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へ、日中は出掛けても早々と引き上げ就寝前ワインを飲みながらテレビの前と成りドームは入場制限や無観客で続行でもチームでは罹患者で大変でも五輪は決行とか狂気の沙汰で不可解。野球、サッカーが優先で無ければfuluで昔流行ったハリウッド製刑事ドラマの4作を日替わりで、wowwowでは「家族を想うとき」英仏白合作の家族の貧困問題の悩み。「ブリットマリーの幸せなひとりだち」典、主人の浮気から主婦が歩き出す第二の人生。「ライド・ライク・アガール」」豪、競馬会最高のメルボルンカップの栄誉を手にした競馬一家の末娘の奮闘。「人間の時間」韓、劇画調でダークファンタジー。「星屑の街」日、岩手の地方の町おこしのカラオケ映画みたいものなどダラダラと、文学、音楽や芝居から映画など新旧でスゴイ作家や作品数でハズレもあれば逆もで宝くじや競馬みたいにうまく当たらないわけで、最高の感動は乞う次回作期待となる、楽しい時間は早いものだが。
May 30, 2021
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公益財団法人日本近代文学館。1885-1944 59歳没、東京都羽村市出身、1913年から1941年まで28年間も書き継がれ未完て゛、江戸末期盲目の侍 机龍之介による不条理の物語で本人は大乗小説と名乗りベストセラーの大衆文学の先駆けとなった作品。人気で映画や舞台などにもなり、作家は苦労しつつ最初は和装私家版で300部印刷して、その後いろいろ新聞小説も変わり、終生文壇とは距離を置き独身を貫き特異な作風とともに ユートピアの建設と崩壊を繰り返したと。初代理事長は高見順で初代名誉館長でもあり併設の川端康成記念室では、同人雑誌の「文芸時代」の横光利一たちとの交流や菊池寛、「伊豆の踊子」のエピソードなど紹介している。開館54年になり膨大な資料を収集保存し愛されているという。重要建築物の旧前田侯爵邸の洋館和館の跡の駒場公園の中にあり異様に大きいヒマラヤ杉が印象だった。久しぶりの井之頭線に乗り学生時代は良く利用したのだか゛どっかの路線とは違い若者ばかりで、気持ちよく疲れた一漫歩。
May 20, 2021
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毎度のアートふらりも緊急事態宣言で今月いっぱいは美術館なと゛が休館となりデパートの商業施設は食傷気味で野球場も先行予約者だけでは目的を茫然自失。異国のバチカンを訪れたのは40年前以上でローマ市内にある最小の独立国、東京ディズニーランドより小さく住民は800人ほど、カトリックの中心地で元首はローマ教皇で世界遺産の観光地。英国のミニクーパーは車のミニマムを目指しベストセラー。一番小さな都道府県は香川県で最小の市は埼玉の蕨市、最大は岐阜県の高山市。宇宙では太陽系の8個の惑星のうち最小は太陽に最も近い水星。最大のアタマで最小の吾が脳で、リトルワールドは愛知県の犬山市にあり名鉄が経営しており、スモールワールドトーキヨーは有明のヱバンゲリアンで、NHK日曜朝の「小さな旅」ならずも自由に出かけたいが、パラも100日になりて。
May 16, 2021
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展の 東京ステーションギャラリーに。春日に誘われて土曜日の初日のため混んでると思いきやどこも案の定で 気持ち的には三密を避けつつアートぶらり鑑賞。一世を風靡した昭和のキャバレー王がこよなく陶酔した絵画で、マスコミにも親しみやすい人柄で登場してお馴染みで、安いので若い時はお店にも世話になったもの。コレクションの始まりはに好きな 鏑木清方からで浮世絵が多くその系統から東西の女性像の作品を集めから後に日本の黎明期の洋画も多くなり 江戸から東京、明治から昭和と戦争も挟んで時代が流れて多彩な構成で趣味の幅を感じさせる 以外にも屏風とか大作が多くヌードも自然と。東京都現代美術館には優品を寄贈され、全国で巡回展もやったりしたりしていたが、美術館所蔵と違い一コレクターの愛と偏見に満ちた興味深さがあり、当時の絵描きと画商と収集家の恍惚な世界が彷彿させられる。
April 24, 2021
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9project-vol.14ご存知 つかこうへい の名作の女部長バージョンを友人と日暮里の d-倉庫の小劇場で。この状況下一年振りに会いお互いの元気度を確認しながら演劇に興じるのもまた喜びで、登場人物は四人限定でいつものハデな立ち合いと長台詞の丁々発止は楽しく九州は五島の方言を交え前半は娯楽活劇で若者向けと思いきや後半は在日朝鮮人問題や出稼ぎの地方と都市、男女差別平等、故郷と親子仲間たちの愛や絆を絡めしっかり年配客ホロリさせるところはで、全体的にソーシャルデイスタンスを考慮しながらも、やはり野球や五輪でなくともライブに限るもの。お芝居に賭ける青春のもの熱き魂のぶつかり合いと創作への飽くなき挑戦にエールを送り、しばしのこの渡世の憂さを忘れるのも。
April 15, 2021
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前衛画家たち。。板橋美術館。近くの公園では老若男女が釣りや遊びに興じるアタタカイ土曜の昼下がりアートぶらり。時代は1930年代後半、日本の前衛画壇は最盛期迎えながら一方では戦争に伴い表現の自由が失われるような重いテーマ、こちらは池袋モンパルナッスと江戸狩野派がコレクトの中心なので当然と時節柄。洋画の源流の一つが京都と東京にありながら合体して大きな本流を目指して苦闘した足跡を中心の三十人ほどの画家の原画や書籍文書資料を全国から集合して辿り 伝統と前衛、西洋と東洋、都市と地方なと゛文化の対照や技法に超アナログな手段で模索したことがリアルに伺える。何しろ先が見えない今、過去の文化遺産に頼るのも未来への検証の一つとは言え これ以上に転換期のさ迷える文化にならないことを念じた。
April 3, 2021
