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ユネスコ指定の「国際ダンスの日」、スタッフとして国立大学UNAMの会場に滞在することになりました。正直この日に「踊るチャランゴ」で参加できれば・・と長年、夢見ていますが未だお声が掛かることはなく、、でも何時の日かの叶いそうで叶わない「夢」は沢山あった方が最期まで楽しいのではないか、、最近そう思えるようになりました。舞台は大学の誇る劇場Miguel Cobarrubiaと二つの特設ステージ3会場にて同時進行で多くのカンパニー、そして大学運営のダンス講座の発表の場として80に上るグループと1350人に上るダンサーの出演で大盛況。 二つの映画館でもダンスに関する映画を上映、許可を頂いて映画館に入場。大学のダンスを長年に渡って監督してきたGloria Contrerasさん、今回は彼女の追悼記念でもあり(昨年11月に他界)、スペシャルドキュメンタリー映画が上映され、映画館には息子さんも訪れていました。久しぶりに鳥肌の立つ感動、、繊細で厳しい彼女の指導方針「本物の感情を込めること、こればかりは振付を辿る演技ではなく本心あるべき、噓であってはイケない」 徹底した生き様のメキシコを代表するコレオグラファーの物凄い迫力。80代の彼女の日々の筋力トレーニングの様子、、最後の最期まで闘う姿勢を崩さない本物の姿勢に大いに反省。上映後に監督がGloriaさんの情熱的な言葉の数々が作品制作のアイディアとなりそうだ、、と話されていました。この日のトリはメキシコの誇るフォルクローレ舞踊団Amalia Hernandez カンパニー。数分の特別公演かと思えば、大劇場Palacio de bellas artes で上演されている全てを持ってきていてビックリ。 もちろん「鹿の踊り」も・・ 思わずダンサー舞台退場後、バックヤードまで追いかけました。すると舞台裏で「鹿の頭」を発見。意外と大きくて丸やか、、本場の鹿の踊りとは少し違った創りでした。シミジミとバックヤードでの様子を観察。劇場では絶対見せてもらえない舞台裏を覗って、あらためてAmaliaカンパニーの凄さを実感。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2016.04.30
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帰国12日からポーンと2週間、日取りは飛びます。というのも帰国してから敢えて以前の日常には戻らず、とにかくキューバでの出来事を綴るまでは「帰国してない」と決めました。それほどキューバでの日々は全てにおいて未だ且つてない体験の連続で、公に出来ない部分は多々あるのですが、それでも12日間を振り返る中でイロイロな意味での「理解」に辿りつきました。その間、自転車をメンテナンス。タイヤを変えると全く違う走りとなり、遠出がてら国際交流基金の図書館で芸術やスポーツに関する最新の雑誌を熟読。(芸術新潮、Number)どちらも自由でクリエィティブ、それを支える情熱と忍耐、、キューバの舞台での失敗は、今思うと欠けていた心身の調整につきます。 犬に噛まれた治療の期間は言い訳にすぎない、、確かに不運ではあったけれど、それを超える体力を維持できていなかったことは否めません。最寄りでトレーニングを出来る場所を探してみました。宿の2丁先にジムを発見、ここではメキシコのプロレス「ルチャ」も学べるらしい。 視野を広げるチャンス。トレーニング機材も一揃い最新のものが揃っていますが、爆音で流れる音楽の趣味が酷すぎ・・これでは肝心な聴力が失われてしまう。日本でも御馴染みな市民体育館も発見。こちらは登録のために出生証明書や医師の診断書、住民票など、手続きが困難、、しかも水泳を希望するも人数オーバーで3カ月待ち状態のため却下。最後なんとなく訪れた御馴染みバスコンセーロス図書館で、コンテンポラリーダンスの講座を発見。図書館でダンス? 場所はドミ友さんと一度、訪れたことのある併設されている劇場にて。