マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2007.06.16
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<スタートから洞口家住宅まで>

 心配された天気だが快晴に近い上天気に恵まれたようだ。最寄の長町駅に自転車で行く途中、コンビニでスポーツドリンクとお握り3個などを購入。9.3km地点のダイヤモンドシティでの昼食が10時半と言うのはあまりにも早過ぎる。その後、公園で休んだ時などに食べることもあると考え、お握りにしてみた。

 長町駅にはかなり前に着くが、仲間の姿は全く見えない。そこへやって来た下りの電車に飛び乗る。どうやらこれが再び戻って仙台空港へ行くアクセス鉄道のようだ。仙台駅のホームで一旦降り、再び乗車。幸い改札はなさそうだ。座席に着席していると仙台明走会の若い男女が乗り込んで来たので、一緒の座席を勧める。二人ともこの電車に乗るのは初めてのよう。

 ランニングスタイルの乗客は東京方面から来られた方か。長町駅、太子堂駅から仲間達が乗り込んだみたい。7時半仙台空港駅に到着。そのまま空港の2階ロビーに向かう。一角に旅行客とは明らかに様相が違う一団が集まっている。スタッフと参加者で50名以上になるとの話だったが、知らない方が大勢いた。D口夫人の紹介でネットで名前を良く聞く星峰さんにご挨拶。去年9月の「佐渡島一周」以来のS木さん、T本さんにも久しぶりの対面。T本さんは骨折治癒後もまだ肩が本調子じゃないみたい。

 さて着替えもしなくちゃいけないし、トイレにも行く必要がある。そして主催者を代表してD口さんからガイダンスが始まる。引き続き私からコース中の主な観光スポットについて簡単に紹介。その後グループ毎に車に荷物を預け、スタート地点に移動。貞山堀の最南端、木曳堀の畔で記念撮影。何だか慌しい雰囲気だ。

 撮影後グループ毎にウエーブスタート。私は先頭の第1グループで先導者はM仙人。木曳堀の緑陰を爽やかな風を受けながら走る。気温は高そうだが風があるし湿度も低くて気持良く走れる。サイクリングセンターから橋を渡ってゆり上の港へ。休憩時に作業場を覗くと、乾燥ナマコを手入れしているおばさん達がいた。きっと中華料理の材料として中国へ輸出されるのではないか。

 名取川の河口では漁師の人達が胸まで水に浸かりながらアサリを獲っている。引き潮になっているようだ。のんびりした光景を楽しみながら堤防の上を走っていたら、突如サイレンの音が響く。いったい何ごとかと驚く我々。後で聞いたら防災訓練のようだ。上流のダムで放水した場合に備えての訓練だろうか。

 県道10号線を潜ると、道路脇に高い松並木が見え出す。これが藩制時代に仙台からゆり上へと続く街道の名残で「あんどん松」と言う。案内板の解説によれば遠州からわざわざ取り寄せたものとか。見事な黒松は防砂のために植えられたのだろうか。そう言えばそんな話を聞いたことがあるような気がする。

 何度か仙台東道路を潜って「洞口家住宅」へ。ここは江戸時代の庄屋クラスの大農家で、国の重要文化財に指定された建物だった。指定を受けるに際し、かなり手を入れてかつての姿に直したようで、現在は隣の新しい住宅に住まわれているみたい。裏の土蔵2棟はかつての宮城県沖地震に因る災害で、壁が大破していた。住宅前で洞口家の遠戚であるH口さんがエードを開いてくれており、冷たいオレンジを貪るように10個ほどをいただく。H口さん、いつもいつも優しい気配りを有難う~! <続>





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Last updated  2007.06.17 07:41:03
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