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ボンジョルノ、ボナセーラ、グラッツェ、フォルツァ、ボーノと言えばイタリアーノだが、有名なミケランジェロのピエタと並ぶ代表的な作品。1504年だから500年以上も前でレプリカにはいろんな所でお目にかかる。最初フィレンツェで拝見したのも40年位前になる。高さは434cmでカッラーラ山の大理石。旧約聖書の登場人物で古代イスラエルの王になった英雄で神話のスーパーヒーロー。作家もいろいろ代わりミケランジェロ(1475-1564,88歳)に若く26歳の時で、その後自由と解放のシンボルとして活躍しルネサンスの天才芸術家となった。因みに英語名ではDavidだが、あちこちで見かける小便小僧はベルギーのブリュッセルが元祖で防火の縁起などで人気があり日本のお地蔵さんや尊徳像みたいなものかと、花散る雨の後の桜を見ながら花爛漫の銀輪散歩。
March 29, 2021
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暑くて上着を脱いでのトッパンの 印刷博物館へ。しばらく休館していたが20周年で昨年10月リニューアルしてから二度目で常設展は日本印刷文化史で1250年の歴史を辿り 天皇から武士、寺院、宣教師、商人たちの系譜から豊富な資料とコレクションで分かり易く伝えている。企画展は去年2月の「世界で最も美しい本コンクール」で審査入賞した書籍約90点を展示しディスポーザブル手袋を着用して触って見れるようにしてファンには堪らない。ここでも同じ漢字を使用する中国の本は個人的には素晴らしく思えたし 印刷技術も活版からデジタルとどこまで進化するのかと。東博の東洋館B1にToppanミュージアムシアターがありここもVRシアターがありわずか30人位で大型画面で楽しめ「熊本城 不落の名城を読み解く」が15分ほどで良かった。400年無前の清正の築城の秘訣が伺え今また再建で組み石などを解明していると。
March 6, 2021
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サントリー美術館。リニューアル・オープン記念展Ⅲ。今月いっぱいなので六本木^、東京ミッドタウンに。Story1、ヨーロッパも魅了された古伊万里 2、将軍家への謙譲で研ぎ澄まされた鍋島 3、東アジア文化が溶け込んだ琉球の紅型 4、西洋への憧れが生んだ和ガラス 5,東西文化が結びついた江戸・明治の浮世絵 6、異文化を独自の表現に昇華したガレ と珠玉のコレクションから新所蔵品を交えての 江戸時代から1900年パリ万博までの300年間を辿るもので、この企業らしい新旧、東西、国や民族を超えた文化のエッセンスに溢れている。も一つ 富士フイルムギャラリーでは「秋山亮二 津軽・聊爾先生行状記」1942-東京生まれ フリーとなり東京を離れて青森の弘前に転居して1975年から2年間の 傑作30点のモノクロを展示してあり、地方の長閑な人間同士の触れ合いを捉えてユーモアあふれたキャプションが面白く、初期の代表作とか。仮面羅は記録する。
February 25, 2021
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文化村ザ・ミュージアムへ。ロベール・ドアノー (1912-1991)ジャンテイィ生まれ81歳没 レジオンドヌール勲章 シュバリエ授与 フランスの国民的写真家で、パリの街角に溢れるシャンソンやジャズなどのシーンを1930年代から90年代にかけて撮影されたほとんどモノクロだけの小品を中心とした人物写真の約200点の作品で辿るもの。ピカソやサンローランなどが活躍しモンパルナッスからモンマルトルそしてサンジェルマンデプレと繁華街も変遷する時代、ルノーのカメラマンからフリーとなりファッションカメラマンと、 ビストロキャバレー歌手ジャズとロマ音楽オペラ モーリスバケというチェロ弾きの愉快な友人、最後に80年代の各コーナーと分けて当時のアズナブールモンタンカラスグレコなど懐かしいスターがたくさん出てくるのは楽しい。会場にも静かに音楽が、流行の発信地であったパリの雰囲気が連想されてくる。思いがけず今回も瓢箪から駒だった。
February 10, 2021
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などの多くのヒット曲の作詞家としても名高い 永六輔「妻一人娘二人猫五匹」があったので読了。1073年(S48)中央公論社刊で「婦人公論]に3年ほど連載されたエッセイで40歳の頃だから油の乗り切った頃で下ネタも多く男のおばさんといわれた本領発揮が伺え 半世紀前の本なので今更ながら 時と歳の移ろいの速さ には驚くばかり。83歳で亡くなり大往生も書き巨泉も同い年で、あんな時代もあったんだと国内外を旅して先進的な文化を横取りしながらまた古いものを愛したマスコミの冗談帝王みたいで、テレビの創成期からラジオを愛しながら なんでも唐辛子で桃屋と浅田飴のタレント面白いストリップ小屋の主人みたいな一面も見せ当時コーラは自販機で40円フランクシナトラが引退する頃。当時から「前向きの姿勢て対処します」の国会答弁で彼も顔を洗わず歯も磨かない不潔な最愛の夫人泣かせだったよう。
February 3, 2021
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を読み、ご存じ さだまさし の1987年の自作の唄を元に書いた2013年の小説で2015年映画化もしており1960年代のケニアの戦火と医療実話をモチーフにしている。当代シンガーソングターの一人者として全国津々浦々半世紀に亘り活躍しながら映画や本なと゛もこなし多才な天賦を世の中はほおっておかないものと感心してしまう。箇条書きやドキュメンタリータッチが多くありながら遠いアフリカケニアと日本の長崎東京石巻を舞台にめくりめき桜の花の如き愛とイノチと被災のなかで懸命に戦う人間の姿を展開する。「MR OK 大丈夫」DR のようないい先生と薬が医療崩壊期を救う今こそなのだが、 神戸阪神震災から26年か。
January 17, 2021
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ベートーベン(1770-1827)の交響曲で去年12月16日で生誕250年だった 、ピアノ協奏曲第五番は 皇帝。因みに憧れたモーツァルト(1756-91)は今月27日で265年になる。国境を越えて来たクラシックは当時江戸時代中期天明寛政の邦楽に重なり後にフランス革命が勃発したりしている。ベートーベンがハイドン81732-1809)に指示すべくボンからウィーンに進出した頃はモーツァルトは亡くなっていた。大晦日に日本て゛は歓喜の交響曲第九を演奏したり合唱したりするがここも中止になったことは誠にで。コーヒーとワインが好きで聴力に悩みながら女性を愛し激情の天才は56歳で亡くなり 今に多くの名曲を遺す、セロ弾きのゴーシュ(田園)のだめカンタービレ(7番)。ジャジャジャジャーン世の中は 突然偶然必然かと。