興味津々でかけてみると、レッスンの場は劇場の舞台そのものを使用、しかも講義はメキシコの誇るCEPRODUCカンパニーの主催で、現在カンパニーを振付けているドイツ在住のコレオグラファーが参加者とカンパニーのダンサーを交えてレッスン、そのあと引き続きカンパニーの振付を行い、参加者は仕事を見学・・ プロのダンサーに交じってのレッスンでダンサーの横顔に触れ、制作場面でのダンサーの仕事ぶりを見て、スッカリ参加者はカンパニーのファンになって帰宅。体験型の「ダンスを広げる機会創り」、、とっても新鮮でした。なによりカンパニーの身体トレーニングメソッドを学ぶことができたので、これを自宅でトレーニングと制作に生かせて頂きます。 丁度おとずれていた御馴染みな宿泊客の方と久しぶりのドミ友探検隊結成。とっておきタコスの後、帰り道のバスの中で出会った不屈のオペラ歌手RAQUELさんのパワーは物凄すぎて爆笑。栄養満点な一時、メキシコでの日々は勉強になります。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2016.04.27
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こんなに飛行場へ向かうことを心待ちにしたことは未だ且つてなかったかも・・消耗しつくしていたし、些細なことで傷つくことが終盤かさなっていたので「もうおてあげ」な状態。必要はわかっていても友情を築くことができにくい社会の在り方には最後まで馴染むことはできませんでした。必要なのは心でなく金! これに尽きる人々・・とはいえ、いつも暖かな存在に気が付きます。今回はネコのリブラさん・・毎晩一緒に眠っていました。出掛けに寂しそうにベットに乗っていて後髪を引かれる思い。そして毎朝通ったホットドック屋の前にいる仲良しな犬さんにも御挨拶。 街の犬も大切にされていました。その犬が滞在する場所の名札をつけています。そこには「No me mal trateいじめないでください」という忠告も・・ 大切にされている動物達。母が日本のテレビ番組でキューバの野良猫を可愛がる方の話を見たと言っていた・・ 少ないものを取られないように、密告されないように、常に周囲に気を付け、人を信用することが難しい社会、、今度くる機会があったら自分も名札をつけてみたい「No soy turista no me mal trate ツーリストではありません、いじめないでください
2016.04.12
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エクアドルの母より「キューバに行ったら必ず会ってほしい」・・ようやく最終日にお会いする事ができました。今回のキューバでの出来事を全て報告、、御宅には映像作家の方が宿泊していて出発する直前だったり、御家族の方が怪我をされていたり、お手伝いさんが熱を出されていたり・・ふと思いついて皆さんにマッサージ。とっても喜んで頂けました。ここまで送り届けて頂いたタクシーの運転手さんがキューバの教育システムについて教えてくれました。「学校に必ず行かなければいけない、、でないと親が逮捕される」 登校拒否も、子供が働くことも絶対ありえない社会。 そして病院、、全て無料で即対応してもらえるシステムが確立しています。 キューバの方が長い生きなわけ・・ 元気で健やかな多くの御高齢の方々・・個人的には厳しい日々でしたが、キューバという国の他の国では感じなかった多くの事、、そして悲しかった事は、知れば知るほど「仕方ない」、、と割り切れます。物がないから物を大事にする、インターネットがないから目の前のことだけに集中する、、そしてお金がないから外国人からとれるだけとる、、全ては独自の形に収まっていて、結局のところ国民は長い目で見て「安心」を得ている。 最後は宿泊先でカレーを作り、折り鶴講座。彼等の素朴な反応や対応にハッと我に返ることが多かった。純粋な感動や驚きに接する度に、溢れかえるものに慣れてしまった感性に汗・・とはいえ最小限のものを持って旅に出て、最大限の節約をしながら長期滞在する生活は、彼等との共通点も沢山あって、ナチュラル・キューバ的な日々を送っていたこと、そんな共感や居心地の良さも感じることができました。はちどりと剣道「技、心、夢のハーモニー」記者 : María Carla Garcia シンプルで謙虚、ユックリと小さな声で話す彼女は、ダンス、音楽、写真、作曲、翻訳、そして武道で時間と場所を演出するマルチアーティスト佐野まり。 