い取り、夫で医師のカルロスと子供たちのためのホームを始めるためにやってきた。2人の幼い息子・シモンは友達のいないその屋敷で、いつしか「見えないお友達」と遊ぶようになる。ホームの開始準備をしているある日、ベニグナと名乗る老女が尋ねてくる。ベニグナはシモンに関して、シモンがラウラたちの養子であることと、生まれつきHIV陽性であることを調べてあった。それを見たラウラはベニグナを追い返すが、その夜ベニグナが屋敷の物置に侵入しているのを目撃する。ホーム開園パーティーの最中、シモンが失踪する。警察の懸命な捜索にも関わらず、シモンは発見できない。そして、ラウラが孤児院を出た後に悲惨な事件が起こっていたことが明らかになる。監督はギレルモ・デル・トロではありませんが、『パンズ・ラビリンス』に通じる世界観の話です。ただ、こちらはクリーチャーとかは登場しません。曰くがある古い館で…というシチュエーションですが、お化け屋敷もの、ともちょっと違う感じです。廃止された灯台がある岬の洞窟、とか舞台の雰囲気もなかなかいいです。映画の冒頭のシーンで思ったのは、スペインでも「だるまさんがころんだ」があるんだ、ということです。このおかげで、結構映画に入りやすい感じでした。外国の遊びだと、日本人になじみのないものとかありますからね。そして、この映画で描かれている、子を思う母の思い。ラウラ、ベニグナとそれぞれのものが描かれています。特にベニグナの方は凄まじいです。投薬が欠かせないシモンが失踪して日数が経っても、シモンの生存を信じるラウラと、現実的に対処しようとする夫のカルロス。この辺は対照的で、切ないです。ラウラが耳にする、一見ポルターガイストのような物音も、現実の出来事にマッチしています。この辺の手法は、『パンズ・ラビリンス』にも通じます。なかなか上手いです。そしてラストも…ラウラにとってはハッピーエンドなのかもしれないが…カルロスがいる分、『パンズ・ラビリンス』とはすこし違った感想を感じました。なんともいえない(といっても決して悪いものじゃない)余韻が残る映画でした。『パンズ・ラビリンス』が気に入った人にはお勧めです。
Jan 17, 2009
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うすた京介原作のスラップスティック・コメディをFROGMANの蛙男商会が映画化です。以前にOVA、実写版とありましたがいずれも未見。(スルーじゃなくて観損ねたという感じ)内容は2本立てです。『エト』2010年12月30日、ラジオから暗いニュースばかりが流れる夜、シブシゲは空から火の玉が落下するのを見る。救世主がやってきたと思ったシブシゲは翌日、ユカとサンペーを連れて玉を捜しに行く。そして見つけたのは、なにかブツブツ言いながら機械を修理するウサギ…にしては妙な物。自称ウサギということでニンジンを与えたところ、酔っ払って倒れてしまう。シブシゲの家で介抱されたそれは、名無しだったので「エト」と名づけられ、たちまちシブシゲの家族たちとうちとけ、自分が宇宙人であることを告げる。しかし、エトには極秘の任務があったのだ。『ピューと吹く!ジャガー いま、吹きに行きます』ピヨ彦は近所のフリーマーケットでニューシャンがしていそうなネックレスを見つけ、購入する。しかし、家に帰るとトイレは異次元に。そして部屋に謎の女性と従者が現れ、さらに異次元の魔物まで現れる。謎の女性が笛を吹くと、畳の下に異次元が。ピヨ彦とジャガーをはじめとする、ふえ科の面々は異次元に逃げる。謎の女性はキャサリン・アルト王女、従者はステンベルゲンと言い、彼らは「神のいびき」という笛を探しており、ピヨ彦が買ったネックレスは「神のいびき」の一部だったのだ。「神のいびき」で伝説の曲を吹くと、聖なるドラゴンが現れ、願い事を叶えてくれるという。しかし、闇の世界の住人・闇民(やみん)が笛を狙っている。ジャガーたちは笛のパーツの残り探しを協力することにする。『エト』はコメディ要素が各所にちりばめられているものの、ストーリーそのものはまじめなSFです。何をやってもダメで、仲間たちからも見下されているエトがシブシゲたちと交流し…という感じの、ちょっといい話。『地球が止まる日』を先に観とけばよかったかな?『ピューと吹く!ジャガー』本編は、もうバカバカしくて最高です。原作は断片的にしか読んでませんが、原作とFROGMANの作風がうまく合っています。野球の世界がまた、すごいです。みんな坂東英二。声は本人だし。