January 5, 2021
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ホップステップジャンプなら五輪みたいでいいが逆もあるのがスポーツだけでなく社会全般にでも 金鳥玉兎 わからないことが人生勝負だけて゛はないが だから頑張るし気が抜けないことも。都は国と違いまだ財政は豊かだが今回の感染症対策では財政調整基金もけた違いに出費しているのでタイヘンで、また緊急事態発令で大きくなるわけで明日からどうするかいよいよである。仕事などの制限もまたあるかやで民の疲弊も問題化してくる。助け合い分かち合い譲り合いの三合主義もあるが 吸っては吐くまたout inという阿吽の自然な呼吸こそが大事でどちらかへ過剰にならないように、唯一みんなに共通の 時間と生命だから ワークライフバランスを保ちたいと思はざる。
January 3, 2021
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5年前の映画で、より優れた稲、麦の新品種を生み出す研究の道を邁進した実在の明治から昭和の生涯を辿った作品。冷害に耐え、収穫の上がる「水稲農林1号」を誕生させコシヒカリササニシキアキタコマチの先祖となり更に1935年に「小麦農林10号」はアジアカナダメキシコなどで広く栽培され世界の食糧危機を救った一因となり今のブームとなった。富山農学校を首席で卒業して貧農で本家などの支援から帝大に入学、初任地の大曲の試験場で小麦を育成し次の盛岡では小麦となり、戦時中は北京で奮闘するが夫人は病となり戦後は金沢で宮仕えを退官し帰郷するが、持ち前の気力で育種と土地改良で当時の国の底力になった、晩年を陽気に仲代達也が燃える青年を無名塾の若手が演じ監督は遠縁の稲塚秀考て゛テレビマンユニオン、ドキュメンタリー畑で巧く、久しぶりの立志伝で、昔劇場映画全盛の頃の青少年向上文部省推薦みたいで 若かりし頃は本に限らず多かったもの。
December 18, 2020
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いつもの 東京ステーションギャラリーに。海外の名画展の予定がコロナ禍で急遽変更されて奇跡的に実施出来たようで政治と違い難局時こそ日頃の成果が発揮されるのだろう。茨木の古河生まれで狩野派に弟子入りして本郷辺りに住み多くの弟子を育て鈴木基一の娘を妻とし北斎みたいに娘(女子美の先生)にも教えたが59歳で亡くなっている。江戸時代の特異な画家として必ず出品されるが今回は本画は一切展示せず素描,下絵、画稿、席画、絵手本、写生などで版画も彫師、摺師の協力なので出さず、極彩色は見れないが、かえって生の筆遣い、勢い、構想のタッチが伺え100%本人の手わざ筆力が表現されているので面白い。本人がいたらまず拒否されたことかと。大蔵流の狂言を趣味として酒好きで猩々、鐘馗、卒塔婆小町、骸骨、放屁合戦などブラックジョークもあり「鬼滅の刃」とまずは関係ないが、そのマンガアニメの源流を感じたりする。
December 3, 2020
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ー初公開ー岩崎弥之助から120年・新発田藩主溝口家旧蔵能面コレクションー静嘉堂文庫美術館に。仮面劇のルーツ能楽は14世紀末室町将軍家の庇護を受け、江戸時代には武家の式楽となり大名家と密接になりいろんな謡と能面は洗練された。その伝来の67面のうち33面を修復した記念にまつわる面袋や面箪笥を展示したものでファンには堪らない。二代目は梅若流に師事したようで初世の扇なども。丁度拉致問題の横田めぐみさんの母上もお元気に来場されており新潟の縁か たまには気晴らしでいいと話されていたが、ご主人が亡くなられ長く孤軍奮闘されている姿には返す言葉もなくて、一体全体と議員たちの衿バッヂが泣いている。やはり地元出身の先輩は同級が同じことになり集まりの会て゛はいつも偲ぶ会になると運命とは。国宝7件重文84件の開館30年になり22年には閉館して丸の内の三菱村 明治生命館に移転する予定、昔は丘陵や渓谷だった多摩川の傍ある庭園も紅葉はまだなり。
November 17, 2020
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今年の92回アカデミー作品賞、72回カンヌパルムドール受賞で遅ればせながら見た。構成や画面がマンガみたいで面白く楽しめる。半地下に住む貧しくも健気な4人家族が高台の豪邸のファミリーにひょんなことから計画的に全員働くことに成功するが、留守の日に前任の家政婦の訪問で地下室の秘密のシェルターを知ることになり大騒動殺人事件まて゛の珍騒動をシリアスにコミカルに描き映画の世界を堪能させる手腕はさすがで、韓流はあまり見ないが非英語作品としては史上初の快挙も頷ける。北朝鮮のエピソードを交え格差社会の天と地の高低差の構図でお坊ちゃまが侵入家族たちを同じ臭いがすると指摘するのも。テレビもの地上波BSCS4K8K内外のぺイテレビなど多チャンネルで選択に困るがなかなかこれといったものは、限られた同じ時間を有効消費するならと吟味される。コロナ禍などリピート再放送番組も多くて過去と現在へ作品と出演者で行ったり来たり出来るのも複雑だが旧作を知らないとまた新鮮に写るのだろう。来年のアカデミーやグラミーがやってくる。
November 7, 2020
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こそで、大量生産から大量消費そして大量廃棄の現代はビジネスとは言えすさまじい。安くておしゃれなアパレル、24時間新鮮なコンビニ商品、先端的高級ブランドのバッグ、シーズンごとの有名化粧品など全てが完売するわけでなく残りは、二次三次流通の倉庫、リサイクル工場へ、廃棄された食品などはまた飼料などに加工処分されたりで再利用や生まれ変われればいいが、そうならない高い商品価値を厳守するためものは焼却や深海の処分業者の手に。かってバブル景気のモノカネヒトの泡踊りの体験を経ながらも処分出来ず貯まる汚染水でなくともゴミムダムリの公害環境問題はマイクロプラスチックみたいに増えて、自然やこども食堂など社会のパラドックスではあると 米北会談よ、。
