職人の技

職人の技

2005年10月23日
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カテゴリ: 着物
高島屋の後、三越を覗いたら、 日本橋三越 三重展 の催しがあった。何か変わったものはないかなと見渡すと、庖丁があった。30丁も持っていると、はっきり言って、必要ない。よほど良いものでないと買う気は起こらない。粉末ハイス鋼の牛刀を薦められる。一丁18,000円。最近は、粉末ハイス鋼を使うところが増えたと実感する。

さらに、奥へ進むと、伊勢木綿の 臼井織物 があった。そう言えば、男のきもの大全の催し案内に記述があったのを思い出した。ちょうど、社長さんがいらっしゃり、機について話した。なんといっても、着尺は風合いが大切、どうしても旧式の織機に頼ることになる。伺ったら、明治時代の、豊田織機とのこと。私も、近所で、昭和初期のものをいくつか見たが、さすがに、明治とは恐れ入った。部品の供給は一切なく、騙し騙し使っていると。鍛冶屋さんで何とかなるのでは?と聞いたら、すでに、鋳物の溶接ができる鍛冶屋はいなくなってしまったと。確かに、うちの近所も、機の周りの仕事をしていた人たちが、すでに、現役を退き、廃業している。鍛冶の技能も、需要がなければ、繋がらない。シャットルを扱う機科品屋もなくなって久しい。

需要が高まってきたが、完全自動ではない機械が産み出すものの生産は、ある意味、難しい。ある程度、量産できなければ、生活できない。手造りのものはすばらしいものも多いが、高価なものとなってしまう。完全自動機械は量産には良くあってる。だが、着尺は、その中間のものも必要であることをつくづくと感じる。

興味ある話ができ、これならと思えるものもあった。織られるのを楽しみにしている。

男のよきもの伊勢木綿 砂丘格子





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最終更新日  2005年10月24日 19時54分22秒
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