東京女子体育大学を卒業、メキシコ、アルゼンチン、スペインで長く生活したため、ヒスパニックの文化を吸収することができた。2006年よりアルゼンチンで剣道基礎講座を開講、メキシコ、エクアドル、スペインでワークショップを開催、キューバには初めてハバナのダンスフェスティバルに参加するためにやってきた。ダンスセンターでの講義はどのような内容なのですか?ワークショップは侍の特技とする武道をダンスの技術から振付に至る流れで、より早く身につけてもらえます。そして刀のさばきを身に着けるために、音楽や写真を使用してリズムの中で最適の瞬間を模索、技術だけでなく日本文化交流として折り紙や日本語も講義の中に取り入れています。剣道とハチドリはどのような関わりがあるのですか?剣道は日本古来の武士の特技です。基本は刀の使用方と礼儀作法(敬意と協調)刀を使用するためには体力だけではなく、バランス感覚、身体の柔らかさ、感性と集中、状況判断が必要です。剣道はそれらのことを踏まえ体育教育の一環となっています。「敬意」を分かち合うためには他人が何を考え、感じているかをわかろうとすることが大切。ハチドリは創造、自由、友情のシンボル。唯一後ろに飛べるハチドリ、ここキューバには世界で最も小さなハチドリが住んでいるといいます。フェスティバルで御紹介する「ハチドリのダンス」で、日本とキューバとの「和」を模索したいと思います。剣道はどのようにダンスや音楽に生かされているのですか?剣道は刀や防具など非常に多くのものを必要とします。それを身に着け動くために支える体制が必要。ハチドリのダンスで、アンデス音楽で使用されるチャランゴを演奏しながら踊る際に体制を維持することが必要です。そこで技、心、そして「夢」の饗宴に至るのです。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2016.04.11
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昨日で舞台は終わりと思いきや・・ゲストアーティスト全員が2分弱の出演で実施される閉幕公演が開催されるため、再び最小限の機材を持って会場へ向かいました。直前に知らせを受けるので本当に最後までハラハラ・・ 機材を繋がなければいけない必要性から夕方5時に会場へむかうようにとの指示を受けたのですが7時過ぎまで誰も現れず、待ちぼうけの間に待機していた86歳の照明担当者ミゲルさんと談笑、、全く歳を感じさせない若々しさは93歳のマグダレーナさんと同じく・・キューバの御高齢な方々の素敵さに注目。そうこうするうちに一気に皆さんが揃ってきて、監督の指示の元、再び試奏、、監督Isabel Bustosさんとは「例の一件」の後にユックリお話する機会があり和解できました。監督は前半部分をトッテモ気に入って下さっていて、どうも後半部分に疑問を感じたようでしたが、直前の短縮には後半部分を残すことしか映像の関係で修正できなかった事をお伝えしました。 ベテランのコレオグラファーの方でも踊るチャランゴのシステムまでは想像できません。だから何時も困難の連続ではあるのですが、、彼女はトテモ鋭い感性の正直で率直な方、ふとリリアーナ先生を思い出しました。素晴らしい芸術家である彼女の見解を一概には無視できないので再度帰国してから煮詰めなおしてみようと思っています。リハーサルの直後に何度も同じ舞台で遭遇したKalus Danzaカンパニーの演出家Magdalena Pardoさんに「あなたに共演をお願いしたい」と直前に依頼を受け、そのまま舞台に残りJohn Fandiñoさんが踊る際の音楽を担当することになりました。そして自分も同じく直前に剣道講義にも参加して下さったTransumutacionカンパニーの振付家Larisa Gonzalezさんに詩の朗読を依頼、そこにエクアドルから来ているブエノスアイレスで共演したSofia Barrigaも参加、、あっという間に「ハチドリの和」が完成。映像 https://www.youtube.com/watch?v=9XYWtkoNkZc 次々とゲストが勢ぞろいしての御披露目は素敵でした。今回は講義と公演に追われ他の方の講義や舞台を見ることができなかったのですが、この最後の機会にフェスティバルでの出来事の総集編を舞台、そして解散の式典で知ることができました。20年という長い道程を経て、これだけの人の集う機会を演出することは非常に難しい・・いろいろありましたが、全ての体験を今後に繋げていく事を御約束。なにより皆さんにお会いできて良かったです。 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2016.04.10