June 30, 2019
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で本来は災難だろうが今は幸運にも当たる感じで使われたりするが、六日ぶりの晴天に誘われて日比谷銀座汐留とハチ公の如くリードこそないが野良犬のようにブラリ散歩。銀座通りは相変わらず中国人のツアー客でごった返し平日にも関わらずまだ習景気はいいのだろうか老若男女でバブル期を思い出す。4丁目の日産ギャラリーは西川社長健闘中に新車デビューのミライどうなのか、数寄屋橋のソニービルは今はないのでここの上階はソニーのショールームがありデジタルカメラなど映像に力を入れており体験もできギャラリーからソニー銀行まで。パナソニックの汐留美術館のモロー展も23日まで今回は二度目だがまたおいしいかもと来てみたが大勢で入場制限をしているのでマズイ、確かに今は大きな所でもでここのように小規模では鑑賞出来ないのでいいことで人の頭髪だけで帰ることなくして良かった。モローやルオーの19世紀後半の幻想の象徴主義の世界もやがてはこの雑踏のなかに風化されていくのだろうかと、ドリンクアップ、、、。
June 14, 2019
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グローバル化やソーシャルメディアの発達によって今、一見豊かなユートピア的世界のどこにもない場所に生きて個人としては成熟しながらも、時として隣り合う細胞のように分かちがたく結びつき、自ずとルールを生成し価値観を共有している、ここにいながらまた同時にどこにもつながっているリアルな世界。壁を持たない美術館のムーブメントもあるが、学生時代の有志がグループ展を毎年やっており相撲ならずギャラリーの両国へ、これまで中には5人ほと゛プロになった作家もおり、現在6回目で10周年を目指して続けている。「breath/feel/suffer/loveの生き生きとした人間を描く」はムンクの言葉で心臓は大丈夫ですかという財団の電車の吊りビラ広告に叫びの絵が借用されていたが、ともかくいつまでも共鳴する魂の叫びを表現するガンバル仲間たちに喝采したい、、、。
June 8, 2019
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フィンランドを代表するセラミック・アーティスト、日本初個展ー東京ステーションギャラリー、来月16日まで。令和初の国賓来日の余韻収まらぬ皇居周辺の賑わいのなか美術館も女性中心に混雑でした。初期の濃い緑色から黄金黒白と変わる愛らしい陶板から膨大なピースを組み合わせた晩年の迫力あるモザイク壁画まで幅広い作品群で、重厚でエレガントな釉薬の輝きと独自の自然観に基づく繊細な図や形態はテキスタイルもやってキルト的な技法は女性らしい。表題のように蝶の如く色や形が初期から後期までドラマチックに変身して○△□のデザインを絡めてタイルの梃凹で立体感を出して繊細な繰り返しの大小で面白い。灰皿なと゛使うのが勿体ないよう。没後20年 去年が国交100周年、やはり国民性や感受性は個性そのものかな、、、。
May 28, 2019
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上野・国美でやはり週末は毎度の混雑で人気を伺えます。先月この生老病死の宗教の世界を聴講しやはり実物を拝見しないことには、目まぐるしく変わるこの社会どうしようもない世界において死者と生者において関係や共同性も分かったものではありません。幾多の仏像彫刻や曼荼羅の絵画的空間は見事に現実を仏界に移相して多くの悪魔や苦痛煩悩から解放する祈りの理想郷の浄土を表現しているかの芸術作品は凄いです。まさに信じることが大前提で数多の信教の存在は人間の本質を衝いている一つの哲学かな。正面玄関では復興中の福島宮城岩手から古典土着の獅子舞を実演中でその先の公園の真ん中では現代のDJダンスの舞祭をコントラストにやっており北斎麦酒とうまいシシカバブーでとりあえず乾杯サルート、、、。
May 12, 2019
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パリのモンマルトルの丘の麓にたつ赤い風車が開業130年になるという。憧れ20代の後半初めて訪れ感動したのも今は昔で、ベルエポックの頃 ロートレックや多くの画家やファンを魅了したリドと並びの快楽の不夜城。175cm以上の大柄なヨーロッパの足の長い女性たちのフレンチカンカンに圧倒されこれが世界のステージかと度肝を抜かされた。ここはツアーだから問題ないのだが、一人で知人と約束した時間に余裕か゛あったのでピガールという歌舞伎町みたいな怪しい町のストリップ場に入りまた゛客は誰もいなくてデカイ黒人の男女に囲まれドキッ、ビールを飲んだが、すぐ帰ろうとしたらカネが足りないと。その頃被害が多かったので身包み裸にされるかと思いきや土産やカメラ財布も取られず帰してくれたことを思い出す。芸術の都でも同じ人間、スポーツから政治宗教まで混沌としてきている国際社会、テロや誘拐、戦いの二面性の人間性 信じるものは、、、。
May 10, 2019
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展は只今 国立博物館で6月2日まで開催中であり毎度のごとく展示はまだで講演会に。いつもと違って大ホールは満員御礼の客は初めてで人気の凄さが。先に見に行った友人も奈良時代の官房工房の高い技術力と表現性の仏像群の多さと輸送の労力に感心しておりなかでも大日如来の化身の明王や帝釈天騎象像の顔が素敵だったとか。弘法大師空海は62才で高野山で没しているが、30代で唐で学び帰国し823年に嵯峨天皇より東寺を賜り密教の根本道場としてこの4年後には真言宗は1200年の節目を迎えるという。空海の作り上げた曼荼羅の世界を体感出来る講堂安置の立体曼荼羅21体のうち史上最多の国宝11体、重文4体の仏教美術の最高峰が出品されファンならずも荘厳ななかにも圧巻ということで、10連休の後でもゆっくり行きたいものです、、、。
April 20, 2019
