マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2021.07.28
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カテゴリ: スポーツ関係
~オリンピックに台風接近~



 なんだかんだあって、すったもんだの東京オリンピックだった。「開会式」当日まで新国立競技場付近で「オリンピック反対」運動そしていた市民たち。あれが一つの象徴だった。そして外国からやって来た各国の選手や関係者の中からもコロナ感染陽性者が出たりしたことも心配の種ですね。でも選手たちは連日各種目で健闘しています。このまま無事最終日まで進んで欲しいです。そして引き続きパラリンピックも無事開催して、成功してほしいですね。




 さて、新型コロナ感染と共に心配されるのが台風8号の進路と被害です。小笠原諸島東方で発生した台風8号は居座る太平洋高気圧の影響を受けて、その裾を巡り反時計回りで日本列島に接近中です。今後の進路予想では東北地方に上陸し、関東地方にも影響しそうとのこと。アジア以外から来られた選手たちは、初めて経験する台風。大会運営に強い影響が出ないことを祈っています。



 さて、なかなかお伝え出来なかった新種目。卓球の男女混合ダブルス戦のことが気がかりでした。卓球の世界では何と言っても中国が世界一の実力者。水谷隼(32歳)と伊藤組美誠(20歳)のペアも、決勝の対戦相手の中国ペアにはこれまで4連敗だったそうですね。ところが予想を覆して水谷・伊藤ペアが決勝まで勝ち進み、接戦の末4対3で初優勝し見事金メダルをゲットしました。

 本来なら無観客の会場に30名ほどの中国人観客が入って、大声で声援するなどの違反行為を繰り返しました。それでも堂々と戦った2人。中国の放送では日本に反則があったと訴え、逆に香港では日本が中国を下したことに大喜びする姿が観られたそうです。



 この2人は静岡県磐田市出身で、ご近所同士。水谷選手の父母が経営する卓球教室に伊藤選手が初めて来たのは5歳か6歳の頃だった由。2人はそれ以来の同志。その後水谷が東京へ行っても、帰省する度に美誠選手を「おんぶ」していたそうです。そして晴れてのペア結成。冷静な水谷と強気な伊藤。お互いを知り尽くし最後まで信じあい、カバーし合った見事な優勝。二人はきっと結婚するのではなんて思ったことでした。



 栄光の陰には挫折もある。女子重量挙げ49kg級にエントリーしていた三宅宏美選手ですが、試技でついに記録なしと終わり、即引退表明しました。父も伯父もオリンピックメダリストと言う重量挙げ一家に育って、十代の頃から激しいトレーニングと過酷な減量を重ねて来ました。そして金と銅メダルをゲット。5回連続出場と3回連続メダルの期待がかかった「地元東京」でしたが、きっと心身の限界だったのでしょうね。宮城県出身だったので、彼女の苦労は身に沁みていました。宏美さんどうもお疲れ様でした。今やゆっくり休んで、早く体調を回復してくださいね。



 開会式を撮った写真がまだ40枚上残っているが、少しも載せる気が起きないでいる。あの薄っぺらい「演出」に比べたら、世界の超一流選手たちが競い合い、勝利を目指す激しい戦いを目の当たりにしたら、比べようもない感動の連続だ。体調を整え食事と睡眠に留意しながら、今日も出来るだけ多くの競技をTVで観戦したいものだ。それが私にとっての「東京オリンピック」。かけがえのない思い出だ。



 朗報が届きました。女子サーフィンで都筑有夢路(つずきあむろ)選手が地元の利を得て銅メダルを獲得しました。台風接近で波の状態は良くなかったみたいですが頑張りましたね。おめでとうございます。



 続いて男子サーフィンにも朗報です。台風8号襲来を控えて急遽1日前倒しした決勝戦でしたが、地元の海を熟知する五十嵐カノン選手が、見事銀メダルに輝きました。男女とも新しい種目にメダルゲットとは実に愉快。日本の若者たちに心から盛大な拍手を送ります。

号泣 その一方、女子テニスシングルスで大坂なおみ選手が3回戦で敗退しました。開会式の日は深夜近くまで競技場に残り、最終ランナーと聖火台に点火する大役を果たした彼女。全仏オープンでは体調不良で試合続行を断念。よほど心身の疲れが抜けなかったのでしょうね。どうもお疲れ様でした。




 女子重量挙げ59kg級で安藤美希子選手が銅メダルを獲得しました。女子の重量挙げでメダルを獲ったのは引退した三宅宏美選手以来のことでした。まさに「悲願のメダル」。きっと三宅選手も喜んでいたことでしょう。良かったね安藤選手。





 やりました。やりました。13年ぶりにオリンピック種目になったソフトボールで、日本チームが優勝し、金メダルを獲りました。決勝戦の相手のアメリカは強敵でした。そしてアメリカの選手の中には北京オリンピックでソフトボールが無くなった後、ソフトから去った選手もおりました。ただこの日を信じて日本に残り日本のチームでプレーしていた選手もいるのです。その意味では日米の選手たちは苦労を共にしたのですね。選手の皆さん、どうもお疲れ様でした。これが五輪でのソフトボールの見納めでしょうか。








 金メダルー日本、銀メダルーアメリカ、銅メダルーカナダでした。たくさんの感動をもらったソフトボールの各試合。私も連日大興奮でした。

    

 男子柔道81kg級で永瀬貴規選手が金メダルを獲りました。このクラスではほっそりとした感じの永瀬選手でしたが辛抱して検証戦まで進み、延長戦で最後に切れ味鋭い技を出しての決着でした。このクラスでのメダルはリオでの同選手の銅メダル。今回はその時の悔しさを励みにトレー人して来た由。しかも男子は4日間連続での金メダルゲットですから立派ですね。今日(27日)もブログの構成に苦しみつつ、オリンピックを楽しんだ一日でした。どうぞ台風が無事に通過しますよう。





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Last updated  2021.07.28 06:12:31
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