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3日間、皆さんワクワクと楽しみに参加して下さってスッカリ上達。さすがプロのダンサーだけあって身体の基礎ができているので非常に早い・・素振りも3日間で完璧。このまま続けていきたいという方々もいましたが、、ワークショップの儚さ。同じくモット皆さんと煮詰めていきたい気持ちでイッパイです。ハチドリ剣道講義も、キューバも・・ 最後は折り鶴講座でソレゾレの鶴を御土産に持って帰ってもらいました。講義を終えた帰り道・・湾岸通り沿いに侍の銅像を発見。日本―キューバ友好の象徴、支倉常長の銅像がありました。お世話になりました・・合掌。 3日目の公演では持ってきた御馴染みオサルさんに入った鶴を渡しながら詩の朗読、、場所はCasa Guayasamin エクアドルの芸術家グアジャサミン氏が亡くなった際に棺桶からハチドリが飛び立ったという伝えがあります。Guayasminnさん追悼の意をハチドリのダンスに込めたい・・ (この日の素敵な音響さんは近々、日本へいくそうです。とても丁寧な仕事をされる方でした) 終わってから御客様が楽屋にきてくださいました。タクシーを待っていると公演を見た方が走ってきてくださいました。無事全てを終えることができて本当に良かった・・帰りの車から見えるハバナの夜景が素敵にゆれていました。涙目のキューバエフェクト・・佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2016.04.09
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翌朝、メキシコから持ってきたマスクを被り「今日は闘ってみせます宣言」宿泊先の名ダンサーびっくり、唖然・・ハチドリは悲しむと強くなるんです。 猫のリブラさんも驚いて逃げていってしまいました。キューバは外国人顔で歩くと街中で大変なので、このマスクを被って歩こうかとも思いましたが、警察に逮捕されるのでそれはやめた方が、、と言われ断念。 到着してから5日間、これでもか! という厳しい日々の連続でしたが、講義2日目も順調に皆さんと煮詰めることができ、コスタリカのイベロアメリカ国際文化会議で出会った方が心配して駆けつけてくれました。再会の喜びひとしお・・2回目の公演はCasa Africaにて。Havana Vieja界隈は素敵な文化施設が密集していて各場所で次々と舞台が展開されていきます。同時に何カ所もオーガナイズされている多忙な状況で主催者も初日は大変だったことでしょう、、少しずつフェスティバルの流れも理解できてきました。とはいえ昨日の失敗は繰り返せません、何より心を込めることができる流れを状況に順応して、他人まかせでなく自分で作っていかなければ・・映像を使用できない場所なので、映像に盛り込まれている詩の朗読をアカペラで行い、舞台の意味を最初に伝えること。 それが許されない状況なら、司会者からマイクをうばってでも行うことを親しいダンサーに伝えていました。「闘ってでも譲れないことを守る」・・昨日の経験が生かされ、結果を残すことができました。帰宅すると猫のリブラさんがベットにチョコン・・本日の御報告をしつつ一緒に安眠。アラベラさんに続く心友ができて嬉しい。キューバで学んで強くなるハチドリ・・佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2016.04.08
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今日は早朝に夜の公演の制作リハーサル、劇場で照明と映像の調整をする予定でしたが機材が整わず、結局なにもできずに時間経過・・一旦その場を後にしてワークショップを行うために別会場へ。ワークショップの方は多くの生徒の参加で3日間おこなう順調な滑り出しでした。再び劇場に戻りリハーサルを進めるも、完全リハーサルには辿りつかず、、仕込みに一気に煮詰めることになりました。本番リハーサルにはフェスティバルの監督も訪れ、入念なチェックが入り、、個人的には舞台チェックもしながらの本番リハーサルだったのですが、終了後に監督がやってきて「時間を短くして、5分でいい」・・と言われてしまいました。作品は10分、、それを5分に短縮、、しかも映像と照明が既に記憶されているところで、、それは非常に難しい指示でした。なにより短く・・ということは「作品がつまらないから短縮しなさい」と言われているような・・直前の自信喪失にまで至ってしまい、もはやキャンセルが妥当ではないかという状況・・ そこに現れた親しいカンパニーのダンサー、、このことを打ち明けると「絶対、作品を削ってはイケない」・・とはいえ監督の指示を無視するほどの度胸も、自信もなく、、イントロダクションを映像なしで急遽つくるので、舞台で眠った瞬間、サイゴ5分の映像を流し始めるように・・とにかく音響スタッフと即興の無理やり制作に挑戦。初めて舞台で転びました、、無理やりでメチャメチャ。なんとかヤリクリはできましたが、気持ちなんて一つもこめられない1番ダメな舞台です。きっとコレ以下はありえない「最悪」からは上がるしかない・・今となってはコレがフェスティバルの「糧」になった貴重な機会になったのかもしれません。キューバって厳しい・・佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2016.04.07
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いよいよフェスティバル開幕の日。この日に1番にやらなくてはいけない事が「航空券の変更」という、、なんとも残念な始まりですが、逆に言えばコレさえ解決すれば安心できる、、航空会社INTERJETは非常に親切な対応で1番近くの日取りに30CUCで交換できました。受付の方の話によると、アメリカから訪れる方が同じ理由で酷い時は、たった5時間の滞在で帰国されたそうです。なにはともあれ目途がたちました。残り20CUCで7日間、乗り切ればいい・・この日から1日1食、最寄りで見つけた大きなホットドッグで頑張るハチドリ。この日は開幕直前ラジオでハチドリ講座とハチドリのダンスの接点についてお話しました。公の場で詳細を話したのは初めてかもしれません、、いつも「なぜチャランゴ」「なぜアルゼンチン」そして日本の話で終わってしまい、肝心な創作における原点には辿り着かない流れが多かったのですが、キューバでは常に根本の質問で迫ってきて下さいます。報道に携わっている方々の慎重で繊細な佇まいが新鮮でした。 Habana Radio / Se dice cubano(ビデオ)https://www.youtube.com/watch?v=rb3kQhb_QbYRadio Reverdehttp://www.radiorebelde.cu/noticia/danza-colibri-paisajes-urbanos-20160407/フェスティバルの開会式は素敵でした。開催における主催者の話を聞いて、多少の不可解な点、参加者への厳しい扱い(宿泊施設も食事も国内参加者のみ。海外アーティストには提供されない)も仕方がないのかも・・ キューバのイロイロな常識は少し違うらしい・・ そうこうしているうちに多くの子供達、若者が踊る素晴らしい即興ダンスの始まり・・ 感激に身をまかせ超満員の会場でドキュメンタリーを懸命に撮影中、ふとした隙にカメラを盗まれてしまいました・・とことんダメだし、再びショックでションボリ。そこに現れたブラジル人チリ在住のアーティストHAVANAさんが「厳しいことはモット素敵なことが起こる変わりなのよ」とコーヒーを御馳走してくれました。彼女は演劇舞踊の劇団を主宰している本当にノビノビとした素敵な方でキューバの特別な地域に泊まっている楽しい話をしてくれました。ウルグアイで出会ったブラジルの方々も皆さん底抜けに明るい、元気で周囲を楽しくしてしまう強さを持った方ばかり。そんな素敵な方に出逢う度にブラジルに想いを馳せる日々、、 オープニングアクトは主催カンパニーRetazoの公演。