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パナソニック汐留美術館ですが、ここの名称は開館以来微妙に名称を英語から和名を交えたりして現在のよう来るたびに変わってる気がする。当初はジョルジュ・ルオー専門だったが建築などいろんな展覧会をやってこじんまりしてるが汐留のオアシスとして隣の鉄道博物館といい味を醸し出している。独身でモローの住まいだったパリの彼の美術館も二度行って建物の壁一面隙間なく展示して驚いたもので絵画ファンは必見のツアーコース。象徴主義モローは薄塗で繊細な線描が見え隠れして一番弟子のルオーはそれにグロテスクな形に厚塗りした感じで色彩も似ているが師匠の教えを守っており日本人には難解なギリシア神話のモロー、聖書のルオーと神秘的だが約150年前の江戸時代の頃、様式美は異なり東西で考えていることも違っていたのだろうか。珍しくキャプションに朝は四本、昼に二本夜に三本は何と、、。
April 9, 2019
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皇居から上野などと今年もいろんな桜の名所を訪ね花冷えしたり陽だまりで休んだりして楽しみ、今年は東京は早く広い日本関西ではまだ咲かない所も多く、人には自分好みの聖地があるようです。論より証拠、百聞は一見に如かずで、事前に展覧会の案内の講演を先日耳にしてから作品を都美術館で七日までなので。大小の本画墨絵版画など魅力たっぷりですが京と江戸絵画の相違、文化もで微妙な作家の力量や心意気が発揮されたり、共通項を求めた企画ではあるが、上流階級と庶民の嗜好感覚の差も。それにしても学校の春休みのせいか桜まつりの人混み外国人の多さには毎度ながら圧倒されるオジサン。街のそぞろ歩きは景気が下降気味の一つではあるのかなと、、、。
April 2, 2019
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国王の栄華が忍ばせるが、それを次ぐギリシャ様式のパルテノン神殿や日本の法隆寺など宗教がらみとしても昔から造形力があり、和洋とも延々とNY摩天楼から今日の近代建築に引き継がれて社会的衣食住のインフラは都市化のゼネコンの繁栄ばかりではない。津和野では25億年前の最古の岩が発見されて、考古学研究にはいつも感心させられる。ここにもきっても切れない中国との深い縁が。ものづくりの原点の建設は大工から土木の総合芸術で住まいを寒暖の違いや立地条件を勘案して何処の国や島にあっても快適な空間を提供する。長い歴史の上の建設業だが、渋沢栄一が役員だった清水組、大倉財閥の日本土木の現の大成建設、鉄道建設で実績の鹿島組、大阪築港の大林組、寺社建築から洋風転換の竹中工務店と大手五社の開発や談合は、政治経済文化などムベナルかな、、、
March 26, 2019
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平和な観光立国を目指すのには地方経済にとってもイメージアップ大きい起爆剤だ゜が世界には千件以上もあり今後は厳しい申請になっている。総数では伊国が54件でトップ、中西仏独と続き日本は22件で12位、1993年から毎年のようで途切れて2011年から連続で登録されている。文化遺産18件自然遺産4件で富士山は文化遺産で西の方がかなり多く北は自然遺産の白神山地と知床と文化遺産の平泉だけ。これも政治力で時の省庁の関心度に依るのか。また昨年のナマハゲなどの「無形文化遺産」も21件あり登録は増えそうで「世界記憶遺産」他にも「水中文化遺産」などもありユネスコがいろいろと働きかけているのだが、今年末には米国とイスラエルが脱退して日本への予算と人員増が要求されるのは必至、国際文化教育交流は多岐に渡り、未来へ新しい創造を受け継がなければならず、負の遺産の支援だけは金輪際だが、古い首領は変わらない限り 時の継続はチカラなり、、、。
March 14, 2019
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をBSで、パフォーマンスを楽しみにして見たのだが例年より個人的には盛り上がらず感性も鈍くなりこうして今の音楽シーンの流行と乖離して感動力も衰えつつ世代交代していくのかと。初めてラップの「This is America」が受賞、しかしオールドファンには懐かしきモータウンのドリーバートンダイアナロスジェニファーロペスのメドレーに紅白歌合戦ならずも救われた。映画の方は台詞が商売だから台本かアドリブかいつもスピーチの面白さに期待するが、今年はMe Tooや大きな間違いもなく監督賞はモノクロで二年連続でメキシコ移民出身、作品賞は黒人テーマの「グリーンブック」かの大統領も嘆きそうなハリウッドらしい国境を越えたオスカーの結果。日本の二人の監督はレッドカーペットを歩いてはいたが惜しくも次回へ、ミュージカルでなくとも音楽と映画一緒にあってこそまたまた酔わせるもの、。、
February 27, 2019
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博物館的な所は上野文京板橋くらいしか覗かないがこの頃は美術館に迫る程の企画に力を入れているようで小規模ながら微笑ましくなる。文京ふるさと歴史館の収蔵庫の資料の中なら「いきもの」を日常生活にある絵画や文学、道具や地元の地名などの名前などから由来を探って様々な姿を辿るもの。目出度芽出度の鯛の縁起を担ぐ。蛇口は蛇体鉄柱式共用栓と呼び最初は龍のデザインで。虎の巻は中国の本からで秘伝の書になった。コウモリやホタルの蝙蝠傘や蛍光灯まで陳列。漱石の猫、馬琴の里見八犬伝、駒込の馬など鶴や鳥など付き合いは長く多々。2月15日は「国際小児がんデー」で帰りにはその世界の子供たちの絵画展へ。日本でも年間2千人以上診断されており若くして戦いそれをサポートしている人たちがいる現実。このポジティブパワー・オーラ・シンキングこそとこちらが励まされていたような、、、。
February 16, 2019
