伊賀へいらっしゃい

伊賀へいらっしゃい

2023年05月29日
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伊賀市荒木の車塚古墳へハイキングに向かいました。
登り坂コースとしては標高230m程度から出発し標高360mへ130m程頂上まで登り次の北の山方向へ向かい途中の丘まで(山と山の間の馬の鞍部と例えられる)40m程降りる行程です。

その230m地点から少し登った地点からの登り坂

「桜が丘団地」の東側にある山道を東北方向に登ります。 しばらく行くと右手に池があります。さらに進むと、道が細く急坂になってきます。
急坂を距離250m高さ40m登った分かれ道の所で中部電力会社の黄色の鉄塔表示版があります。




その黄色の鉄塔表示板の№86の方向、左側の坂道を進みます。



その坂道
早速迷いそうな道です。

 この山道を上って行くと、左右に道が分かれるところに出ます。






赤いテープを巻いた木を目印に右側の狭い坂道を行きます。






このNo,86の鉄塔に出たら左上へ登ります。





山頂に出るとNo,87鉄塔があります。
No,87鉄塔の北側にこの鉄塔表示板があります。



やや平坦なところを北側に進み、そのまま北側の稜線にそって下って行くと、溝のように掘られた奥に小高い部分があり、そこが前方部の端になります。
車塚というので円墳が並んでいるように思っていましたが前方後円墳です。




東側の面に「史蹟 車塚」と刻まれた石碑、後ろ側の窪みが盗掘跡の穴





裏面には昭和十二年三重県ヨリ指定とあります。


さらに、墳丘部分を北側に進むと大きな窪みがあり、後円部墳頂部の盗掘坑です。
盗掘坑の東隣に「史蹟 車塚」銘の石柱が立てられ、大山田の地名が入っています。






古墳の始まりの坂、前方後円墳の方の部分です。
車塚と言われているので円墳が二つ並んでいるのかと思っていましたが前方後円墳でした。
しかし前方の部分が余り広がりが無く帆立貝形古墳と呼ばれる古墳かも知れません。

 荒木車塚古墳と呼ばれているこの古墳は全長約93mの前方後円墳で、2段に築成されている。墳丘には葺石とともに埴輪が巡らされており、円筒・朝顔形・楯形・家形の埴輪が採集されています。
本格的な発掘調査は未実施ですが古墳時代でも前期後半、後円部の盗掘坑にあった埴輪から4世紀後半築造と推定されています。


車塚古墳は伊賀の須知荒木神社の須智稲置説があります。

荒木車塚古墳は数々の逸話がある古墳ですが、近代まで後円部の盗掘坑の中では旱天(かんてん、ひでり)に際し祈雨の焚き上げが行われてきた場所です。





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Last updated  2023年05月30日 14時33分09秒
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