マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2008.12.12
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カテゴリ: 人生論
着ると言う行為

初めて会った時から「何てキザな奴」と感じた男。スーツを着て、チラチラと私の方を見ながら通り過ぎる男の正体は、隣のビルの清掃夫だ。元はこのビルで清掃の責任者をしていたようだが、引き抜かれて隣のビルに移ったのだとか。でも何でスーツ姿なの?それもさほど似合っている訳でもないのに。ひょっとして、彼は清掃夫と言う職業に劣等感を抱いているのかも知れない。別に職業や服装に拘らなくて良いないんじゃないの。普段着のセーターで通勤する無精者の私にはそう思えるのだが。

さて、私が乗る始発のバスに、毎朝途中から乗り込んで来る小母さんがいる。年齢は不詳だが、60代半ばだろう。濃い目の化粧。セットされた白髪のない頭には髪飾り。イヤリング、指輪も一見豪華で、服装はいつも身奇麗。センスも良いし時には艶やかな和服姿のことさえある。「お水」関係かとも思うのだが、そんな女性が始発のバスに乗るはずもない。正体不明のこの小母さんは一体何者?

ビルの前を通り過ぎる若い女性。あれは何と言うファッションか知らないが、いかにも飛んでる服装。靴下は左右違った柄だし、唇にはキモいピアス。もっともキモいのが頭。髪がピンクに染まったかと思えば2週間後にはブルーに染まり、ある時はシルバーになった。そしてまたピンクからブルーへと凄まじい変化。あれだけ脱色と染色を繰り返していたらそのうち禿げるのではと、他人事ながら爺さんは余計な心配をしている。


ウィンク意外な一面ぽっ

第2現場の設備の人と、たまたま犬の話をした。「我が家で飼ってるラブラドルは、手足に水かきがあるんだよ」と私が言うと、「ほ~う。オオカミみたいだね」との返事。「オオカミに水かきがあるとどうして知ってるの」との問いには、「読んだ本の中に書いてた」とのたまう。意外や意外。我が社の社員にもこんな物知りの人がいたとは。後で聞いたら彼はかつて○○公社と呼ばれていた企業をリストラされ、我が社へ入社した人なのだとか。道理でねえ。

パンチパーマの彼の仕事は役員車の運転手さんで、元自衛隊員。強面の彼を見ると通行人が避けると本人が言う。でも本当は一滴の酒も飲めない優しい人なのだ。その彼の会社で先日ボーリング大会があった。ビルの前に大型バスが迎えに来たが彼の姿は見えない。なぜ参加しなかったか後日訊ねたら、「優勝すると拙いので」と一言。意外や意外。何と彼はボーリング種目へ出場した国体選手だったのだ。ふ~む。世の中には意外な人がいるもんだ。

第1現場で清掃をしているお婆さんは今年69歳だが、我が社の職員ではない。そのお婆さん、とにかく若い。いつもにこやかで動作は機敏。あれなら70を過ぎても働けること間違いなし。若さを保つために色んな食品を試しているようだ。白内障の手術後は眼鏡も不要になり、一層若々しい容貌に。その彼女、自宅のベランダでわざわざ遠方から取り寄せたミカンの木を栽培してる由。その葉を毎年食べに来るアゲハのためなのだそうだ。意外や意外。若々しく上品な婆ちゃんは、夫婦で夢を紡ぐ人でもあったのだ。

好評の?シリーズも本日で完了で~す!





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Last updated  2008.12.12 15:46:15
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