マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2018.05.30
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カテゴリ: スポーツ関係
~スポーツから学ぶもの~

 台原森林公園にて

 メジャーでの初対決はマー君の勝利と言えようか。NYヤンキース対エンゼルスの試合。大谷はエンゼルスの4番DHとして出場した。結果はフォアボールで1度塁に出たものの三振を含めてヒットは打てなかった。日本でもマー君には全く歯が立たなかった大谷。この日もメジャーの先輩の技術に屈した。だが物語はまだ序章。きっとこれからも長きにわたって、真摯な戦いが繰り広げられることだろう。


             <台原駅前のレリーフ=部分>

 WBAバンタム級タイトルマッチで、井上尚弥は1回TKOで新チャンピオンに。これでライトフライ級、スーパーフライ級に続き、3つ目のチャンピオンベルトを手にした彼。最速での3階級制覇の由。しかし今回の計量には驚いた。ジェイミー・マクドネル(英)はパスしたものの、試合では6kg以上の体重オーバー。リーチ、身長、体重が勝るチャンピオンに、彼は敢然と立ち向かって圧勝したのだ。

 定禅寺通りにて

 大相撲夏場所は横綱鶴竜の優勝で終わった。2場所連続、通算5度目の優勝は逆転によるもの。モンゴルの父親は国立大学の教授。彼自身も寡黙で真面目な男だ。その温和さが、例の暴力事件連座にも繋がったのだろう。だが彼は一言も弁解せず、ひたすら稽古に励んだ。今回の優勝はその精進の賜物だろう。実に立派な力士だと思う。白鵬には彼の爪のあかでも煎じて飲ませたいものだ。

 佐藤忠良記念館にて

 優勝出来なかった関脇栃ノ心も立派だった。結果は13勝2敗の準優勝。鶴竜には敗れたが、白鵬は倒した。これで3場所通算が37勝8敗の好成績。場所後の臨時評議会開催が決定しており、大関昇進は確実だ。負傷して一時は幕下まで落ちた苦労人。今場所も最後まで優勝を争い、花道の奥でこみ上げる胃液を必死に堪える姿が印象的だった。ジョージアの英雄には今後も精進を重ね、上を狙って欲しい。

 台原森林公園にて

 白鵬は11勝4敗で終わった。横綱審議会から「張り手」や「かち上げ」を注意され、さらにパワーが落ちた。あの暴力事件の実質的な首謀者で、まだ影響もあるだろう。直接の被害者十両の貴ノ岩は、11勝を挙げた。その一方で隠れた被害者の照ノ富士は1勝も出来ず、来場所は幕下に転落する。元大関で横綱も目前だっただけに、怪我への認識が甘かったのは否めない。気の毒だが何とか再復活して欲しい。


             <仙台市博物館前にて>

 審判部委員に下がった貴乃花親方の姿を、千秋楽の土俵下で初めて見た。審判部長はかつての盟友である阿武松親方で、副部長は高田川親方。現役時代のしこ名は安芸乃島で、貴乃花の兄弟子に当たる。だが現役当時は弟弟子の貴乃花を傷めつけ、それが問題化して引退後は他の部屋に移籍し、親方になった経緯がある。そのことを根に持ち、未だに貴乃花を目の敵にしている由。何という執念だろう。


            <仙台市博物館にて>

 さて、驚くべき事実が判明した。何かと問題になっている日大アメフト部だが、昨年20名の部員が大量に退部した。その原因がコーチの暴力だったと言うから論外。パワハラに恐怖を抱き、止む無く退部した学生たち。その一方、関学の被害者側から被害届を受けて、警視庁が日大の関係者から事情聴取を始めた由。ついにこの時が来た。


         <仙台市博物館にて>

 日大の学生たちも謝罪声明した。その過程でコーチから、問題の追跡を止めるよう言われた由。OB達は内田前監督派、反前監督派に分裂したまま。注目のアメフト関東学連は内田監督と井上コーチの除名(上位委員会決定事項のため予定)、森ヘッドコーチの資格はく奪、当該学生とチームの条件付き資格停止を公表。この結果はスポーツ庁長官にも報告された由。今後は法的な裁定が司直の手に委ねられる。だが日大では未だ第三者委員会すら設置されてないのが現状。その前途は限りなく暗い。





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Last updated  2018.05.30 06:12:58
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