マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2011.07.05
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カテゴリ: 健康
しょんぼり

 その割に食欲が落ちないのが不思議。どんなに暑い夏場でも食欲は健在だ。あまり走れないのに食欲が落ちないと「夏太り」が心配。だが、朝夕の散歩や肉体労働で代謝機能がまだ活発なせいか、体重の増加はさほどでもない。これで愛犬が死に、かつ仕事を止めれば、果たして代謝機能がどう変化するか。

 引き合いに出して申し訳ないが、私に良く似た人がいる。千葉県に住む亀仙人さんがその御仁。先ず男であること。同学年であること(彼は4月生まれで私が3月生まれのため約1歳彼が歳上ではあるが)。偏平足であること。血液型も確か一緒のはず。ウルトラマラソン愛好者であること。定年後に警備員をしていること。これだけ似ているケースは少ないはず。大笑い

 ただし同じランナーでも、彼はHNに似合わぬスピードランナー。一方の私は極め付きの鈍足ランナーなのが相違点。その彼が最近調子を落としている。怪我が増えたし、故障も増えた。私は偏平足に伴う障害が出ていたが、彼は何とも無かった。ところが最近障害が出て、高額なインソールを作製されたようだ。インソールの使用は私が先輩だ。

 そしてレースでのリタイヤが増えたのも最近の傾向。あれほど速く、あれほど強かったランナーが何故急に故障が増えたのか。原因は老化だと思う。ウルトラマラソンの先輩に高松のTANさんがおられるが、彼は一昨年辺りから100kmレースでのリタイヤが増えていた。そのころの私はまだ元気で、何故100kmが完走出来ないのが不思議だった。

 ウルトラ界の先輩を見渡しても65歳を過ぎると走力が衰え、かつての栄光を感じさせなくなる方が増える。決して彼らが怠慢なのではなく、全ては老化の為せる業なのだ。制限時間があり、関門のあるレースでは、体力・走力の衰えがストレートに反映する。むろん何事にも例外はあり、70過ぎてもバリバリの現役の人も中には居られる。でもそれは例外中の例外なのだ。

 6月のレースだが、私は「いわて銀河」では73kmでリタイアし、亀仙人さんは「サロマ」では、42.195kmで走るのを止めた。そしてTANさんの「阿蘇」は初めから50kmの部にエントリーし、見事完走。故障を抱えながら100kmに挑戦し続けるのも雄々しいが、50kmや60kmのレースを楽しみながら走るのも1つの考え方と割り切れるようになった。

 無理のないレースに無理のない生き方。加齢と共にそんな生活にシフトするのは致し方ないこと。自分自身老化をどう受け止め、どう対処するか。老化に伴い物事を「諦める」のではなく、より本質を「明らめる」と考えるのはどうだろう。これまで見えなかった世界が、案外発見出来る可能性もあるのだ。ウィンク<続く>





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Last updated  2011.07.05 16:02:04
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