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ーマハトマ・ガンディー生誕150周年記念ー東洋文庫ミュージアム、ここには年に三度位アートブラリで小石川高校を過ぎて日本医師会駒込警察署の並びで瀟洒な所で近くには六義園もあり最近行ってないが桜の頃には、思いのほか温かくいい天気だったのに横浜に行けば良かったと。1869~1948年だから生きた時代は英国領統治で東南アジアはいつもだが特に激動で求めた闘争の無抵抗主義を探るが、古くはインダス文明からガンダーラ、仏教からイスラム、ヒンズー教の歴史的経緯は簡単に理解出来るものではない。印中日を交えて三国一と言われカレーやカシミヤやサリーばかりでなく多大な影響を与え今まさに中国に追いつこうとする大国も、果たしてどう変革するかは指を加えてる他人事ではない。所蔵の国宝の「毛詩」、モリソン書庫など三菱財閥の栄華とインドの資料の違いも面白いがサンスクリットとか世界の言葉は多くて羅列されてもチンプンカンプン、。
February 2, 2019
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となり、アマチュアの写真展を拝見して印画紙からのカメラも100年以上の歴史によりメカも変わったもの。写真の場合は絵画と違ってほとんど具象でたまに抽象もありますが、美しく分かりやすく作品も大きくなりデジタル時代でミラーレスは持ってないが二眼から一眼レフのデジカメまでですっかり撮影は軽く便利なスマホ2台で被写体によって決定的瞬間を、画素数もかなりでかくなった。DPEでかっては現像を楽しむ方も多かったような。カバンも好きでいろんなものを使い男は七つ道具は常に携帯の頃もあり最近はカバンそのものが重く感じモノを入れると更に肩に負担を感じるようになり、老年学成りがたし、今は冬物のでポケットが多く手ぶらを心掛けて、一番軽い紙の買い物袋愛好家となり情けないもの。大は小兼ねるがしゃもじは耳かきの用を成さず、、、。
January 27, 2019
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本場の本物へ上野に。かっては若冲の長蛇の列で有名になったが、今はフェルメールもやっており2月までだが混んでおりこちらのムンクに何ら文句はないが入り口でやはり30分位待たされ予定はなかったが、今週で終わりなので急遽出かけまたあいにくシルバーデーて゛いいことだが無料サービスもやっていたので猶更か。1863-1944、独身で80才でノルウェーのオスロで亡くなるが若い頃はパリへ留学し丁度印象派の連中の影響も得受けなが゜らベルリンにも住んだりして世紀末芸術の表現主義で絵描きとしては恵まれた人生かなと。自画像も多く孤独なメランコリーがぴったりの感でゴッホ的色彩構図もありながら 血のような空に叫ぶスタイルはやはり精神を悩んだ頃もあったりで晩年は濃いブルーで明るくなったのに救われたようなところ、、、。
January 16, 2019
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なんでもあるが 何かが足りない現代となり 平成は暮らしや仕事などすっかり変化した。タイプからワープロそしてPCがてノートやスマホとなりネットで即検索しテレビラジオ音楽ゲームアニメまで一つで楽しめコミュニケーションもライン、買い物から乗り物までキュヤッシュやカードレスまで、その結果生産と消費、非正規と富裕層の格差社会まで露呈した。次代の更なる AIの進化はまた思考能力が奪われて誘導されそうで、どこへ連れてゆく。土足で入れて上げるからこれ以上踏みにじらないでねと、、、。
January 10, 2019
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ー国立トレチャコフ美術館所蔵ーBunkamura30周年記念、題名に魅かれた訳でもなく若い多国籍人種がたむろう渋谷の雑踏のなかを今のミスティックロシアとの対比で鑑賞。半世紀前はロシア絵画も日本もまだ勢いがあり久しぶりだったがさすが懐かしく流行や文化もまたリフレインするものと新たな感慨や風潮も。19世紀後半から20世紀後半は激動の時代で、パリやペテルスブルクで研鑽して、音楽のチャイコフスキームソルグスキーや文学のトルストイドストエフスキー等と競ってロシア浪漫を築いた先達に日本は150年前も江戸文化絢爛か。口先だけの美しい日本の風景と違って鬱蒼とした大自然を四季で、人物画を芸術家女性子供たち、都市と生活、日常と祝祭ごとに陳列し頗る達者な写実絵画から印象派風の流れもあり楽しめた。世紀末のロシアでは移動展覧会協会が長く続き地方を巡回して強い権威への抵抗、民衆の自由と近代化の啓蒙活動していたことも、、、。
December 22, 2018
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日本バレエ協会前会長の薄井憲二(1924-2017)コレクション展を横浜そごう美術館へ。バレエやダンスはかって知人の関係でお付き合いで鑑賞したが、ライブではなく収集した古いプリントやポスターや資料で辿る歴史。ローランサンダリピカソ藤田の作品が少し、最近のミュージアムもカルチャーの多様化から美術だけでなくアート企画がアニメ漫画パフォーマンス音楽などと変化してきているので見ずらいよう。伊で生まれ仏で育まれ露で花開き日は大正の後半から昭和初期に礎が。チャイコフスキーに代表される「白鳥の湖、眠れる森の美女、くるみ割り人形」三大舞曲と、ドストエフスキー文学といいあの頃のロシアは凄かったあの勢いは、今のチャイナは何と隔世の感も時は流れるゆくしかない。オペラにしても洋装美の世界でその女性の追求は永遠、自然の身体の精神の総合力で、対局にある和装の歌舞伎にしても根強いファンがあればこそ。気のせいかXmasソングも流れるのが少なくなったような街角、、、。
December 9, 2018
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吉村芳生 東京ステーションギャラリーへ。1950年山口県生まれで主に地元で活躍し山口市徳地で生活し晩年に知られることになり2013年で病で63歳でなくなった作家。初期は黒鉛筆でありふれた風景やジーンズ、好きな新聞や自画像を書きモノトーンの版画やドローイングを、写真を撮り拡大して細密に再表現するという手間のかかる息の長い作風で神経も切り擦れそう。365点の毎日の顔を完成するのに7年かかったとか。後半は色鉛筆でカラフルな百花繚乱の野の花に変わり特に「無数の輝く生命に捧ぐ」の2011-3年の作品は約2MX7Mの横型の大作は東日本の被災に想を得て藤の花一つひとつに生命を込めたようで美しい。生活の為には売り絵もでバラコスモスケシヒマワリタンポポなどと花輝き咲けど一抹の。ドイツのファーバーカステルの120種以上の色鉛筆を駆使しやはり赤や緑系が小さく使い込んであり展示していた。最近は写実主義が大人気で、鉛筆画の木下晋さんの夫人をモデルにした作品、ペン画の池田学さんなどが著名だが、達者な漫画家でなくとも多くて、親の血と志を継いで2代目大星さんが猫などでやはり地元で活躍中、、、。
