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トラウマは脳の怪我
(トラウマ-ギリシャ語で怪我という意味)
虐待が脳に影響を及ぼす
赤ちゃん時代に放置(十分な栄養と運動を与えてもらえない)された子は、
脳の発達が遅れたり、脳幹が発達できません。
↓
自己調整、自分の心を治す,立ち直る心が形成されない。
↓
自分に自信が持てない。無気力。自虐好意、満足感を感じない
(暴飲暴食、過食、拒食症など)
虐待をされて来た子は、親がきちんとしたモラルを与えられず、
人格をめちゃくちゃにされ続けているので、
自分と他人の境界線が持てない子が多く、
自分がされて来た暴力の再現や自虐行為、
社会へ反発する事が多く、犯罪者やひきこもりになるケースも多いそうです。
(学ばなくてはいけない時期にちゃんと教えてもらえていないのだから仕方がありません)
【心にトラウマを持った子への対応は…】
虐待は脳の発達を阻害するので、
その足りない愛情を感じさせてあげる事が大切。
発見したら、大人の感情をぶつけないで、
(虐待をした人への怒りを口にしない)
「大丈夫だよ」と抱いてあげる(出来ればの話、スキンシップが大事)
※スキンシップは、安心ホルモンを分泌してくれます。
↓
そして、ゆっくり話を聞いてあげる。
(落ち着くまで一緒に深呼吸をするものいい)
↓
心の気持ちをくみ取り、言葉につまったり、
言い回しが分からない時は、代弁してあげる。
(~が嫌だったんだね。とか…でも、決めつけてはいけない)
泣いたり、震えたりしたときは、
それが治まるまでゆっくり待ってあげる。
子供の話は、途中で批評したり,意見を言ったりせずに、
最後までゆっくりと聞いてあげる。
【子供にやっては行けない事】
・ 赤ちゃん返りを叱ったり
・「もう泣かないで」と泣くのをやめさせたり
(泣く事で、ストレスのホルモンが出ていくため自己防衛)
・「そんなの対した事ないよ」などと笑ったりしてはいけない。
・「大丈夫だよ!」と子供の不安な気持ちを無視しない。
・お母さんから無理矢理引き離さない。
・ 身近な人の葬儀に参列させるのも、子供にとってはトラウマとなるのでなるべくしない。
・ 夜更かし
体のリズムは生まれながらにして持ってるもの。
暗くなると寝て、朝明るくなると起きる。これが本来のリズムです。
夜、電気をつけた場所で寝かす事もよくありません。
夜暗い中で寝る事で、成長ホルモンが分泌し、
健常な体や脳へと発達できるのです。
遅寝遅起きは、一見睡眠時間が十分なのでいいかと思いがちですが、
体の時間のリズムが本来あっていませんので,
体に負担をかけている事になります。
愛着→依存→反抗→自立
子供の心と体の発達は、たっぷりと遊びたくさんのいい経験を積み重ねて育ちます。
その時期時期の豊かな体験を大切にしてあげたいですね。
で、もし、トラウマを抱えている子に出会ったら、
少しでも安心を感じられるようなお手伝いが出来ればいいな。
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