マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2010.06.25
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カテゴリ: スポーツ関係
 昨夜はKスタへ行っていた。4月4日(日)以来だから、実に久しぶりのこと。パソコンを新調したために小遣いが乏しくなったのが遠ざかった原因。昨夜の西武戦だって、会社の「ただ券」が当たったから行けたのが真相。それもいつもの外野席と違ってバックネット裏だったから、まあ楽しいの何のって。

 火曜日の初戦を田中で落としたものの、水曜日は10対8の逆転勝ち。井坂先発の昨夜は、王者西武に対してどんな戦いが挑めるのか不安だった。今季2年目の井坂は昨夜まで1勝1敗の成績。1回表にたちまち1点を失った時は、やはり不安が的中したと感じたものだ。それが回を追うごとに球威が増した。

 そして打線にも火が付き、2回裏には高須の4号2ラン。3回裏にも中村ノリと高須の2点タイムリーで3点。そして7回裏には、またまた高須のタイムリーで1点。井坂は最終回に1点を献上したものの最後まで投げ切り、2勝目を手にした。もらったマスコット人形は、きっと生まれたばかりの長女への良いお土産になったことだろう。

 西武は今期絶不調の西口が誤算か。お立ち台に上がったのはもちろん投打のヒーロー井坂と高須だった。Kスタに飛び交う真っ白のジェット風船。そして轟き渡る勝利の歌声。私にとっては今季初の凱歌だった。

 興奮も冷めやらぬまま眠りに就いたが、夜半2時過ぎには完全に目が覚めた。NHKではウインブルドンの中継中。ワールドカップを待っていたが3時半になってもそのままで、慌てて民放へチャンネルを切り替えた。序盤はデンマークの動きが良く、さすがはヨーロッパのチームと感心させられた。

 金髪のビッグマウスことCSKAモスクワ所属の本田(24歳)が前半17分に無回転のFKを決めたのはトイレの最中。後刻録画で観たが、高度の技術だった。続いて前半30分にG大阪所属の遠藤(30歳)が同じように完成度の高いFKを決めた。何と前半2対0でのリード。予想外の展開に狂喜した私だった。

 後半36分。トマソンのPKでデンマークが得点し2対1となって一気に緊張が高まった。日本は引き分けでも決勝トーナメントに進めるが、負けているデンマークだって必死のはず。過去出場した際は必ず決勝トーナメントへ進出した強豪国なのだとか。だが次に点を取ったのは日本。後半42分、本田の絶妙なパスを受けた清水エスパルス所属の岡崎(24歳)が慎重に流し込んだ。

 そのまま試合終了。外国で開催されたワールドカップで日本がベスト16になったのは今回が初めてだそうだ。韓国が早々と決勝トーナメント進出を決め、メンタル、フィジカル両面の強さを感じさせられたのだが、日本も何とか後に続くことが出来て良かった。妻も途中で起き出し、夢中になって応援していた。

 そんな訳で、昨夜も睡眠不足。お陰で今日はとても眠かった。だが、2つの勝利は深い充実感を私にもたらした。ワールドカップ直前の強化試合で4連敗を喫した岡田ジャパンに対してマスコミの論調は概して厳しく、辞任を求めるような記事も中にはあった。

 だが今回の勝利で岡田監督への評価は一転し、今度はその指導力をこぞって誉める始末。これだから日本のマスコミは軽薄なのだ。そして私も含め、そんなマスコミに直ぐ影響される。当初彼が「ベスト4入りが最終目標」と語った際には誰も本気にしなかったが、今ではヨーロッパや南米でも岡田ジャパンを警戒しているみたいだ。

 嬉しいね。日本の選手達が世界の桧舞台で活躍する姿を観るのは。そして一戦一戦力をつけ、自信を深める日本の若者を観るのは。このまま出来るだけ長く、私達の心を熱くして欲しいと願う。そのためなら多少の寝不足なんて我慢出来るさ。きっと。





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Last updated  2010.06.25 19:16:40
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