マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2018.02.03
XML
~この世はなべて虚構?~



 一つの旋律が何度も頭の中で繰り返していた。きっとYouTubeでユーカラを聞き過ぎたせいだと思う。ユーカラはアイヌの口承文学で、神謡とも呼ばれている。私はアイヌ人初の国会議員だった萱野茂氏の著書で、幾つかのユーカラは読んでいた。だがそれは文学としてであり、本当のユーカラではなかった。なぜならそれは声に出して歌い、神に捧げてこそのものだからだ。



 最近YouTubeでアイヌ関係の動画を調べた中にユーカラもあり,、初めて謡われたユーカラを知った。素朴で単純で神聖。いかにも平和を愛するアイヌらしい芸術で、ムックリなどの楽器にも通じるものを感じた。そんな刺激が先日の詩に昇華したのだろう。



 大河ドラマ『西郷どん』を毎回面白く観ている。原作者は林真理子。今回のドラマ化に際して、脚本家と共にかなり手を加えた由。だから歴史的事実とは異なる部分がかなりあると聞いた。私は歴史が好きで、幕末期にも大いなる関心を寄せている。だから本当は歴史的事実を解明したいと言う気持ちが強いのだが、例えフィクションが混じっていても面白いものは面白い。



 日本の最果ての藩である島津氏とその家臣団とが当時何を考え、何を規範として行動したのかが興味深い。だから難解な薩摩弁も決して邪魔にはならない。鎌倉武士の末裔が、黒船が開国を迫って押し寄せたあの緊迫した時代をどう捉え、全国の同志と共にどう乗り越えたのか、この1年間じっくり観察する積りだ。



 注目と言えば、相撲協会の理事選も同じ。10人の枠に11人が立候補し、貴乃花一門からは2人の候補者が立った。この結果阿武松親方が初当選したものの、貴乃花親方は2票しか取れずに落選。2人が理事に当選するためには、他の一門の「隠れ支持者」が投票してくれないと無理。相撲協会の改革に一石を投じようとする貴乃花親方だったが、結局は他の一門の締め付けが厳しかったのだろう。



 北朝鮮の金剛山(クムガンサン)で実施しようとした南北の合同トレーニングが、北の意向で急遽中止になった。この時期の厳しい自然条件の中で、数百人規模のトレーニングを、資金の乏しい北が実行出来る体制にはならなかったと言うだけの話。当然韓国の資金援助を当てにしてたのだろうが、国際世論の反発で実施出来なくなったと言うのが真相ではないか。元々無理があったのだ。



 100人もの中国人が成田空港で大騒ぎし、うち1人が傷害罪で逮捕された由。先日の寒波襲来で、上海行きの飛行機が飛ばなくなった。大雪で上海空港に着陸出来なくなったのだ。だが格安航空機だったため、宿や食事の保障はしない規約。それを知った中国人が暴れ出し、中国国歌を歌った由。

 何という破廉恥さ。規約を良く確かめず、騒げば何とかなると言う根性。中国大使館員が駆けつけて航空会社と交渉し、食事代を出させたと言うから開いた口が塞がらない。あの国では上から下まで、大きな声を出した方が勝ち。つまり論理や常識など通じない世界なのだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018.02.03 00:00:59
コメント(6) | コメントを書く
[ニュース・社会の動き] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: