マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2013.07.01
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テーマ: ニュース(99385)
カテゴリ: 歴史全般




大年寺石段.jpg


         ≪ 大年寺の石段です。ここを登って野草園へ行きました♪ ≫


 その後向かったのがラーメン屋。既に40人近く行列し、45分ほど待つ。千葉の走友Bさんが週に3回は行くほど大好きだと言うこのラーメン店。最近仙台に支店が出来たことを所属走友会のK野さんのHPで知り、話のタネに行ってみたのだが結論は☓。年寄りには脂分が多過ぎてダメ。野菜も太い麺も美味しいのだが、味も濃過ぎて体には良くないと感じた。貧乏人の私には、1杯300円のK楽苑の中華ソバの方が合ってるみたいだ。




ラーメン二郎(小ラーメン).jpg


                ≪ ボリューム満点のラーメンだけど・・ ≫



 ところで暫く前から私の心には、刺さったままの「棘」がある。橋下大坂市長が物議をかもした例の発言だ。米軍兵に沖縄の風俗店の利用を勧めたことは論外だが、従軍慰安婦問題は本当に日本がいつまでも非難されなければいけないのだろうか。この「従軍慰安婦」という言葉自体が戦後日本の「左翼」の造語とか。韓国では旧日本軍に無理やり連行されたと主張しているようだ。

 10年ほど前に、韓国で複数の「元慰安婦」にインタビューを試みたフリーライターの著書を読んだが、その中に強制連行された方は1人も居なかった。同書によれば、戦時の「慰安婦」には幾つかの「レベル」があった由。高級将校についたのが日本人で、中には「専属」の人もいた由。次のレベルが韓国人(当時は日本人)で、最下層が中国婦人。彼女らは貧しい農村部の出身で、家庭の経済的な理由から「応募」したようだ。




モッコウバラ3.jpg


                 ≪ 今では散ってしまったモッコウバラ ≫



 韓国が強制連行の証拠とした写真に、「募集」と書いた旗が写っていたそうだ。どうやらハングルは読めても、漢字が読めない世代が増えたようだ。戦前の日本では、貧しい農家の子女が遊郭に身売りされた。「家」を助ける手段になっていたのだが、悲しいことにそれが事実。話は変わるが、戦国時代は小姓が婦人の代わりを務めたことをご存知だろうか。つまり戦地では「男色」が一般的だったのだ。

 私が青年時代に大変驚いたことがある。文部大臣を務め、晩年は学習院院長だった安倍能成(明治16~昭和41)が放った「下半身に人格はない」との言葉だ。「性欲は聖人でも制御出来ない」との趣旨だろうが、青年だった私にはとても受け入れ難い言葉だった。確かにキリスト、ムハンマド(マホメッド)、仏陀、孔子と言えども人の子。決して樹の又から生まれたり、コウノトリが運んで来た訳ではない。




深紅のバラ.jpg


                  ≪ これも散ってしまった深紅のバラ ≫



 少し前、白い煙がバチカン市国の空に上がった。新しい法王を決める「コンクラーベ」の時だ。前法王は90歳だったが、普通は亡くなるまでその地位にいるそうだ。それが急に交代したのは高齢が理由だけではない。複数の枢機卿が少年を犯したことに責任を取ったとも言われている。どうやら聖職者は「性職者」だったようだ。

 「従軍慰安婦」制度を採っていたのは旧日本軍だけではなかった。「先進諸国」が採用した理由は、戦地での混乱と兵士の意欲低下を防ぐため。それなのに何故旧日本軍だけが悪者になるのかが分からない。広島と長崎に原爆を落とした米軍は、国際世論から非難されないよう、旧日本軍の「南京大虐殺」説を流布し、戦後の中国は新国家建設のため、それを利用した。

 ベトナム戦争で枯葉剤などを使用し、大量の被害を与えた米国は、次に「商業捕鯨禁止」を訴えた。自国が非難される前に矛先を変えたのだ。つまり情報操作による責任転嫁。大国がそんな卑劣な手を使うのに、ロビー活動が苦手で国家戦略のない日本は、いつも非難を浴び続けるばかり。国連に拠出している資金の比率は、世界でも有数だと言うのに。




ピンクのバラ1.jpg


                   ≪ ピンクのバラもさようなら ≫



 「八紘一宇」を唱え、「アジアの共栄」を図った日本が起こした第二次世界大戦は、やはり戦略戦争だったと思う。中国で医学研究に名を借りた、非情な「人体実験」を行ったのも確か。大いに非難されるべきだし、私達も祖父や父親の行為を反省する必要がある。また戦没者は英雄ではなく、国の間違った施策による犠牲者で、靖国神社に祀られるべき対象ではないとも思う。

 だが橋下氏のあの発言が世界から非難を浴び、都議会選挙で大敗する原因となったことに、私は疑問を感じてならない。本当に彼は非難されるべきなのか。日本がかつて起こした戦争の実態は何だったのか。それらを踏まえて、日本はどう近隣諸国と仲良くし、失った誇りをどう取り戻すのか。果たして「性」は忌むべき、そして秘すべき存在なのだろうか。彼が投じた問題は、決して自分と無関係ではないと思うのだが。


 6月のラン&ウォーク 

ラン回数:7回 ラン距離:195km ウォーク:106km 月間合計:301km 年間合計:1570km うちラン:1030km これまでの累計:82486km





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Last updated  2013.07.01 08:51:58
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