マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2016.07.29
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カテゴリ: 短歌
 <百合と短歌>


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 花の名は知らねど咲きしわが庭に真白き百合の短き命


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 百合よ百合気高き汝に亡き母を重ねて見たり母知らぬわれ


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 障害を持ちし人々働ける施設の苑にカサブランカ咲く


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 とりどりの色鮮やかな百合咲ける施設に響く朗らなる聲

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 古稀過ぎし我に眩き百合の花わが青春の輝きに似て


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 花言葉知らねど汝の姿見て「清純」のみが想ひ浮かびし


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 息荒く坂登りたるその先に真白き百合の佇みてをり


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 純白のカサブランカは意外にもゴージャスなりし足止めて見ゆ


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 鬼百合と誰が名づけしその花に命の息吹感じたるわれ


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 良く見れば花びらの色毒々し鬼の喜ぶ気配ならむか


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 花びらに浮かぶ斑点数多あり鬼と云ふ名の源なるか


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 鬼百合の中にも白き蕾あり喩えて云へば鬼の霍乱


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             山道を行けば一際目立ちたる山百合の花姿麗し


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 崖の上手の届かざるその先に気高く咲きし山百合の花


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 姿こそ見へねど香り何処より漂ひて来し朝の山道


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 歩むほどスピード遅きわが走り山百合の花見つけながらの


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 デジカメを持たず走りて山百合を訪ねて写す翌日の朝


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 思ひがけぬ場所で見つけし山百合を喜び眺むランの足止め


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 香り高き百合の中でも山百合は一際高き香りを放ち


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 鬼百合に負けない数の斑点を持つ山百合の優しき姿


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             険しくて手の届かざる山百合は年経るごとに花弁を増やす


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 何者も冒すべからず山百合は気品に満ちて一人咲きたり


 ある朝、ランニングをしながら見かけた山百合の花。その日はデジカメを持っていなかったために撮ることが出来ませんでした。そこで翌日自転車に乗って再び山百合を撮りに出かけた次第です。良く探せば、意外にもたくさん見つけることが出来ました。案外身近な場所にも咲いていたのです。

 また別な日は、わざわざ隣の名取市の山の団地まで走りに行きました。そこでも思いがけず山百合の姿を見つけました。香り高い山百合の花。その姿は気品に満ちています。その他の百合も含めて今日は百合の特集にし、併せて拙い短歌を添えて見た次第です。我が家の狭い庭でも、これからまた数種の百合が咲くことでしょう。花と歌を楽しんでいただけたら幸いです。<不定期に続く>





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Last updated  2016.07.29 05:35:16
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