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正月明けに休みを取って、家族で紀伊半島を一周してきました。神奈川県から延々1500KMのロングドライブです。
その途中で立ち寄った串本の松寿司というお寿司さんで食べさせてもらったブリのチコロとゴマサバの刺身のうまかったこと。今日はその話です。
たまたま、来店中にご主人の友人の漁師さんが今揚げたばかりの型の良い(ブリと言ってもよいくらいの)ワラサとよく太ったゴマサバを持ってきてくれたこと、あわせて、たまたま我が家以外にお客さんがぜんぜんいなかったこと、などが重なったのでしょうが、ご主人のご好意でおいしい経験をさせていただきました。
その後、ワラサのチコロ(心臓)とサバの刺身を試食させてもらいました。チコロは甘辛煮などは食べたことがあったのですが、刺身で食べたのは初めてでした。味はまったくないのですがこりこりとしてなんと不思議な食感!珍味に弱い年頃の13歳になる娘がおいしいといってほうばっていたくらいです。食感も味覚のひとつですね。
また、サバの刺身にいたっては、久しぶりにおいしいサバを食べた気がしました。もう少し季節が進むとさらに脂の乗りが良くなっておいしくなるとは教えてもらいましたが、十二分な上品な脂の乗りを堪能しました。ウチの家内などは、数年前にどこかの持ち帰り寿司チェーン店のバッテラで腹痛を起こして以来、我慢できずに食べる一口のシメサバにあたり続けていたのですが、「うわぁ、これ、うまいや!!」という私の歓声に、またまた我慢できずに食べてしまったにもかかわらず、結局ぜんぜんお腹の具合が変わらなかったですからね。結局、新鮮さとそれを生かす処理の良さがすべてだなぁ、と再認識させてももらいました。
地元にしっかりと結びついているからこそ出来る芸当であるとは思いました。串本ではお寿司屋さんをずいぶん見かけましたが、全部が全部、この松寿司さんのようではないでしょうね。
良いお店に入ることが出来たと思っています。ご当地の方々いかがですか?