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ボランテティアでやっている児童委員。
先日は、児童部会3者協に出席し、
子供の脳と発達 について、お勉強をしてきました。
とてもいいお話だったので、私なりにまとめました。
~子供の脳の発達と子供への関わり方~
赤ちゃんは生まれてから、指を動かしたり、何でも口に入れたり、ハイハイ時期があったりと、赤ちゃん特有の動きをしっかりと行う事で、脳の発達を促し、よりよい発達をする事が分かっています。
[脳の発達]
脳幹…0~1才までに発達します。
この脳は生きるための脳で、脈、血圧、体温、睡眠、排泄,,,体の様々な基本的な調整を行います。この時期に充分な栄養を与えられないで育つと、身体的な影響を及ぼす危険もあります。
大脳辺緑系の視床… 感情の脳で0~5才に発達します。
経験した安心感(うれしい、心地よい)がこの視床に埋め込まれて行きます。ここにたくさんの安心感が埋め込まれると、自分を慰める力、ストレスから立ち直らせてくれる力が強くなり、強い心が形成されます。
5才までの間に、どんな事を経験するかが大切です。この期間に心に傷を負うと、それが深い トラウマ になるそうです。
■ 0歳児は「NEED(必要)」の要求
この頃は、お腹が空くと泣いて知らせる、おむつが濡れたと泣いてしらせる…すべて必要な泣き、無駄な泣きは一切ないと言われています。
泣いてもすぐに来てくれない赤ちゃんは、大きな声で何度も何度もアピールしなければ要求は通らないと学んでしまいます。こうして大きくなると、何を言ってもいい聞かせられない子に育ってしまいがち。ですから、0歳児の泣きにはすぐに応えてあげましょう。
(抱きグセをつけるな…といった子育て論も以前はありましたが、今の子育て論からすると、おおきな間違いです。)
■ 1才「WANT(感情の要望)」が加わってくる時期
この時期には応えられる事と応えられない事があることを学ぶ大切な時期です。ルールを覚え始める時期の始まりでもあります。
アレもダメ、コレもダメ、とだめだめばかりでなく、コレはダメだけど、ここれならいいよ。とルールを教えてあげましょう。
ダメダメばかりで育ってきた子は、学習するチャンス、ルールを覚えるチャンスが少ないとも言えるでしょう。
■ 「悪魔の2歳児」
2歳児のなんでもダメダメの反抗期は、ありとあらゆる物に興味関心がある時期です。色んな物の認識、相手と自分の気持ちは違うんだと言う事を学ぶ大切な時期でもあります。
4歳の就学前になると、自分の感情を押さえる事が出来るようになります。それには、2才の時の大人の対応の仕方が大切です。
※2歳児への対応は,,,
言えば言う程に反応(反抗)もする時期です。よく話を聞いてあげ、静かに教えてあげましょう。
色んな経験を経て、子供は学んで行くもの。たくさんの経験で脳は発達していくのですから、その過程を大切にしなくてはいけませんね。
後半に続く
ぷちオフ合宿?!~:PV撮影会~ 2011.08.14
横浜中華街&息子の冒険 2011.01.04
子供の脳の発達と子供への関わり方 後半 2010.09.27