マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2011.01.23
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カテゴリ: スポーツ関係
 昨夜は「世界ふしぎ発見」を観ている途中に眠たくなり、8時間ほど眠った。私が起きた後も、妻はまだ眠っていた。実はホテルに泊った前夜妻の携帯に電話があり、そのことが気がかりで良く眠れなかったのだそうだ。ホームヘルパーと言う仕事の性質上トラブルが結構あるようだ。高齢者の利用者はちゃんと認識出来ずに怒ることが多いのだとか。

 私達がホテルへ泊った夜、愛犬はちゃんと大人しく留守番をしていたようだ。帰宅すると物音を聞いた彼は盛んに吠えた。それでも私達だと分かると、急に大人しくなった。今朝は愛犬との散歩後、私が味噌汁を作った。主食のカレーは出来ていたから楽なもの。カレーを温めているうちに、ようやく妻も起き出した。

 今朝はいつもの番組でなく、別な放送局で寛平ちゃんのことを大きく取り上げる番組を観た。アースマラソンの隠れたエピソードが幾つか紹介された。高齢のお母さんには、一旦地球一周の旅に出たら家に帰って来れないので、自分が戻るまでは絶対に死ぬなと言い残して出発したとか。無事に帰宅した息子を見て嬉し涙を流すお母さんの顔は、寛平ちゃんとそっくりだった。

 奥さんが何度もレース中の寛平ちゃんを応援に出かけたことはブログで知っていたが、彼らの夫婦愛には涙が流れた。お母さんもそうだが、ヨットで太平洋に乗り出した時は、もしかしたら無事上陸出来ないかもと不安になったそうだ。息子が作った親父に捧げる歌を聞いた寛平ちゃんは泣いていた。息子も今度の地球一周旅で、益々親父の偉大さが分かったようだ。

 11回もレース中に応援に行ったと言うアメリカ人のアメマのおっちゃん。彼は戦争で片足を失った人だが、寛平ちゃんの力走に感激して義足でランニングの練習を始め、フランスで念願通り一緒に走った由。その距離は僅か20mほどだったが、2人にとっては忘れられない思い出になったことだろう。

 遥々ウズベキスタンの原野まで応援に駆け付けたかつての吉本の先輩。彼は喉頭がんで声を失い、吉本から黙って去った由。だが当時受けた恩義を返すため、前立腺がんに罹った寛平ちゃんを励まそうと、無理を押して不毛の土地へ旅立ったようだ。35年ぶりの思いがけない再会に、2人は涙で熱い抱擁を交わした。何と言う人生。そして何と篤い友情だろうか。

 ゴール後の祝賀会が終わった後、寛平ちゃんはアースマラソンのスタッフと一緒に、翌朝まで痛飲したようだ。共に険しい旅を続け、共に苦しんだ仲間とは、きっと家族同様の付き合いだったのだろう。その後いつも見ている番組にチャンネルを切り替えたが、何とこちらのアースマラソンの紹介は30秒足らずで終わってしまった。ライバル社とは言え、何だかねえ。

 卓球の日本選手権女子のシングルスでは、高校生の石川佳純ちゃんが自分よりも世界ランクの高い福原愛選手を破って初優勝した。前から勝負強い子だったが、凄い高校生が現れたものだ。一方の愛ちゃんは小さい頃からマスコミに注目された人気者だが、世界では強くても国内ではまだ優勝出来ないのが不思議。

 大相撲初場所で横綱白鵬が千秋楽を待たずに18回目の優勝を果たした。6場所連続優勝は大鵬、朝青龍に続き3人目の快挙とか。先場所連続優勝をストップさせられた苦手力士の稀勢ノ里に今場所も不覚を取ったが、彼はまだ若い横綱だ。今後も慢心せずに精進を続ければまだまだ優勝回数を延ばせるのは誰が見ても明らかだ。

 今日の新聞には愛媛勤務時代の走友武田大作君が紹介されていた。昨年中国で開催されたアジア大会のカヌー競技ダブルスカルで銀メダルを取った人だ。私より30歳年下の37歳。これまで4度オリンピックに出たが、さらにロンドン大会も目指すとか。彼は高校時代から往復26kmの自転車通学をしていた苦労人。変わらぬ精進が、今も第一人者の地位を保っている原因だろう。

 そんなことに力を得て、今日は久しぶりに23kmのLSDに行った。天気は良かったものの、山の上でも川の堤防でも強い北風が吹いていた。だが、その冷たい風もレース対策だと思えば少しも気にならない。新しいシューズの履き心地も悪くはなかった。今年の初レースである「勝田マラソン」まで後1週間。右膝の神経痛が心配だが、何とかなると信じて臨みたい。感動する心と健康な体に感謝しつつ。





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Last updated  2011.01.23 17:18:59
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