ゴールデンウイークの頃、細長い葉をつけてまっすぐ伸びた茎先に、黒紫色の花弁に網目模様のある広い鐘形の6弁花が黄色い花粉をのぞかせて、うつむき加減に咲きます。
8月12日の誕生花は、アルピニストの憧れの恋の花、クロユリ(黒百合)。
花の名は、黒紫色の花色とユリ(百合)に似た花姿から名づけられました。
クロユリはユリの仲間ではなく、フリチラリア属(バイモ属)で、仲間にアミガサユリ(編笠百合)やコシノコバイモ(越の小貝母)などがあります。
花言葉「恋の魔術」は、珍しい花色とハエが好んで訪れるいやな臭いのあり、魔性の花のイメージを持つことからでしょう。
花言葉「恋」は、思い人の近くに人知れずそっと置くと、贈り主が誰かわからなくても相手がそのクロユリを手にすれば、いつの日か必ず結ばれるというアイヌ民族の伝説からきています。
花言葉「呪い」は、戦国武将の佐々成政(さっさなりまさ)の愛妾小百合が密通を疑われて成敗された際に、「立山にクロユリが咲くとき、佐々の家は滅びる」と呪いをかけたことからつけられています。
クロユリは早春に芽を出して、春に花を咲かせたあと、夏に葉が枯れて休眠しますが、球根は高温乾燥に弱く植えっぱなしでも掘り上げても、暖地の夏を越したことがありません。
クロユリは北海道の低地に自生し春に咲くエゾクロユリ(蝦夷黒百合)と本州中部以北のアルプスなどの高山に自生し夏に咲くミヤマクロユリ(深山黒百合)があります。
ユリ科バイモ属、秋植えの耐寒性球根、原産地:日本
クロユリ(黒百合)の花言葉:恋、呪い、狂おしい恋、恋の魔術、ときめき。
クロユリ(黒百合)の誕生花:8月12日、9月7日
流通時期:球根を秋に、ポット苗を春に見かけます。
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