なんと宿泊でお世話になっているアリーナさんは、なんとカンパニ―のプリマでした。彼女の本格的で素晴らしいダンスに感動、、こんなに凄い方だったとは・・ 前日、彼女がハラハラしていたのは重い責任を抱えているからだったことを知り、ダンサーとしてのプロフェショナルの意味を考えさせられました。彼女の犬はZENというのですが、千と千尋のCHIHIROのような人。Compania Retazos / Possible Imposiblehttps://www.youtube.com/watch?v=0cg8dlhC7UU佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2016.04.06
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3日目の朝、宿泊先のダンサーの旦那さんの作ってくれたコーヒーの美味しさに感動、、93歳マグダレーナさんのコーヒーもトッテモ美味しかった。 旅行者の間ではコーヒーのまずさが話題になっていましたが、本当に美味しいコクのあるコーヒーを家庭では皆さん楽しまれています。フェスティバル開幕前日、キューバ3日目の今日は体制を整えるのみ。 まずは昨日パスポートがなくて購入できなかったキューバでの携帯チップを入手するため、再び電話局の長い長い行列に並びました。並んでいる間、陽気なオジサンと立ち話となり、ふと「後ろの青年は中国人か?日本人か?」と聞かれ振り返ると爽やかな東洋の青年、スペイン語が非常に流暢で何となくイントネーションから中国の方と思いきや、日本の方で・・一気に日本語でキューバ事情の情報交換、そして愚痴なども聞いてもらいつつ盛り上がってしまいました。彼曰く、、実は持ってきたカードが使えず困っているという。しかも弟と同じ名前KOTAROと聞いたらほっておけません!「大丈夫、私のカードで良かったら貸してあげるから」電話局での用事を済ませた後、早速カードで現金を引き出そうと試みるも・・なんとカードが入りません。完璧な拒否状態・・これって、、他人のこと全くいえない??、、まさに同じ状況?? 青ざめつつ、、二人揃って立ち話のオジサンの家に伺いました。再び美味しいコーヒーを御馳走になり、貸部屋を持っているオジサンは「もし困ったことがあったらココにおいで」と言って下さり、ココナッツのアイスクリームまで御馳走になってしまいました。このアイスにキューバ滞在中、日々元気をもらい乗り切ることができたといっても過言でない、このココアイスにつきる滞在。 おじさんの優しさは一生わすれない・・メキシコのグアダルーペを信望するオジサンとスッカリ意気投合できました。銀行の方の話では、アメリカの銀行が関わるカードは全てブロックがかかっているとのこと。 持ってきた限られた現金から、フェスティバル開催中の宿泊代を差し引くと僅か50ドルとなり、どう考えても帰国予定の5月までは無理、なにより宿泊代を支払う前に一刻も早く先ず航空券を変更しなければ・・ ションボリ道を歩いているとキューバの華やかな民族衣装のお姉さんに囲まれました、、一緒に写真を撮りたいという、陽気なお姉さんで少し嬉しくなってハイポーズ、撮影を終えた瞬間、態度豹変・・「5CUCよこせ」と詰め寄られました。「1CUCしかありません、、」「それでいい二人分だから2CUC」KOTAROくんが素直にお支払 サンキュー!! と去って行った二人。キューバ・・恐るべし佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2016.04.05
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「朝9時にフェスティバルのオフィスにくるように」と昨日、飛行場に迎えに来て下さった方に言われ、早朝ハバナ旧市街へ向かって出発。 御近所の方が市内中心へ向かう方法を非常に丁寧に伝授して下さいました。 皆さんに「街では誰も信じてはいけない、我が事へ向かってよそ見をせずに進みなさい」 何度も何度も言われ言葉はともかく、どうも何か勝手が違うらしい、、そして言葉も時折わからない単語があります。 マキナ、マキナ、、Maquina=機械?? 「乗り合いタクシー」のことを「マキナ」というらしい。 