November 28, 2018
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はいろいろあり個人から団体のツアーなどバブル期の円高以来世界に老若男女飛び出して地球は丸く兄弟如き楽しみを手軽に実感しており遣唐使や大航海の時代が信じられないもの。ダークツーリズムは悲痛な被災の現場の旅で゜最近の東日本の地震津波、世界遺産の広島や長崎の原爆の天主堂などで決して明るくはないがピースツーリズムとして平和を求めたい観光。また風光明媚な自然体験や゛生態系の環境巡りのエコツアー、アグリツアーはハッピ-で人間としての喜びをの歴史とともふれあい出来る旅。紅葉をと街に出かけたが肌寒く軟弱もので次回にして、日常から非日常のトリップはなかなか。飛行機の発達が何よりだが豪華客船、新幹線、車、高速やホテルなど施設充実の恩恵で、五輪まで景気はウナギにぼりだろうか、あくまでも自由競争で独占企業の独走だけは、、。
November 24, 2018
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交錯する町。皇居、浅草などいろんな所や古い公園で今の富士山を見たりして景観や風情は変われどそれなりの文化なども博物館で触れられ、歌舞伎や文学、浮世絵、勿論ネットでも即覗けたりするのは便利この上ない。「芝三光の江戸しぐさ」の講演会へ。250年以上も続いた平和なあの時代は、江戸小話、日本昔話、地方の民話などを朗読しながら、言葉遊びや判じ絵でその真髄を探ろうというものだったが、同好の集いだったので優しい講和であった。仕草は児、志、支、自の四草あり しぐさが相応しく祭りが最も典型的で江戸町民の大勢の人の為の気配りが表現されて教育の源の養育があり五大御伽噺、吉四六や一休の頓知にもあると。遊びは明日備(美)からで、漫画や噺でお馴染みの放屁のお笑いや何でも「おの字」を付けたり 上品と下品の間に密かな町民たちの喜びや楽しみの行為があったのかと、仁王なり、、、。
November 11, 2018
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展の東京ステーションギャラリーへ、今月11日まで開催中。苗字と名前とが同じようで、江戸時代後期京都で活躍した人気絵師の割には知名度が、江戸には横山大観がおり爛熟の世は魅惑で元禄からの未曾有の経済的躍進から史上最大の繁栄のもと江戸大阪京都と賑わったことだろうと想像た゛にする。曽我蕭白に傾倒し岸駒に入門し流派などに属さずいろんな画法を身につけ自由自在の画風で弟子をかかえた。確かに直線の構図が綺麗で人物山水花鳥など何でもこなし「祇園祭礼図巻」なる上下巻合わせて約30mの大作も公開していた。海外にコレクションが散逸したりして約2百年前なので保存状態の色々はやむを得ずで、華やかりし武士と豊かな町民のいい文化はあったと偲ばれるタイムスリップ。この美術館は企画が時に面白かったりして場所がいいのでブラリする、、。
November 2, 2018
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の講演会へ。早大の国文から昔は神保町の不夜城とも言われた小学館で古典文学の編集長を務めた 佐山辰夫さんの専門家ゆえ原稿も見ず滔々と説明なさるのはさすがで、編集の仕事とは文字通り毛編みの棒みたいなもので作家の思いが毛糸でそれを製本や印刷の方とみんなで紡ぐみたいと。西鶴は元は大阪で連句の宗匠で江戸時代芭蕉や近松などと並び活躍し「好色一代男」「好色五人女」の八百屋お七に触れ女性の偉大さを説きながら一葉へと子孫はいなく妹が嫁いで11人の子どもを為し、末裔が存続しており、著作権の発露は鴎外がドイツから帰国して始め今に至ると。個人的には同じ頃 子規もいて早世したが俳句と小説では二人の接点はなく結核の病だけは共通だったようで 上野や本郷を歩けば当事が偲ばれるいい季節かな、、、。
October 12, 2018
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つかこうへい生誕70年記念ツアー公演へ。友人三人と日暮里のd-倉庫での9project vol,8のステージを凄く面白く見参。このあと今月 神戸と大分でも予定されてファンには堪らないこと受け合い。いつもながらの激しい滑舌と音楽とアクションは30才前後の若さゆえで昔人は元気を触発されたりで、47士を9人の演者で荒唐無稽に走り喋るのは虚実皮膜のかの作家ならではの魅力一杯。雑誌の掲載が初めでTVドラマのあと小説になった作品で記録も台本がなくビデオがあるだけと言う。 尚且つ国会は忠心暗だが、この前の24号台風でガラスが割れて被害に遭った友もで、またかの続く中震とか慣れてはいけない全く予断を許さぬ世の中衷心、お互い御身お大事しかと、、、。
October 4, 2018
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西洋美術館で24日まで。最近は展覧会の前説を聴いてからで、映画の予告編や原作みたいに先か映画は後での、予想した如く難しく本は読めばそれなりの感動や理解は即得るのだが、絵画や彫刻、音楽などは芸術でも直感的なところが多く、日本は宗教は別として木彫が特に発達しているので苦しむ。ヨーロッパは町や教会広場にふんだんに大理石やブロンズか゛あり作家から兵士まで誰か分からなくても、こちらの地蔵さんや道祖神みたいなもので環境の違いはとそんなことか。紀元前1世紀の古代からギリシアローマ時代そしてルネサンスのミケランジェロが活躍した16世紀その後の19世紀まで70点の作品で、彼の作品は世界に40点存在しその中の2点が展示されていた。2次元より3次元は好みなのだが、神や英雄、アスリートに肉体美を追求したよう、、。
September 23, 2018
