マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2021.10.16
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カテゴリ: 生活雑記
~決断の後に~




 大掃除をしようと思ったのは確か1か月ほど前だった。離婚して4年半。家の中がかなり汚れていると感じていた。もちろんたまには掃除もするが、後期高齢者の寡がする掃除の範囲は限られている。それにこの家を建ててから24年目。4回ほどリフォームし、一応見た目はきれいなのだ。だが、ガラス窓、網戸、バスルーム、キッチンの汚れが目立っていた。外階段やガレージの汚れも気になる。

       

 もちろん自分では出来ないし、掃除の道具もない。それで専門業者に来てもらって見積もりを取った。ガラス窓大小合わせて44枚。網戸22枚。居間の空調機、風呂場、台所、ベランダ、そして外階段とガレージの高圧洗浄。人数が3~5名なら1日で完了する由。価格は17万円あまり。ちょうど検査入院してそれくらいの保険が下りたので、それを充てたら良いと考えた。自分へのご褒美だ。




 その日が昨日の金曜日。ちょうど晴れていて良かった。朝9時にはピンポンとチャイムが鳴って業者の方がやって来た。いずれも若い人。女性が3名と男性が2人。上は掃除道具の一部。私は前もって台所と風呂場の中の邪魔になるものをどけていた。




 プロにはプロの手順がある。それぞれの担当を決め、マニュアルに従って作業開始。数が多い窓は、まず網戸を外すことから始まった。私は邪魔にならないよう窓際のデスクや長机を移動し、PCを開ける場を確保していた。その準備がきっと良かったのだろう。だが困ったことが起きた。晴れて暖かい日に窓を開けっ放しにしておくと、蚊がどんどん入ってくるのだ。しかもジッと動かない私は良い標的だ。



 空調機は取り付けてからまる9年。さほど汚れていないだろうと思っていたのだが、さにあらず。専門の人が丹念に掃除してくれたお陰できれいになった。オプションで抗菌加工もしてもらったので安全。一人暮らしなのでさほど心配はないのだろうが。



 それでもやってもらって良かった。バケツの水がこんなにも汚れていたのだ。お金はかかっても気持ち良く過ごせるのが一番だ。




女性の方もそれぞれの持ち場で大奮闘。脚立を使う場所もあるので、転倒には要注意。お昼は全員外へ出て行った。家人に対する気づかいと同時に、きっと彼らの生理現象対策でもあるのだろう。かっきり1時間後には帰って来て、再び大掃除が始まった。私は彼らがいない間にパンをかじり、コーヒーを飲んだ。とても貧しい昼食だったが、楽をしているわたしに不満はなかった。



 左は高圧洗浄中の郵便受け前。乾いた後はとてもきれいに変身していた。右は勝手口の「はめ込み式」の網戸を外す業者の男性。こんな面倒な構造の扉を素人が掃除するなんて到底無理な話。夕方の5時に全作業が終了し、私は全てを点検。書類に確認印を押して渡した。彼らが帰った後は、掃除前の状態に戻した。それからブログを書き始めた。やはり何もしなくても疲れた感じ。暖かいお風呂に入って寝よう。



 解散後の岸田総理の記者会見だが、私はとても丁寧で良かったと感じた。菅さんとは違って自分の言葉で、しかも何も見ずにしゃべり、話の内容にも温かみを感じた。これもきっと彼の人柄なのだろう。以前はどこか神経質で弱弱しい感じを受けたが、今では日本を率いる強い覚悟を感じる。人は志を持つかどうかで変わる。それが一国の総理ならなおさらのこと。口だけの人間はすぐに化けの皮が剥がれるだろう。





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Last updated  2021.10.16 00:00:09
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