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カレンダー
気合いを入れて、飛行機に飛び乗る。
話し合いだ!
離婚だ!
強くなるんだ!
久々の8時間以上のフライトで、
足はパンパン。
睡眠も思ったよりとれず、
眠くて仕方がない。
久しぶりのバンクーバーは、
空港が奇麗になっていて、
ああ、冬季オリンピックに向けて準備万端ね、って感じがした。
荷物をとり、出口へ向かう。
あいつ、いるのかな・・・・・・・・・?
スーツケースを2つ、ガラガラ引いていくと、
なんと、
出口を出てすぐのところ、
そこはまだ飛行機から出てきた人しか通れないんじゃないんですか?
っていうくらいの所に彼は立っていて、
(わかります?待つ人の策を超えてるんですね)
Hi、というと、
軽ーくハグをし、
頭にチュッとされた。
やめてくれよ、気持ちが悪い。
これが私の最初の感想。
しっかりと目を合わすこともなく、
迎えに来てくれなくてもよかったのにって気持ちが強くて、
(彼はsuper busy guyですから。
私と電話ができないくらい無茶苦茶忙しい人ですから。)
悶々とした気持ちで車へ向かう。
ホテルのチェックインは3時。
でも着いたのは昼前だったから、
めちゃくちゃベットに横になりたい気持ちでいっぱいだったけど、
チェックインだけ済ませてまた車に乗り込む。
彼:どこいきたい?
私:別に・・・。眠い。
彼:とりあえずモールにでも行こう。
私:いいよ。
3か月ぶりの彼。
あのめちゃくちゃ冷たい彼はどこへいってしまったのか?
何事もなかったような顔をしている。
でもお互い手はつながないんだな。
私の両手はジャケットのポケットの中にある。
彼は私の鞄を持ってくれている。
微妙な距離を保ちながらモールを歩くのは、
なんだか不自然だった。
3時近くになってホテルへ戻る。
この日は彼は仕事が休みだったので、
さあ、家へお戻りください。
十分にお休みください。
と、部屋から追い出そうとすると、
彼は、no noと言って、居座ろうとするんですよ。
なんで?????
友達が大事なんでしょ?
バトミントンするんだろ?????
睡眠が大事なんだろ????????
部屋からでてけえええええええええええええええええ!!!
彼は、
君との時間を大事に過ごしたい。
僕は今日ここに泊るから。
君の滞在時間、できる限り一緒にいるからね。
といわれたが、
もう日本でいろいろ決心した私にとって、
彼の優しさや、一緒にいたいという気持ちは一切理解できず、
なんでなんだ、
なんなんだ、
なにを考えている、こいつ、
は?
え?
どうして?
という行動が、多くみられた。
彼の中でこの3ヶ月は、
まるでなにもなかったようでした。
ひどい「いじめ」にでも遭っていたかのような・・・。