マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2018.02.04
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カテゴリ: 生活雑記
~南の国から北の国へ~



 畑から抜いた大根で、浅漬けと酢漬けを作った。野菜炒めには小松菜を刻んで入れた。すっかり乏しくなった畑の野菜だが、まだ少しはある。ところがその貴重な野菜をヒヨドリが啄ばむ。ブロッコリーの葉っぱは許せるが、キャベツまで突き出したのだ。表面だけだから良いが、早めに収穫しないとねえ。

 抜いた春菊でお浸しを作り、最後のブロッコリー、トマト、ジャガイモ、ニンジン、リンゴで野菜サラダを作り、鍋でカレーを煮、干した大根の葉っぱを刻んで味噌汁を作った。ワカメ、油揚げ、豆腐などが入った具沢山の味噌汁は栄養満点。自家製野菜さまさまだ。茶殻などでの佃煮作りも手慣れたもの。



 先日ユズを収穫しようとして驚いた。幾つかの実に鋭く食い千切った痕。やはりヒヨドリの仕業。相当食べ物に困っているのだろう。幾つか枝に残して、残りは収穫。早速ユズジュースを作って飲んだ。ビタミンCがたっぷりで食物繊維も摂れ、古い蜂蜜も、ユズも全部使い切った。ぺろり



 ドドドドと大きな音がして屋根の雪が落ちる。裏の家は無人で、屋根から落ちた雪が突き出たサンルームの屋根に当たって大きな音を立てる。アクリル板が壊れそうな勢い。我が家は大丈夫で、枯れたユリの茎が折れただけ。そして雪が融ければソーラーの発電量が上がる。あまりにも寒過ぎて干せなかった布団を、昨日ようやく干せた。ただし、洗濯物はまだ部屋干しのまま。



 唇が荒れている。毎晩寝る前に「鼻呼吸テープ」をしてるせいかと思ったのだが、鏡で確認したらそうではなかった。何と久しぶりの口唇ヘルペスだ。道理で痛痒い感触。最近体調の悪さを感じており、胃も本調子ではなかった。多分薬の種類と量が増えたせい。私の場合、口唇ヘルペスは体調を見極めるバローメーターみたいなもの。体は実に正直だ。ワセリンを塗ったら、かなり改善した。



 誰かが来るのが見えた。玄関に行くと宅配便の人。サインをして大きな箱を受け取る。差出人は宮崎の弟。重さと大きさから、これは柑橘類だなと推測。箱を開けると2種類の立派な果物が入っていた。1つは「せとか」。これは「清見」など3種類の掛け合わせみたい。もう1種はキンカン。樹上で熟成させた極上物を「たまたま」と言うブランド名で出荷してるみたい。実が大きくて立派だった。



 これは有難い。柑橘類が切れたので、ちょうど良かった。年末、弟にはしもやけになったことを電話で話したので、それを気にかけていたのだろう。いずれにしても、独り暮らしの身には嬉しい便り。たとえ手紙は入ってなくとも。弟とは彼が18歳の時に別れた切りで、その後一緒に暮らしたことはない。ありがとうね。宮崎の味を大事に食べるよ。しもやけが早く治るように。





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Last updated  2018.02.04 00:00:44
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