車はリリーフカーで、建造物は球場。ペットはマスコット風だけど不気味だし。他にもいろいろな世界が。エレクトリック・ワールドの住人の、隣人とのモニター越しのコミュニケーションは、『WALL・E』の宇宙船みたいです。製作時期から考えて、パロったわけじゃないでしょうが。動物の森2.0は…ギリギリネタ?まぁ、ヒロインのアルト王女もどっかで見たようなキャラでしたが。そして、ステンベルゲンの伊武雅刀、怪しすぎです。闇民のチセーノ。『鷹の爪』の吉田君にしか聞こえないなー、と思っていると…パンフのキャラクター紹介には「声:鷹の爪団の吉田君」とありました。ちなみにオキーノは、声:鷹の爪団の総統になってました。まぁ、エンドロールではFROGMANなんですが。悪のボスも何言ってるかわからない。オチはなんとなくわかりましたが、面白さを損なってはいませんでした。ゆるゆるのネタ盛りだくさんで、面白かったです。仕事帰りの疲れた頭に最高でした。
Jan 16, 2009
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2009年の2本目は、キューバ革命の英雄、チェ・ゲバラ2部作の第1部です。キューバ革命は1959年なので、今年は革命50周年です。アルゼンチン出身で医師の資格を持つ、エルネスト・チェ・ゲバラはラテンアメリカを旅して貧困にあえぐ人々を見てきた。1955年、メキシコ。ゲバラはフィデル・カストロと出会い、カストロの「7月26日」運動に参加することを決意。82人の仲間たちとキューバに密航し、武装闘争を始める。アルゼンチン出身のゲバラは最初、余所者扱いされるが、カストロの信任が厚い彼は怪我人の治療、キャンプの運営、新兵の教育等を任されるようになり、他の指揮官たちからも信頼されるようになる。カストロを中心にまとまった反政府勢力はバチスタ政権に対して攻勢を開始する。そして、1964年、ゲバラは国連総会で歴史に残る演説を行う。 キューバ革命どころか国連総会の演説も私が生まれる前の出来事です。ゲバラについてはカストロの側近だった人物、くらいしか認識がありませんでした。アルゼンチン出身ということはこの映画で知りました。そういう人のために、本編開始前(海賊版防止キャンペーンCMの前)に簡単な説明が入ります。まぁ、ほとんどキューバ人ではないということの説明みたいなものです。ストーリーは、1964年の国連演説に臨む前のインタビューで1956~1959年のキューバ革命の戦いを述懐するような感じで進みます。原題は『CHE -1ERE PARTIE- L'ARGENTIN』で、副題は「アルゼンチン人」という意味かな?最初は、カストロの命令で分隊の指揮をしようとしても合流した隊長が従わなかったりしますが、最後の方では親愛も込めて仲間から「アルゼンチン人」と呼ばれます。この辺の信頼関係ができるさまがいいです。最前線で戦うところから離れて怪我人の手当てを行ったり、キャンプで新兵教育をしたりします。1964年のインタビュアーは「降格された」と言っていましたが、こういうことはカストロがゲバラのことをかなり信頼していないと任されないでしょう。地味ですが、最前線で戦うよりも重要なことだと思います。なによりも心理的に楽じゃないし。そしてゲバラも戦闘訓練だけでなく読み書き等の教育を行ったり、きちんと人の教育をします。やる気のない兵は去らせる。やはり、只者じゃないですね。あと、厳しい一面も。脱走して一般人から食料や金品を巻き上げた兵は射殺。負けた(降伏した)敵兵の車を奪った兵には元に返させる。厳しくないと野盗の集団になるのがわかっているのでしょう。以前に観た、ある民兵を扱った映画では、この辺が無秩序だったので野盗の集団と化していたのを思い出しました。クライマックスはラス・ビシャス州の戦いと国連演説です。両方とも迫力がありました。戦いのほうは、士気の高い反政府軍と保身をはかろうとする政府軍司令官、戦いを主張するだけの政府軍士官、ゲバラたちを歓迎する市民…国連の方は、反共に凝り固まったアメリカ国内と自分の国に革命の影響が及ぶのを恐れる周辺国代表、孤立無援状態で堂々としているゲバラ。よかったです。そして、ラストに再びゲバラとカストロが出会ったシーンになり、ゲバラのセリフで第2部に続きます。エンドロールの後に第2部の予告編が。まぁ、第1部はカストロが信頼した一指揮官の話です。カストロのもとを離れる、第2部『39歳 別れの手紙』が楽しみです。
Jan 12, 2009
