マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2012.11.25
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カテゴリ: ランニング全般
 友の葬儀に列席した旅の疲れが出たのか、土曜日の夜はぐっすりと眠った。一旦いつものように未明に起きてブログを更新した後も、二度寝。合計で9時間も眠ったのは初めてではないか。真夜中の地震も、さほど気にならなかった。起きた時は8時。既に明るくなっていた。



 良く眠ったせいか、それとも2日間走るのを休んだせいか、足が軽く感じた。ほほう、これは久しぶりの感触。これならひょっとしてスピードが出るかも知れない。そう思ってそのままのスピードを維持することにした。2度に亘る不整脈手術の後、走れない日が続いた。何とかランニングを再開してから3カ月半。ようやくここまで来た。だが、この感触が果たして本物かどうか。

 23kmのコースを走ることは決めていた。隣の市の山頂に向かう途中、誰かがクラクションを鳴らした。停車した車の中から笑顔を見せたのは、同じ走友会に所属するT脇さんだった。どうやら仕事の途中らしい。彼女はこのところ忙しく、練習する暇がないとこぼす。その彼女と最近良く遭う。もちろん私が走っている途中でだ。

 「どこかエントリーしてる?」と彼女。「いわきサンシャインにね。いわきの復興と自分の復興を願ってさ」と私。「そうか復興か。何か目的を持たないと励みにならないものね」。そう言い残して彼女は去って行った。残念ながら走友会の忘年会は、筑波時代の悪友達との会合(滋賀県での麻雀大会)と重なり、出席出来ない。だから仲間と会えるのは来年の新年会になる。

 坂を登る。いつもならここでガクガクとなる脚が、今日は何とか持っている。極力スピードを落とさずに登り切る。これも衰えた心肺機能を鍛えるためだ。筋力とスタミナ(持続力)が少し戻って来たようだ。フォームを意識しながら坂を下る。名取川の堤防の風も、それほど苦にはならなかった。結局この日は、いつもより30分ほどタイムを縮めた。復活への確かな手ごたえを感じた走りだった。

 ネットで注文していたランニングシューズが先日届いた。レース用の最新モデルが25%引きで買えた。来年はレースに復帰する積り。そのためにも少し軽めのレース用シューズを履こうと思ったのだ。頼んだ時は冒険とも思えた買い物だが、こうして少しスピードが戻ると、フルマラソンやハーフマラソンでの完走も、夢ではないかも知れない。

 目下、幾つかのレース出場を計画中。1月は東京の「寅さん詣り」。これは41kmのマラニック。ここでは多分3度目の「トランスヨーロッパ」を完走したSパパや雲峰師匠と再会出来るはず。2月は予定通り「いわきサンシャイン」(フル:福島)で既にエントリー済み。4月は「行田鉄剣マラソン」(ハーフ:埼玉)。5月は「仙台国際ハーフ」と「仙台鉄人会5時間走」。そして6月は「いわて銀河」の50kmの部。

 全く走れなかった時のことを考えれば、まるで別世界の出来ごと。最後のレースから1年半後のレース復活なのだ。これからも当分厳しい現実と戦いながら練習を続けるが、その先には一筋の光が見え出した想いがする。やはり諦めなくて良かった。まさに「継続は力なり」だ。

 一昨日の朝6時にスタートした「佐渡島一周」のゴール時間は今朝の6時。初めて11月開催になった今回は、きっと寒さと悪天候に悩んだことだろう。果たして参加した走友の結果はどうなのか心配だ。そして今日は「大阪マラソン」と「神戸マラソン」が共に朝9時のスタート。これにも多くの走友達が参加しているはず。吉報が届くのを楽しみにしていよう。そして今週の金曜日はウルトラマラソン仲間の忘年会。日に焼けた私の顔を見て、走友達は果たして何と言うだろう。





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Last updated  2012.11.25 05:29:06
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