御近所の方が拾ってくれた「マキナ」は正にキューバを代表するクラッシックカーそのもの。たまたま画体のいい男性陣ばかり乗っていて、物凄い音と豪快な走り、そして目の前に広がる超古びた色あせた重たい建物、勢い溢れる人々の様子に圧倒されつつ30分程で、宿泊先の景色とはガラリと変わり、南米で御馴染みな国会議事堂前の大広場「カピトリオ」に到着できました。指示されたとおりナショナル通貨20ペソのお支払。 キューバには二つの通過があります。ドル相応のCUC、そしてモネダ・ナショナル。1CUCは25ペソ、、この使い分けが微妙で難しい。降りた広場から一体どちらにいけばいいのかわからず、シティから来たばかりで暑さにグッタリ、とりあえず初日なので近づいてきた自転車タクシーを利用してオフィスまで向かいました。自転車タクシーは5CUC(後程1CUCで良かったことを知ります)とにかくオフィスにて連絡が滞ってわからないことをハッキリさせたかったので、関係者の皆さんにお会いできた時の喜びは何時になく大きいものでした。早速おなじくゲストで訪れているチリからやってきたダンサー二人と交流。こういう未知の場所には誰かと一緒の方が心強いですね・・とシミジミ。コーディネーターの方と日程の調整を終え、公演、講義の場所を視察。講義の場所はメールで伝えられた時間も場所も変更になっていて本会場周辺からトテモ遠い場所にありました。防具もろもろ、どうやってココまで運ぶのだろう、、そのあと体制を整えるために電話会社にならび、両替に並び、、とにかく1日ならび続け、迷い続け、何はともあれ決めることを決め、調整できる限りの訂正をお願いして手続きにパスポートが必要なため一旦、自宅へ戻ることにしました。戻るためのマキナは全く見つからず3時間近く彷徨い、、ようやくそれらしき車に乗るも別の場所で降ろされ、延々と歩き、最後の最後に乗ったタクシーで自宅に辿りつくも、5CUCの請求で10CUCを支払い、おつりは5ナショナルで返されました。自宅に戻るまで5時間、、とにかく近づいてくる「ツーリスト」から取れるものは取れ・・的な勢いが激しすぎます。(実際、自分は余裕のあるツーリストではない)キューバで使用できる携帯もなく、公衆電話もつながらず、途方にくれ・・これは市内中心にいなければ無理と判断。 急遽フェスティバルを主催しているカンパニーのダンサーの御宅におせわになることになり、その夜に早速お引越しとなりました。寂しそうなマグダレーナさん、、高齢な彼女は夜の付き添いも兼ねて誰かが必要だったようで、フェスティバルが終わってから帰ってくるからと御約束。疲れ切った初日のキューバ体験に一抹の不安は膨れ上がり、これからどうなることやら・・新しい御宅で眠れない一夜、御宅の猫リブラさんに癒されています。インターネットも電話もない日常は新鮮ですが、とにかくわからないことだらけで大冒険、初日はトニカク最高の「かも」としての存在につきました。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2016.04.04
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ダンスフェスティバル出演のための初キューバ渡航が決まってから、犬に噛まれ治療のためリハーサルどころか運動不足状態、そして肝心な主催者とインターネットも電話も繋がらず連絡も滞っていて、ビザも観光&文化ダブルビザとなってしまったし、機材の持込許可も出ていない、、全てにおいて未知との遭遇への不安が募り、本当に大丈夫なんだろうか・・何時になく緊張した出発までの日々。それでも最後にハチドリ衣装のチェックを行い試着してみると途端に落ち着きます。全て大丈夫に思えてくる・・この衣装と共に歩んできた日々も彼是9年。(2007年、ベネズエラ公演が初公開でした)徹夜で荷物を整えつつ、1カ月不在の部屋を閉じつつ、ギリギリまで準備に追われ出発時間を待っていて、ふと深夜に携帯の時計が勝手に切り替わり、不思議に思いながら無理やり時間を戻し、最期の朝食をとっていると宿泊者の方がボッソリ、、「この時計、直さないと・・」「!!??・・えええええ!」 数日前にFacebookで話題になっていた、まさにサマータイムの変更の瞬間がメキシコにも・・ 飛行場への到着予定時間に宿で朝食を食べているという・・まさかの瞬間!!