マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2020.06.03
XML
カテゴリ: 生活雑記
<コロナ便り19>



 通称「自粛太り」と言うものがあると聞いた。今回の「新型コロナウイルス感染症対策」の一環として、自宅に引き籠る生活を続けているとストレスが溜まり、その結果知らず知らずのうちに、食べ過ぎてしまうらしい。それを医学の専門用語で何とか言うらしいが忘れた。太古人類は飢餓を体験し、その記憶が糖尿病の引き金になったと聞いたことがある。私も今回の自粛で1kg太った。



 それだけではない。私の場合はコーヒーの量が増えた。ウーロン茶も良く飲むせいか、トイレの回数も多い。最近は夜中に3,4回起きた。それでもまた眠れるのだが、先日TVで標準的なトイレの回数は1日4回から8回と聞いて驚いた。私はその倍はトイレに行く。糖尿病の場合も自然に体が水分を欲するあまり、トイレに通うとも聞いた。そして一番の成人病対策は、食べないことだそうだ。ふ~む。



 郵便局の配達の人が来た。「安倍のマスクか」と聞くと、まだらしい。届いたのは「大人の休日倶楽部」の会員証。4社から毎月ツアーの冊子が届くが、もう4か月ほどツアーの申し込みをしていない。そして困ったツアー会社が「通信販売」に力を入れ出した。それでも私は買わない。新聞には「お願いです〇〇で買って下さい」のチラシ。マスクもかなり値下がりした。それでも私は買わない。



 町内会から今月の清掃のお知らせと敬老懇談会のお知らせが届いた。そして町内会の会費の集金も。わが家が班の当番になるのは3年先。それまで元気でいられるかどうか。6月の俳句教室へは、体温を測ってから来るよう連絡あり。提出する作品を清書する必要があるが、まだ先で良い。共済組合から通知が来たが、本人死亡以外は無関係みたい。市の広報、県の広報も見るべき情報は皆無。



 TVのドキュメンタリー番組で、沖縄本島北部やんばるの森(左)に棲む天然記念物のヤンバルクイナ(右)の数が少し増えて来たとの朗報。それも最近は人工飼育で卵から育て、野生に戻す活動をしている由。その野生化した雄が野生の雌と番になり、卵を産んだことも分かった由。琉球大学に転勤し、ヤンバルテナガコガネ、セマルハコガメ、ノグチゲラの天然記念物の名前も知った。



 何年か前にやんばるの東海岸を一人で走った時、ヤンバルクイナの天敵であるマングースを生け捕りにする檻(おり)を設置している作業を偶然見かけた。捨て猫や捨て犬が野生化してヤンバルクイナを襲うことも知った。その犬猫も大分減った由。そして30年前にやんばるを訪れた際に匂いを嗅いだイジュの花(ツバキ科ヒメツバキ属)の清楚な姿と香りが今も忘れられない。



 別のドキュメンタリー番組でロシアのカムチャッカ半島にあるクリュチェフスカヤ山のことを知って驚いた。何と富士山よりも富士山らしい美しい円錐形の山。これが活火山で十数年前にも爆発してることにも驚いた。そして標高が4700mから4800mと言うのに3度ビックリ。噴火する度に溶岩が噴き出、今でも70mくらい盛り上がるため、正確な標高が測れない由。


         <カムチャッカ川>            <国後島の爺爺岳>

 取材陣が写したカムチャッカ川の名を聞いて驚いた。幕末に白子(三重県)の千石船がアリューシャン列島に漂着した際、カムチャッカ半島に渡り、首都ペテルブルグに向かうために遡ったのがその川なのだ。大黒屋光太夫らの苦労は吉村昭の歴史小説で知った。井上靖の「おろしあ国酔夢譚」は映画化された。右は北方領土国後島のチャチャ岳。北方領土の早期返還を切に望むが、ロシアはしたたかだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.06.03 00:00:17
コメント(6) | コメントを書く
[生活雑記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: