まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2023.09.20
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カテゴリ: ドラマレビュー!
日テレ「こっち向いてよ向井くん」見終わりました。

センスがよくて、
やたらとお洒落なドラマだった。

近年の日テレドラマにはなかったほど、
制作陣に突出して非凡なものを感じました。

赤楚くんも、過去イチのハマり役!



ただ、話の中身は、
なんだか不毛で虚しい気がしないでもなく…(^^;

ダメ出しされる赤楚くんや天音くんが気の毒で、
見終わったあとは疲労感と虚無感だけが残ることも。

恋愛の間違い探しといっても、
一時的な正否や勝ち負けを問うてるだけで、
実際は、どこにも正解なんて存在しないのよね。

ある時期までは正解と思えたことでも、
時間が経ってみたら間違いだったりもするし、
終りなき「間違い探し」の果てに、
何の着地点にも辿り着けず終わるかもしれない。



いまどき、
80年代バブルの頃のように、
他人の恋愛にダメ出しをして、
マウント取って優越感を得るのが目的じゃなかろうし、

そういう意味では、
コメディタッチのわりに、
シニカルかつペシミスティックな物語だった気もする。





実際、この感じって、
ちょっと30年前の「東京ラブストーリー」に似てて、
とくに"アイシングクッキー女"が出てきたところは、
いわゆる"おでん女"を彷彿とさせました。

藤原さくらがクッキー女に敗北するのは、
鈴木保奈美がおでん女に敗北したのと同じですね。

違いがあったとすれば、
鈴木保奈美が負けを認めなかったのに対して、
藤原さくらが最後に自分の非を認めたところかな。
▶ https://plaza.rakuten.co.jp/maika888/diary/202112240000/



最終的に、
波瑠も、生田絵梨花も、藤原さくらも、
女子全員が「結婚否定派」だったというオチ。

この少子化の時代にあって、なかなかに極限的な結末ですw

まあ、藤原さくらの場合は、
結婚は否定しても、出産は否定しないらしかったけど。
たしかに事実婚という選択をする人はいますしね。



赤楚くんと波瑠のカップルは、
とても現代的な感じがしましたが、

どっちみち結婚する気のない相手なら、
生田絵梨花と付き合ったままでも、
さほど変わらなかったのでは?って気もする…(^^;



ちなみに、赤楚くんと波瑠は、
実年齢では波瑠のほうが3つ年上なのだけど、
(赤楚くんが29才、波瑠が32才)
役柄では赤楚くんが1つ年上の設定だったらしい。
(赤楚くんが33才、波瑠が32才)

わたし的には、
むしろ実年齢の設定がよかったのに…と思う。
そのほうが今っぽいのでは?



原作漫画はまだ連載中らしいので、
2人の今後があるなら見てみたい。
妹夫婦の事実婚がどうなるかも興味はあります。





そして、
音楽もめちゃくちゃオシャレでしたね。
サントラはYouTubeに全曲あがってますが、
これは一聴の価値あり!

FUKUSHIGE MARIって、
ゲス極・ちゃんMARIのソロ名義なのね。
すばらしい才能です。

最終回にチラッと出演してましたね。





最後にチラッと出演してました。




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最終更新日  2023.09.20 18:28:39


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