マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2015.04.15
XML
カテゴリ: 文化論
<登米の祭と芸能>

 さて、2日間お休みしたこのシリーズを再開しよう。第4回の今日は、「登米の祭と芸能」がテーマ。祭と言っても「旧登米高等尋常小学校」の校舎にある教育資料館に展示されていた写真や品物を、デジカメで撮らせてもらったものだ。では早速ご覧あれ。


祭ポスター.jpg

 中途半端に画面が欠けているが、登米の「秋祭り」のポスター。まあ何と言う芸術的で格調高い写真だろうね。ウィンク


祭1.jpg

 この山車(だし)が教室の中に飾られていたんだよね。


祭3.jpg

           これが山車の側面だよ。確かに秋祭りの雰囲気があるよね。


祭2.jpg

 こっちはその反対側。こんなのを担ぐんだね。ワッショイワッショイ!!


祭7.jpg

          祭太鼓だよ。ドンドンドコドコ勇ましい音だね。


祭6半纏.jpg

 祭の半纏が傍に吊るしてありました。これで少しは祭の雰囲気が味わえたかな?ぽっ


祭8.jpg

 いなせな祭半纏のデザイン。日本人の美のセンスを感じるねえ。


祭5.jpg

           登米の祭の写真が額縁に。これはいつ頃のものだろうね。


祭4-2A.jpg

 これには「平成21年」と書かれていた。バックは旧登米警察署庁舎かな?


祭4.jpg

    たとえ故郷を離れても、きっと祭の風景は忘れられないんだろうね。ぽっ


絵祭1.jpg

              最後に祭の様子を彫った版画を載せておきますね。


森1舞台.jpg

 ここからはがらりと変わって、2番目に訪れた町の伝統芸能伝承館「森舞台」の紹介。ここは冬季期間中(~3月末)までは土曜、日曜、祝日)しか開いてなかったんだけど、私が共通観覧券を購入して「観たい」と希望したため、職員の方が車で連れて行ってくれ、施設を開けて見せてくれたんだよ。実に親切な町ですね。

 この能舞台では、江戸時代から登米町に伝わる「登米能」をはじめ、「岡谷地南部神楽」、「とよま囃子」などの郷土芸能が演じられている。


森舞台.jpg

 こちらは創建当初の森舞台。総桧造りでまだピカピカに新しい舞台だね。チケットの写真をお借りした。


森1舞台A.jpg森2舞台下.jpg

 左側は舞台の松の絵。右側は舞台の縁の下に置かれた音響効果を高めるための壺。普通の能舞台ではこれは隠して見せないのだとか。珍しい光景だねえ。


森7能衣装.jpg森8能衣装2.jpg

         どちらも優雅な能衣装。


森10舞い扇.jpg森9鼓.jpg

       左側は舞扇で、右側は小鼓。共に能で使用する大切な道具。

森4面2.jpg森5面3.jpg

森3面1.jpg森6面4.jpg

 これらの面は市民の方が趣味で彫られたものばかりとか。高度な技術には驚きですね。


森0ポスター.jpg

 とよま能を国立能楽堂(東京都渋谷区)で公演した際のポスター。ただ、町の伝統芸能も、現在では伝承者の高齢化と後継者不足に苦しんでいるとのこと。どこも大変なようですね。

 なお、国立劇場にはほかに、国立劇場(東京都千代田区)、新国立劇場(東京都渋谷区)、国立文楽劇場(大阪市中央区:人形浄瑠璃が中心)、国立劇場おきなわ(沖縄県浦添市:組踊と琉球舞踊が中心)がある。<続く>





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015.04.15 05:48:40
コメント(16) | コメントを書く
[文化論] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: