マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2012.01.27
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カテゴリ: 生活雑記
今日も朝から雪が降り、寒い一日だった。最高気温はマイナス1.5度。2年ぶりの真冬日だったようだ。朝の巡回では、塔屋の螺旋階段を慎重に降りる。雪が積っていることもあるが、左右の足の幅が違うためか、左膝に痛みが走ることがあるためだ。後2年、70歳まで頑張って警備員を続けようと思っているのだが、果たしてどうなるか。

第2現場での勤務後コンビニでお握りを買い、病院に向かう。今日は入院に先だって、胸部血管のCT写真を撮る日。予約の時間までかなりあるが、一旦帰宅してからでは遅くなる。病院に着いたのは、12時15分頃。病院からの指示で、10時半以降は食べ物を口にすることは出来ないため、空腹を我慢し売店へ。ここでT字帯を2個購入。これも入院に備えてのもの。

金額は小さいが、領収書を発行してもらった。来年の確定申告時に提出するためだ。次いで循環器内科の外来へ。CTスキャンまでの間に血液検査をする由。地下の検査室へ行き、ファイルを出す。間もなく番号と名前を呼ばれて入室。採血はベテランの看護師さんだった。血液を取る試験管みたいなのが6本。いやはやこんなに採血量が多いとは。

終了後、再びファイルを外来の窓口に提出。次に名前を呼ばれるまでの約2時間は読書に勤しむ。今回読み始めたのは、司馬遼太郎著「ある運命について」。これは明治期以降の軍人に関する短編小説が多いみたいだ。「坂の上の雲」に出て来た、広瀬武夫の話も出て来る。彼は旅順港封鎖の際に戦死するのだが、軍人よりも文学者と言った方が適切な教養人だったようだ。新たに知った事実に驚く。

小さな活字。古めかしい話の展開につい眠くなる。窓の外は相変わらずの小雪。名前を呼ばれ、再び地下の検査室へ。ここでも30分以上待ってCT室へ。先ず注意事項の説明を受けてから、機械の中へ身を横たえる。腕には注射器とチューブ。時間になるとそこから造影剤が投入される。少しずつ部位をずらして撮影し、ついに造影剤の投入開始。

頭や肩などが熱くなる。「心配ないですからね」と検査技師。息を吸ったり、吐いて止めたりの繰り返し。20分ほどで撮影が終了し、三度受付へ。ここで看護師に手術の日時について尋ねた。日は確定してるけど、時間は入院後に決まる由。家族が立ち会う必要があるのだが、妻が仕事の関係もあって、午前か午後かだけでも知りたがっていたからだ。

会計を済ます。1万円程度と聞いていたのに、実際は1万5千円以上。入院に備えて既にお金は準備してあるが、院内に銀行のキャッシュコーナーがあることが分かって一安心。バス停に向かいながら、手術の当日妻には午後に来てもらえば良いと思いついた。もし手術が午前中でも結果が聞けるし、午後なら立ち会うことも可能だからだ。

最悪の場合は私1人でも良い。だって1人暮らしの人もいるはずだから。4泊5日の入院のため、準備にはそれほどかからない。妻には保険会社に連絡して今後の手続きを聞いてもらおうと思う。私は入院準備の他に、確定申告の準備をして置こう。そんなことを考えながら、バスの中で3個のお握りを平らげた私だった。





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Last updated  2012.01.27 20:28:12
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