マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2009.02.12
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カテゴリ: スポーツ関係
昨夜の対オーストラリア戦は手に汗を握る、息詰まるような戦いだった。サッカーのワールドカップアジア地区予選のA組は、オーストラリアが1位で日本は2位。前回は1対3の完敗だったようだ。ホームの今回は勝ち点3をゲットするチャンスだったのだが、惜しいシュートはあっても0対0の引き分け、勝ち点1に終わってしまった。それにしてもオーストラリアは何時の間に強くなったのだろう。

さて、エオラス号で太平洋を横断中の寛平ちゃん。大阪でアースマラソンのスタートを切ってから58日目。距離は7150kmに達したようだ。先日観た動画によれば、彼らは暫くシャワーを浴びておらず、着の身着のままの暮らしが続いている由。またヨット操縦中は頭から波しぶきを被り、髪はベトベトだそうだ。目下激しい東風に悩まされ、ヨットのスピードは上がらないとか。それでも太平洋の6割は走破したみたいで、2人はいたって意気軒昂だ。

今回トレーナーを務める坂本雄次氏が、寛平ちゃんの過去のトレーニングについて「ランナーズ」の3月号に書いているが、そのうち発汗と体調に関する部分を以下に引用してみたい。

「ランニングを始めると数時間で大量の汗をかく。当然給水も同時に行っているのだが、給水量が発汗量に追いつかず、軽度の脱水症を起こすのだ。身体が脱水気味になると、後追いで給水しても水分の殆どが体温調整に奪われてしまい、臓器に水分が行き渡らない。結果、内臓の活動が悪くなり、食べ物や水分を入れても吐き出してしまうという状態になり、ランニングを続けることができなくなるのだ」。(以下省略)

ウルトラマラソンのランナーなら誰でも、一度や二度はそんな経験をして来たはずだ。私は’06年の「奥武蔵」で重度の熱中症になったことがある。36度もの猛暑の中、標高1000m近い山道を往復する厳しいコースで大量の発汗。給水と塩分補給が間に合わなかったのが原因だった。それ以来、暑い時期のレースには「アスリートソルト」を携行するようになった。これにはナトリウムなどのミネラル類に加えてリジンなど8種類のアミノ酸も配合されており、単なる塩分補給ではない。

異様な体験をしたのが’06年の「磐梯高原」。レースの最中に何故かアカシアの花の香りがしたのだ。後で考えるとあれは自分の汗の匂いだった。ランシャツで、時間帯が朝だったからあの程度で済んだが、翌年の「いわて銀河」で田中マー君のレプリカユニフォームを着た時はさらに大量の発汗。それが気温が上がって異臭を撒き散らし始めた。慌てて傍を走っていた女性に離れてもらったと言う笑えない話。

激しいスポーツをする時には、水分や塩分の早めの補給を心がけたい。手には水が入ったペットボトル、ポシェットの中にはアスリートソルトや塩が入った小さな袋。私のランニングスタイルは見栄えが悪いが、身を守るためには止むを得ない。そんな姿で今年も一年間走り抜きたいと思っている。





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Last updated  2009.02.12 17:44:54
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