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池袋サンシャイン60にあり開館40周年となり三度目のブラリだが、現在過去未来ということで600万年前の猿人誕生から180万年前のネアンデルタール人1万年前の農耕文化の足取りを辿る。この前講演会で聞いたギリシアローマ帝国の紀元前1世紀頃も2千年以上前かなり古いと思ったがもう想像を超え発掘調査の成果とはいえども完全にタイムトンネルフィクションの世界。エジプトから文明が発達しメソポタミアからペルシアを経てガンダーラそしてシルクロードで唐となり平安時代となる。あの砂漠地帯では今尚抗争が延々と続きそういう民族と決め付けたくないが、アレクサンダー大王、クレオパトラの帝国とキリスト、仏陀、ムハンマドなど政治宗教のレジェンドも今も尚生きているのは環境はすっかりだが、なんと人間とは変わらないもの。店や通りの雑踏は暇な若者で溢れていた ナウ、。
September 15, 2018
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へ。フェルメール全37点のリ・クリエイト(複製画)で350年前の謎を解く・・・で゛横浜そごう美術館にて明日まで。最新のデジタルマスタリング技術によって、彼が描いた当時の色調とテクスチャーを推測して、原寸大で、所蔵美術館と同じ額装して一堂に展示して壮観するという目論みだが、あまり興味はなかったが芸術のコピー文化全盛でこれはそれなりかなとも、夏休みの終わりで老若男女賑わっていた。スペインから独立して黄金時代と呼ばれた17世紀オランダのデルフトの社会とチューリップで栄えた景気のなかで15人の子供ありながら43歳で亡くなった今も尚のこの人気は。来る10月には上野の森美術館で史上最大の「フェルメール展」も予定されていると、、、。
September 1, 2018
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半世紀以上前はカルチャーまではいかずとも、今はメディアやネット、テーマパークなどIT化で多岐にわたりシネマも甲乙いろんな日本映画が創られており、かってはこんなに大型テレビやビデオもなかったのでロードショーや封切りはデートで、果ては友と暑い真夏や厳冬なぞは三番館で三本立てで涼や暖を得て楽しんだ。本場ハリウッドのアカデミー賞はじめ世界三大映画祭の最古だがマーケットの弱いベネチアの政治色、ベルリンの芸術性、圧倒的人気のカンヌの個性など特色を出しながら監督や俳優も毎年作品の宣伝して、黒沢監督を初めHANABIうなぎ千と千尋の神隠しなどの名作が生まれてきた。50年代のフェリー二の「道」はニーノロータ音楽て゛ジェリソミーナは耳に残り、ベルイマンの「野いちご」などモノクロも、ルイスブニュエルの「昼顔」とか、いい気持ちにさせたり人生の真理を誘ったり、嘘を重ねる罪もあったりで、一人では泣けるが笑えなかったりを教えてくれたりするが、館に行くのは少なくなった、、、。
August 31, 2018
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生誕100年(1918-1974)東京ステーショギャラリーへ。来月の9日までだが土曜日で友引は関係ないとしても毎度ながらで混んで。これまでも500回以上の美術展は鑑賞して歩いているのでダブったり人気作家やグループ展、いい作品などは自然と何度もお目にかかることになる。左利きで制作時はラジオ鏡トランプなどが離せずアトリエを再現して身の回りの好きな帽子やお土産品絵葉書なども展示。智弘は 戦争アンデルセン共産党が大きな体験要素で満州からベトナム戦争の戦火の子供たちの視点から制作し、独特の にじみたらしこみでバステルを水に溶き、色と線ははあまり使わずシンボリックな淡いトーンの面で童話的優しい透明感のある平和な世界を創出した。下井草、安曇野に美術館はあるがアニメやマンガと違って動きがないのでかなり女性的で静かな雰囲気のストップモーション、、。
August 18, 2018
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ノーベル賞受賞者に聞くーILC推進国際シンポジウムに、酷暑のなか茗荷谷の御茶ノ水大学の徽音堂へ。国際リニアコライダーという宇宙誕生のビッグバンを再現出来る全長20km以上の直線加速器を作る陽子と素粒子の物理学で、日本に岩手の北上山地に設置を49の各国と世界の2千人の研究者たちが躍起になって、国内大小1400以上あるが、もっと効率的ものをで5千億円はかかるらしい。1979年に受賞したシェルドン・グラショウ博士 NY 84歳、2017年のバリー・バリッシュ博士 オマハ81歳のお元気なご両人を同時通訳で、科学の進歩と世界平和のためにこの実現にご協力の熱いメッセージが。カミカンデの小柴博士は91歳で大隅博士とビデオ参加で、湯川博士から始まってこの分野で多くの受賞者を輩出してきたか゛アジアは中国に越されそうと米国の懸念も、やってみなければ分からず、探求は目的以外に思いがけない発見の可能性も秘めているから革命や大きな勝利も生まれると。浄水器の水は御茶ノ水だった!?、、。
August 5, 2018
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台風12号到来のなか文化講演会へ。1949年生まれの関川夏央氏 漫画原作「坊ちゃんの時代」で手塚治虫文化賞の、「樋口一葉」本名夏子(1872明治5-1896明治29年24才6ヶ月)の短くも儚い生涯を辿るのは専門家の向学な研究ゆえ興味深かった。父親が亡くなり家長として母と妹で貧困のなか小説で生活を目論むが前途多難、鹿鳴館や明治20年代の松方デフレの金の世で、東京人口120万人のなか4万台の人力車があった時代、小石川から下谷に転居して小間物屋をやっても難しくあの菊坂にある質屋通い、また本郷丸山福山町に戻り終の棲家となるが結核と戦いまじめに健気に 美貌、才能、勇気を持ち続けながらも「たけくらべ、にごりえ」などを残した。時は日清戦争の頃、苦闘の夏子のベンチャーが起動に乗りかけた恩恵も僅か一年位でもう遅し 鴎外や子規などの文壇に認められながら、ゴッホでなくとも遥か後年有名になったように、金を恨む一葉も「五千円札」になろうとは、さぞ微笑んでいることだろう、、、。
July 28, 2018
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