タクシーを速攻で拾って運転手さんに告白。「実は現在この時間に飛行場にいないといけないんですけど・・」一緒になって青ざめて下さった優しい運転手さん、まずターミナルの確認、第2だと思っていたターミナルは第1で何とかギリギリセーフと思いきやカウンターは国内線、、第1ターミナルでは国内線と国際線で500m以上の場所の違いがあって、荷物運びのオジサンと走れ走れーー なんとか辿り着いたものの物凄い行列ができていました。 が、意外と皆さんノンビリとした様子で、Interjet のスタッフの方も「まだ1時間あるから大丈夫ですよ」とノンビリ・・そして受付の方の対応が素晴らしく良い。(これがアエロメヒコなら既に締め出しでしょう) ビザの関係も含めて焦った割にスムーズな搭乗となりました。ほっとして機内で爆睡、気が付くと飛行機はキューバJose Marti 空港に到着していました。税関は容量が悪いのか、入国審査が厳しいのか、非常に混み合っていて待ちに待たされた結果、「特別ビザは担当の方が本ビザを持って立ち会う」事となっていて、誰もいない税関にたった一人残されました。迎えに来て下さっている方がいるので申し訳なくて、文句をいうも「何時かは現れるから黙って座って待っていなさい」と厳しい口調。感じの悪い威圧感タップリの方々が税関に揃っていて、まるで警察署にいるような心持ち・・これが社会主義キューバとシミジミ。1時間程またされ、ようやくフェスティバルの担当者がやってきて本ビザを頂いて出口へ辿りつきました。コスタリカで出会ったキューバ人の友人の関係者が名前を持って待っていて下さって、同時にフェスティバル関係者も飛行場で待っていて下さってダブルなお出迎え。なにはともあれ迎えにきて下さることは聞いていないので、お願いしていた関係者の方の車で御家族の方の家に向かいました。 「聞いていない・・」 相性が合わない? 間が悪い? 嫌がらせではないかと錯覚するほど最後までこの連絡の滞りに終始翻弄されることになってしまうという・・とことん擦れ違ってしまうことってあるんですね。受け入れて下さった93歳の婦人は特別な方でした。フィデル・カストロ氏の政治と共に非常にハードな人生を送られてきた日々を書き綴っておられ、そんな話を初日から逐一聞かせて頂くもアマリに歴史的で壮大なテーマで正直ついていけませんでした。ただ・・彼女が「人生最後に残したいものがある」という願いで「ドキュメンタリー」としての撮影依頼を受け「これも何かの縁」とフェスティバルが終わってから実施する事を御約束しました。フェスティバル出演のためとはいえ、多くの貴重品を持ち込んだ外国人を受け入れていることを御近所に知られては危険、、とのことで完全に窓などの扉は閉められました。どうもハバナ旧市街からはトテモ遠いようで、ここからフェスティバルに通う事はできるのだろうか・・ 散歩もできずマルデ閉じ込められたような息苦しさ・・ メキシコから持ってきた食料のカップ麺をすすりながら滅入りつつ就寝。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2016.04.03
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直前にキューバ文化庁からの滞在ビザが届き、いよいよ出発に向けて覚悟。未だかつてない不安は未知との遭遇に溢れているから・・ とはいえ現地にはコスタリカの国際文化コンベンションで出会った友人がいます。あの時に出逢った方々は皆さん素敵な方ばかりで・・確かキューバの方からは映画をプレゼントして頂いて、いつか何か一緒にできることを模索しようと長いことメールでの交流を続けてきました。彼女との再会が待ち遠しい、、出発前の御挨拶ビデオ作成。https://youtu.be/bc8N8MXpIrcあとは現地での心の通う自然な出会いに身を任せます。キューバではインターネットの接続が困難とのことなので、滞在中はコチラのみ1日1枚写真をアップすることができればなー・・と思っています。http://www.facebook.com/danzacharangoいって参ります!!佐野まり
2016.04.01
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