マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2017.03.24
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カテゴリ: 写真
 2月中旬、私はある寺を訪ねた。この境内で火渡りの行があると知ったからだ。以前にも簡単に紹介したことがあるが、残った写真を使ってもっと広範に紹介しようとするのが今回の試みだ。ウィンク




 ここは陸奥国分寺薬師堂。幕が垂れているのが入り口の仁王門だ。この日はお祭りと火渡りの行が境内で繰り広げられる。




    仁王門を潜り、本堂方向へ向かうと大勢の人が集まっている。




    境内では縁起物の松川だるまも売られていた。これは仙台の特産品だ。




   参道をさらに進むと、前方に本堂が見え出す。ここが「薬師堂」だ。




   薬師堂の前には、大勢の修験道(山伏)たちが集まっている。中には東京の高尾山や栃木県の日光から駆け付けた修験道もいるようだ。




   こちらが寺の側面。たくさんの幟が風にはためいていた。風が強い日だった。




 国指定重要文化財としての説明。江戸初期の慶長11年(1606年)、藩祖伊達政宗公が和泉国(現在の大阪府)の寺大工を使って再建したとある。




   薬師堂に吊り下げられた紋入りの提灯。九曜紋は伊達家の家紋の一つでもある。




     薬師堂の境内風景として灯篭を撮影した。



 左はご本尊の名を染めた幟。右はこの日の行事。1つはご本尊のご開帳、2つは護摩焚きと火渡りの行の案内。




          参拝時の記帳料案内




          手水舎の亀親子




          結ばれたお御籤




       ご本尊開帳、火渡り行に先立つ本堂内での祈祷。



 陸奥国分寺は奈良時代の天平年間の740年代に、聖武天皇の発願で建てられた国分寺の礎石の一部分。当時の場所は寒村状態。なぜこのような場所に国分寺と国分尼寺を建てたのかだが、考えられる理由の一つはこの付近を官道が通っていたからだろう。陸奥国府は多賀城(神亀元年:724年創建)にあり、国府へ向かう途中で便利だったはず。




            国指定史跡である陸奥国分寺に関する説明板 




 左は熱湯が入った釜。これは火渡りの行の直前に、修験道が熱湯に笹を浸し、自分の身に振り掛ける神事のためのもの。右は護摩木奉納の受付。護摩木は300円也。<続く>





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Last updated  2017.03.24 04:30:03
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