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メインのPCのディスプレイが不調。なんか30分くらい使うとバックライトが点滅して画面が見えない…使えない…あと、サブのノートPCもなんかキーボードが不調。打てない文字があるし。(まあ、ノートPCは富士通のLOOX Pなんで、タッチパネル入力ができるのが救いです。この文と『WALL・E』 のレビューはタッチパネルで入力。でも、慣れないから、しんどい。)ということで、しばらく書き込みやTBに対するレスポンスが悪くなるかもしれないので、ご了承ください。
Jan 11, 2009
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2009年1本目の映画は年末から公開していた、PIXARのアニメです。TOHOシネマズ川崎のプレミアスクリーン(通常料金)で鑑賞。ゴミだらけの地球から人類が去って700年、ゴミ処理ロボット・ウォーリーは1台でゴミを片付けていた。かつての仲間たちも今は動かず、友達は一匹のゴキブリだけ。ゴミの中から面白そうなガラクタを見つけたり、古いミュージカルのビデオを見るのが楽しみだった。ある日、空からロケットが降下し、中から白いロボット・イヴが現われる。そのロボットは何かをスキャンし、動くものを銃で破壊したり過激な行動をとっていたが、嵐にあった2人(?)はウォーリーの住処に向かう。ここで2人は打ちとけるが、ウォーリーが集めたガラクタから植物の芽を見つけたとたん、その芽を体内に収納して機能停止してしまう。そしてロケットが再び現れ、イヴを回収する。ウォーリーはイヴを連れ戻すため、ロケットにつかまって宇宙へと向かう。行き先は人間たちがいる、宇宙船エクシオン号。イヴは極秘仕務で地球に来ていたのだった。ウォーリーはどこまでもイヴについてゆく。 ストーリーは子供でもわかる、単純なものでしたが、けっこう良い映画でした。なんといっても、ウォーリーが表情豊かです。立方体でメカメカしたデザインですが目のカメラや、変形機構(?)を駆使して表情をあらわします。イヴは白いのっぺりした形で、表情は目のLED(?)表示ですが、こちらも仕草がいいです。あと、掃除ロボットのモーもなかなか可愛いです。ロボットたちはセリフらしいセリフがないのですが、仕草ですべて表現しています。いいですね。全てを機械任せにして怠惰になった人間たち。だんだん太ってゆく歴代キャプテンがなかなか笑えます。まあ、あの状況は笑っていられないですが。そして、『2001年宇宙の旅』ネタもありました。で、ラストは…突っ込むのは野暮ですね。あと、本編前の短編もなかなか良かったです。今年の1本目にぴったりの、楽しい映画でした。
Jan 9, 2009
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日本インターネット映画大賞投票、外国映画の投票です。今年観た外国映画は51本。 その中から投票します。 各部門賞では空白があるのは、日本映画のときと同じように 普段から俳優や監督を気にしないで観ているからです。 (以下は指定のフォーマットに準じます)-----------------------------------------------------------------『 外国映画用投票フォーマット 』【作品賞】(5本以上10本まで) 「僕らのミライに逆回転」 6点 「潜水服は蝶の夢を見る」 5点 「ダークナイト」 4点 「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン」 3点 「マンデラの名もなき看守」 3点 「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」 3点 「ゲット・スマート」 2点 「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」 2点 「シューテム・アップ」 1点 「レッドクリフ Part.1」 1点【コメント】「僕らのミライに逆回転」は邦題がイマイチでしたが、映画への愛が溢れたいい映画でした。「ホット・ファズ」や「トロピック・サンダー」も同様に映画への愛に溢れていました。「潜水服は蝶の夢を見る」は、“死にたい”から前向きになってゆく主人公がとてもよかったです。「ダークナイト」はジョーカーです。たくさん見たので、10本に絞り込むのに苦労しました。しかも点数がバラけてしまいました。-----------------------------------------------------------------【主演男優賞】 [マチュー・アマルリック] (「潜水服は蝶の夢を見る」)【コメント】ロックトイン・シンドロームになっても前向きな主人公が感動的でした。【助演男優賞】 [ヒース・レジャー] (「ダークナイト」)【コメント】鬼気迫る演技でした。亡くなったのが惜しいです。----------------------------------------------------------------- この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。-----------------------------------------------------------------
Jan 3, 2009
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2009/01/10日本インターネット映画大賞 担当者殿 助演男優賞の投票に誤記がありましたので、訂正いたします。 お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。----------------------------------------------------------------- 日本インターネット映画大賞投票のお誘いを受けましたので、2008年のまとめも兼ねて投票しようかと思います。今年観た日本映画は25本。 その中から投票します。 各部門賞では空白あります。普段から俳優や監督を気にしないで観てるもので。(以下は指定のフォーマットに準じます)-----------------------------------------------------------------『 日本映画用投票フォーマット 』【作品賞】(5本以上10本まで) 「ザ・マジックアワー」 6点 「パコと魔法の絵本」 6点 「秘密結社鷹の爪THE MOVIE 2 私を愛した黒烏龍茶」 5点 「アフタースクール」 4点 「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」 3点 「ハッピー・フライト」 2点 「K-20 怪人二十面相・伝」 2点 「天元突破グレンラガン 紅蓮篇」 2点【コメント】「マジックアワー」はとにかく演出が上手かったです。「パコと魔法の絵本」はストーリーは泣きなんだけど、あざとく泣かせようとしないところが良かったです。「秘密結社鷹の爪~」は、とにかく楽しかったです。「アフタースクール」では見事にだまされました。その他も結構面白く、点数が散ってしまった感じです。-----------------------------------------------------------------【監督賞】 作品名 [FROGMAN] (「秘密結社鷹の爪THE MOVIE 2 私を愛した黒烏龍茶」、TOHOシネマズのマナーCM)【コメント】映画も面白かったですが、マナーCMも(TOHO限定ですが)よかったです。【主演女優賞】 [アヤカ・ウイルソン] (「パコと魔法の絵本」)【コメント】とにかく、可愛いです。【助演男優賞】 [伊吹吾郎] (「ザ・マジックアワー」)【コメント】徹収ー! インパクトがありました。----------------------------------------------------------------- この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。-----------------------------------------------------------------
Jan 2, 2009
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今年もいろいろと興味の向くままアップしてゆきたいと思いますので、よろしくお願いします。(横浜・みなとみらいで撮影した2009年の初日の出)おまけ。このときの様子。
Jan 1, 2009
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