まる的毎日

まる的毎日

2008年11月06日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
振り込め詐欺が横行している。還付金詐欺というか、おいしい話には乗りやすいんだな。乗りやすい人間の心をよくつかんでいる。でも、詐欺、よくない。

詐欺と言えば、私も詐欺もどきにあったことがある。

あれはつい最近のことのようだが、10年前。
大学2年生の誕生日前だった。

プルルルルと電話が鳴る。

「はい」
「東京都○区○×にお住まいのまるきちさんですね。」
「・・・?はい」
「お父様は○△さんですね」
「・・・・?どんな御用でしょう」

「まるきちさん、先日宝石ご購入ありがとうございました」

「・・・?????誰が買ったんですか?」

「まるきちさん宛てにこの間ご購入いただいて。」

私はその時、父が私の誕生日(20だぜ。いぇいいぇい)のためにきっと宝石を買ってくれたんだと早合点した。

「ああ、そうですか。」と返す。

「それではダイビキで送りますから」とその人が言う

「え、ちょっと、待って!宝石なのに、だいびき?っていうか、何で送られてくるんですか」

「郵便ですね」

「は?ちょっと、え?どういうことですか?宝石なのに、郵便なんですか?」

「もう、ご購入いただいてますから、送りますから」

「いや、ちょっと待ってください。そんなに簡単に送られたって困りますから。ちょっと確認させてください

そもそも、その宝石は、だれが購入をしたんですか?」

「まるきちさんが」

「いーや、私は買ってない。買ってないからには、どうしてうちの住所などを手に入れたんですか?」

突然相手の雰囲気が変わる。

「おまえさー、おとなしくしてりゃつけ上げリやがって」

私も豹変する
「はー。それがお客様に対する態度何ですか?なんですか、それ」

相手が切れる
「お前、自分のこと客だって認めたな!じゃあ送るぜ!」

私が切れる
「仮に、という話です。購入手続きを踏まなければそこに商取引は発生しません。」

相手が怒る
「意味わかんねえこと言ってんじゃねえよ!送るぞ」

私が怒る
「いや、送られたって困りますから。どうやってこの住所とか電話番号とか調べたんですか!」

相手がブチ切れる
「お前生意気なんだよ!おまえんちの住所だってわかってんだから、これから殺しにいってやる!」

私黙る「・・・・。」

相手嘲笑する「怖くなったんだろ!」

私反撃「いや、殺しに行くといわれて、どうぞというわけにもいかず、嫌ですと言っても来ると言ったら来るんでしょう?だったらどう反応すればいいんですか?ということでとりあえず黙ったんですけど。」

相手切れる「ふざけんな!」

私「こっちはふざけてません!」

そんな感じで怒鳴りあってたら?両親が心配して見にきた。そして、結局警察を呼んだ。でも、何も起こらなかったので良かったけど。詐欺?の人に真っ向から返した私は「相手にしてはいけません」と怒られた。

結局宝石も送られてこなかった。でも、突然ダイビキで送られるより、ちょっと良心的な詐欺犯だったんだろう。そもそも本当に詐欺だったんだろうか。

数年前のある日、母から電話があった
「まるきち、母よ。事故しちゃって!」
「それどんなオレオレ詐欺?」と切った私は、冷たい娘と言われるであろうか。
#ちなみに、本当に小さな事故だった。。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年11月06日 17時52分24秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: