晩春から秋まで、光沢のある緑の葉をつけた枝先から伸びた透明感のある黄色いロウソクのような花穂に、白い唇形花が次々と咲きます。
8月11日の誕生花は、変わった花形のモダンな花、パキスタキス・ルテア。
花の名(学名:Pachystachys lutea)は、属名がギリシャ語のPachys(太い)とStachys(穂)で、種小名はlutea(黄色の)で、黄色い苞(ホウ)が幾つも重なる姿から名づけられました。
花言葉「楽しい語らい」は、明るい黄色の苞の間に咲く白い唇形花がお隣やお向かいと互いに語らい合っているように見えることからでしょう。
小さな鉢植えのパキスタキス・ルテアは大きくなって庭土に根をおろし、次々と枝を出して花を咲かせていましたが、晩夏の台風の強風に吹き飛ばされて元気をなくしていきました。
白い花は短命ですが、英名でGolden Candleと呼ばれるように、濃い黄色の苞は長く残り、真夏の日射しに美しく輝きます。
キツネノマゴ科パキスタキス属、非耐寒性常緑小低木、原産地:ペルー別名:ウコンサンゴ(鬱金珊瑚)
パキスタキス・ルテアの花言葉:美しい娘、飾らない心、楽しい語らい。
パキスタキス・ルテアの誕生花:8月11日
流通時期:ポット苗や鉢花を春~初夏に見かけます。
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