マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2012.01.26
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カテゴリ: 生活雑記
朝起きると窓ガラスが凍っている。そこから寒さと戦いが始まる。結露部分はタオルで拭けるが、凍った部分はどうにもならない。窓を少しだけ開けておくと、帰宅した頃には乾いている。濡れたタオルを外に干す。凍えた指が早くも痛みだす。

1階に下りて、居間のヒーターを点ける。設定温度は18度だが、室温は7度。タンクの灯油が残り少ないことを確認して、愛犬と散歩に出かける。一晩中オシッコを我慢していたのか、先ず裏庭に駆けこむ彼。テレビで確認した今朝の仙台は零下4度。風がないせいか思ったほど寒くはない。いつもは散歩から帰ると、左手の中指が真っ青になり痛みを発している。間違いなく血行障害だろう。

愛犬を再び玄関に入れ、朝食を与える。次に空になったタンクに灯油を補給。台所の出口に置いたサンダルがまるで凍っているような冷たさ。居間の室温は13度まで上がった。次に昨夜のうちに水抜きした栓を開け、2階のトイレに水を流す。凍結防止用に閉めた後だったため、そのままの状態になっていたからだ。

お風呂の残り湯で顔を洗い、手を温めた後、朝食の準備。酢のものとミカンは冷たいままだが、それでも私は大丈夫。職場に持参するウーロン茶を小さなペットボトルに詰める。これも冷蔵庫で冷やされたもの。朝一番のトイレはシャワーが凍っていて、温度を上げた3度目にようやく冷水が出た。これも最初に使う人の宿命だ。

6時20分。自宅を出てバスの終点に向かう。土を踏むとバリバリと音を立てる霜柱。バス停に女子高生がしゃがみ込んでいる。制服に短いソックスだけでは寒いのだろう。ようやく来たバスの車内もまだ暖房が良く効いてない。明るい場所を選び、読書の開始。だが徐々に暖かくなったためか途中で居眠りし、気がつくと仙台駅。

いつもこのパターンが多い。私が降りるのはもう1つ先の停留所だが、乗り越したことがないのが不思議。現場のビルはまだ寒いまま。暖房と換気のスイッチを入れ、警備服に着替える。警備日報などを確認後、巡回を開始。屋上から白い山々を臨む。だが、奥羽山脈は雪雲の中だ。零下4度の巡回は厳しいが、気が引き締まって良い。

1時間の立哨も寒さとの戦い。足の底から寒さが伝わって来る。防寒服とは名ばかりで、風は通さないものの保温性は低い。タクシーのFドライバーが見かねて、暖かいお茶を差し入れてくれた。玄関ホールでそれを飲むことは出来ないため、ポケットに入れて凍えた手を交互に温めた。10時過ぎ、第2現場へ移動。休憩室での約20分間で、ようやく体が温まる。

それも清掃作業でたちまち元の冷えた体に逆戻り。冬の水仕事は厳しいが、寒風吹く中での掃き掃除もなかなかに厳しい。勤務を終えて作業服を脱ぎ、軽装での帰宅ランを開始。青葉城の入り口から続く凍った道路。この寒さでは当分融けないだろう。山道を登るにつれて舞い出す小雪。危ないけど凍った歩道を避けて、車道の端を走る。

家の近くまで来たら、吹雪状態になった。帰宅し、愛犬を庭からガレージに移動。風邪を引かないよう直ぐに着替えし、「カーネーション」を観ながら昼食。ヒーターが点いてない居間だが、さほど寒くはない。食後、2階の自室の窓を閉めて新聞を読む。外は小雪が降ったり止んだり。夕方の愛犬との散歩も雪が舞い散る中だった。今年の冬は当分こんな日が続くのを、覚悟する必要がありそうだ。

今度の日曜はたくさんの走友が参加する「勝田マラソン」。茨城県ひたちなか市の当日の気温は、最低がマイナス4度で最高が4度。風が吹けば寒いフルマラソンになると思う。一旦走るのを止めれば、たちまち体温を奪われるはず。そうならないためにも最後まで力走し、ゴールすることを願っている。





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Last updated  2012.01.26 17:35:51
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