マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2021.03.16
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カテゴリ: 東日本大震災
~わたしと福島~



 これは福島県の地図だが、福島は大きく3つに分かれている。オレンジ色の地方が「会津」で最大の都市が会津若松市。猪苗代湖や磐梯山などの観光地がある。グリーンの地方が「中通り」で、ここには県庁所在地である福島市、郡山市、白河市など人口が密集し、東北新幹線が通り阿武隈川が流れている。海岸部の「浜通り」は東日本大震災で大きな被害が発生し、津波や福島原発の放射能事故で、たくさんの人が故郷を失い、今も全国各地での避難暮らしを続けている。福島県の死者は1614名に上った。

  いわき市

 浜通りの最南端にあるのがいわき市。勿来などの市町村が合併して、高山市が日本一広い市になる前はいわき市が最大の市域を誇っていた。常磐線で東京方面から来ると、真っ先に勿来周辺で「いわき明星大学」の看板が目についた。今は「医療創生大学」と名称も学部構成も変更したようだ。さて上の写真で見える範囲がほぼ「いわきサンシャインマラソン」のコースだと思って差し支えない。山あり海ありの変化に富んだ結構ハードなコースで、私は3回参加したはずだ。

   磐梯山と猪苗代湖  

 磐梯山と猪苗代湖が見えるコースを走るウルトラマラソンがあった。名称やコースは毎年のように変わったが、私は5回ほど参加したはず。アップダウンの厳しい磐梯山を一周した後に、結構アップダウンのある猪苗代湖を一周するのはきつかった。右に見えている国道もコースの一部で、とても懐かしい。ほとんどが100kmだったが、60kmの時もあった。また「東山マラソン」では20kmを走った。

 中通りのマラソンは「飯坂もにわっこマラソン」(フルマラソン)のみだが、自宅からJR福島駅までを練習で80km走った。浜通りでは「相馬野馬追いマラソン」(ハーフ)も走った。

  事故前の福島原発

 常磐線沿線の風景で懐かしいのは、原町の通信基地や東京電力の福島原発。あの美しかった建物が、大震災で大きな被害を出した。元々標高20mあった敷地をわざわざ10mまで掘り下げたと聞く。もし20mのままだったら津波の被害も小さく、全電源喪失もせずに済んだかも知れない。スリーマイル島事故の教訓を生かせなかったのは東京電力の重大な怠慢で、批判されて然るべきだ。

   相馬市松川浦大橋   

 浜通りの相馬市までは、自宅からマウンテンバイクで2回行ったことがある。往復で100kmほどだが、海岸沿いで平坦なので割と楽だった。その松川浦が東日本大震災が大きな被害をを受け439名の死者を出している。宮城県南部の海岸部でも大きな被害が出たが、先日の福島県沖地震でも東日本大震災を上回る大きな被害を出したのが気の毒だ。<続く>





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Last updated  2021.03.16 00:00:09
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